2019年9月17日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1988円29銭(+228円68銭)

◆市場分析
日経平均は9日続伸。

朝方から買いが先行。

前日比150円程高く始まりますが、
寄付き直後から売りに押され上げ幅を縮小。

一巡すると徐々に回復傾向になり、買いが優勢に。

その後もジリジリと上げ続け、
10時35分には2万1999円18銭(前日比239円57銭高)まで上昇。

後場に入ってからも強さを維持しつつ、さらに上値を追う展開に。

引けにかけて2万2000円台を上回りましたが、
キープまではできずに取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比228円68銭高の2万1988円29銭で終了。

値上がり銘柄数は1555、
値下がり銘柄数は527、
変わらずは69でした。

ECB(欧州中央銀行)の量的緩和再開や米中貿易協議の進展期待を背景にした12日の米国株高、円安・ドル高を受け、買いが先行。

「トランプ大統領、中間層への減税を計画」との外資系メディア報道が支援要因となり、株価指数先物買いを交えて上げ幅を拡大。取引時間中としては5月7日以来となる2万2000円台回復となりました。

市場からは「短期的には過熱感が強まっている」(中堅証券)との声も聞かれ、
上値を意識されやすくなる可能性も。

東証1部の騰落レシオが13日の取引時間中には120%を超えており、
連騰に対する警戒感も広がりやすい状況になっていくとみられます。

◆国内の主なスケジュール
8月首都圏マンション販売(13:00)《決算発表》大盛工業、ツルハHD、システムディ、アークランド

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 27076.82USD (-142.7)
[ナスダック] 8153.54ポイント(-23.17)
[シカゴ先物] 21790(ドル建て)、21745(円建て)

◆NY市場分析
週明け16日のニューヨーク株式相場は、サウジアラビアの石油施設への攻撃で緊迫する中東情勢を警戒し、9営業日ぶりに反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比142.70ドル安の2万7076.82ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は23.17ポイント安の8153.54で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比9297万株増の9億5700万株。
国営石油会社サウジアラムコの石油関連施設が14日、無人機の攻撃を受け、同国の産油量のおよそ半分に当たる日量570万バレルの生産が停止。国際石油市場では供給不安から原油価格が急騰した。米中の通商摩擦激化で減速している世界経済の成長を原油高が一段と押し下げるとの懸念から、世界的に投資家のリスク回避姿勢が強まり、ダウも一時190ドル近く下落。燃料高による収益の押し下げ懸念からデルタ航空など航空関連株が売られた。

今週最大のイベントである17、18両日の連邦公開市場委員会(FOMC)では利下げが確実視されている。しかし、原油高で物価が上昇すれば、連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを続けづらくなるとの思惑も広がった。

一方、原油高を受けて、エクソンモービルなどエネルギー株は上伸した。シェールオイル増産で米国は海外からの原油輸入に依存しなくなっており、中東情勢の緊迫化の影響は限定的との見方もある。「原油価格の低迷でエネルギー企業の業績が圧迫されていた。しかし、原油高で収益が回復し、設備投資も拡大すれば、米経済にとって悪いことばかりではない」(大手証券)との指摘も出ていた。

個別銘柄(暫定値)では、アメリカン航空グループが7.3%安、ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスが2.8%安、デルタ航空が1.6%安。ゼネラル・モーターズ(GM)が4.3%安、フォード・モーターが1.6%安。一方、チェサピーク・エナジーが15.7%高、マラソン・オイルが11.6%高、シェブロンが2.2%高、エクソンモービルが1.5%高。

◆海外市場スケジュール
独9月ZEW景況感指数(18:00)FOMC(~9/18)米8月鉱工業生産(22:15)米9月NAHB住宅市場指数(23:00)米7月対米証券投資(9/18 5:00)

○今週注目ポイント
通商問題
FOMC
日銀金融政策決定会合
サウジアラビア石油問題
為替レート