2019年8月30日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万0460円93銭(-18円49銭)

◆市場分析
日経平均は反落。

前日小幅高で寄付きましたが、買いが継続せず
マイナスに転落。

断続的に売りが続き、午前10時45分には2万0361円12銭
(前日比118円30銭安)まで下落。

その後、大きなリバウンドはないものの
下値を固めた形で前引けに。

後場に入ると2万0400円台まで戻し、
横ばいの値動きに発展。

徐々に下げ幅を縮小する動きとなりましたが、
プラス圏には一歩届かず取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比-18円49銭安
の2万0460円93銭で終了。

値上がり銘柄数は919、
値下がり銘柄数は1112、
変わらずは109でした。

28日の米国株式が反発した動きを受けて買いが
先行しましたが、買い手掛かり材料難のなか、
戻り待ちの売りに上値が重い展開となりました。

為替市場では、日経平均株価や上海総合指数の
軟調地合いを受け、円買いに振れやすい
流れとなっているようです。

市場では「目先的には米長期金利の下げ渋りや
米国株高を意識してドル・円は底堅い動きを
見せる可能性がある」(中堅証券)との声も。

米中貿易摩擦問題や米債の利下げ思惑の影響など、
外部環境に振らされる期間が続くとみられ、
投資家の意欲が戻るまでには時間がかかりそうです。

◆国内の主なスケジュール
7月完全失業率(8:30)
7月有効求人倍率(8:30)
8月都区部消費者物価指数(8:30)
7月商業動態統計(8:50)
7月鉱工業生産(8:50)
7月住宅着工統計(14:00)
《決算発表》
アイ・ケイ・ケイ、東和フード、大和コン、トリケミカル、ダイサン、ACCESS、共和工業、巴工業、内田洋、アインHD

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 26362.25USD (+326.15)
[ナスダック] 7973.39ポイント(+116.51)
[シカゴ先物] 20705(ドル建て)、20705(円建て)

◆NY市場分析
29日のニューヨーク株式相場は、米中の貿易協議の進展期待から続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比326.15ドル高の2万6362.25ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は116.51ポイント高の7973.39で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比878万株の7億5618万株。中国商務省の報道官は29日、9月上旬に予定されている米中の閣僚級貿易協議について、双方が話し合いによる調整を続けていると表明。両国による追加関税拡大の発動を9月1日に控えて協議開催を危ぶむ声があったが、報道官は「冷静な態度で問題を解決したい」と強調。対米批判が抑制的だったことから、貿易戦争激化への警戒感が和らいだ。

また、朝方発表された4~6月期の米実質GDP(国内総生産)改定値は前期比2.0%増と速報値(2.1%増)からわずかに下方修正。米景気の後退懸念が強まり、1%台の成長に落ちるとの見方も一部で出ていただけに「底堅い景気動向を確認できた」(準大手証券)と安心感が広がった。特に経済のけん引役である個人消費が4.7%増と速報値(4.3%増)から上方修正されたことも好感された。

また、2019年5~7月期(第2四半期)決算が好調だった米ディスカウントストア大手ダラー・ゼネラルが相場をけん引。対中制裁関税の影響を受けながらも20年1月通期の利益見通しを上方修正したことが買い材料となり、同社株は急伸した。

個別銘柄(暫定値)では、ダラー・ゼネラルが10.7%高、メーシーズが2.0%高。フェイスブックが2.1%高、アップルが1.7%高、キャタピラーが2.5%高だった。一方、ベスト・バイが8.0%安、アルトリア・グループが3.5%安、フィリップ・モリス・インターナショナルが2.2%安だった。

◆海外市場スケジュール
米7月個人消費支出・個人所得(21:30)

○今週注目ポイント
通商問題
日本雇用統計
為替レート