2019年9月19日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1960円71銭(-40円61銭)

◆市場分析
日経平均は反落。

朝方は小幅高で寄付き売り買いが交錯。

2万2000円に近づくと利益確定売りに押され
上値は限定的。

70円幅と狭い値幅で推移し、プラス圏は維持しますが
方向感の乏しい展開に。

後場に入ると若干売られる動きがみられ、
一時2万1942円03銭(前日比59円29銭安)まで下落。

その後は前場と同様に揉み合う形でヨコヨコの展開が
大引けまで継続し、取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比40円61銭安
の2万1960円71銭で終了。

値上がり銘柄数は1250、
値下がり銘柄数は792、
変わらずは109でした。

サウジアラビアが石油施設への攻撃で失われた
石油生産量の7割を回復したと報じられ、
米国株高の流れを好感して買いが先行。

一方で、イラン最高指導者のハメネイ師が
トランプ大統領との首脳会談に否定的な見方を示すなど、
中東情勢を巡る地政学リスクへの警戒感は根強いもよう。

日米金融イベントを控えていることで、
節目の2万2000円超えの水準では利益確定売りもあり
方向感に乏しい展開となりました。

明日発表される連邦公開市場委員会(FOMC)では
追加利下げが織り込まれているものの、
据え置きの可能性もあるため、結果を見極めたいところです。

◆国内の主なスケジュール
黒田日銀総裁会見
7月全産業活動指数(13:30)

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 27147.08USD (+36.28)
[ナスダック] 8177.39ポイント(-8.62)
[シカゴ先物] 21945(ドル建て)、21910(円建て)

◆NY市場分析
18日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が景気悪化の際には積極的に利下げに踏み切る考えを示したことで終盤で買い戻しが入り、小幅続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比36.28ドル高の2万7147.08ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は8.63ポイント安の8177.39で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3657万株増の9億2076万株。
米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日最終日となる金融政策会合で、市場の大半の予想通り、0.25%の利下げを決定。貿易摩擦や世界経済の減速、インフレ率の2%目標未達などを背景に「先行き不透明感が残っている」と利下げの理由を説明した。

FRBは「景気拡大持続のため適切に行動する」とし、今後の追加利下げも示唆。ただ、会合参加者17人による今後の金利見通しの中央値が、年内の利下げ打ち止めを示したことから、それまで軟調に推移していたダウは下げ幅を拡大。一時約211ドル安を付けた。

一方、パウエル議長が会合後の記者会見で、景気が一段と悪化すれば積極的に利下げに踏み切る考えを表明。株価は上昇に転じ、ダウはプラス圏に浮上して取引を終えた。

19日からワシントンで開かれる米中の次官級貿易協議を前に、協議進展期待に支えられ中国事業への依存度が高い銘柄の一角にも買い戻しが入った。

市場関係者は、金利見通しが「市場が期待するほどハト派でなかった」(日系証券)と指摘。さらに「参加者の間で見通しがかなり割れていたことから株価が不安定な動きを見せたが、議長会見を受けて買い安心感が広がった」(同)とも説明した。

個別銘柄(暫定値)では、JPモルガン・チェースが1.0%高など、金利上昇を好感し金融株に買いが入った。この他、アップルが0.9%高、マイクロソフトが0.8%高、ボーイングが0.6%高。一方、前日発表した決算の内容が嫌気されたフェデックスが12.9%安。AT&Tが1.1%安、化学大手ダウが1.0%安、キャタピラーが0.8%安。

◆海外市場スケジュール
米4-6月期経常収支(21:30)
米9月フィラデルフィア連銀景況感指数(21:30)
米8月景気先行指数(23:00)
米8月中古住宅販売(23:00)

○今週注目ポイント
通商問題
サウジアラビア石油問題
為替レート