2019年10月9日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1587円78銭(+212円53銭)

◆市場分析
日経平均は反発。

前日終値から130円程高く寄付いた後、
買いの勢いが続き、上昇傾向に。

9時45分頃から売られる場面もありましたが、
前引けにかけて更に上げ幅を拡大。

2万600円付近になると上値が重くなり始め、
後場は揉み合いの展開に。

大引けにかけて小幅もみ合い商状は継続しましたが、
高値圏を維持したまま取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比212円53銭高
の2万1587円78銭で終了。

値上がり銘柄数は1711、
値下がり銘柄数は372、
変わらずは70でした。

米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が
「いくつかの追加的な進展の可能性がある」
と語ったことで市場は好感。

米長期金利の上昇も追い風となり、
一時107円40銭台の円安を受けたことにより
東京市場は株高方向になる展開となりました。

薄商いのなか先物主導の動きとなっており、
市場全体としては盛り上がっていない様子。

日本時間8日深夜のパウエル米連邦準備制度理事会
(FRB)議長の講演を控えていることに加え、
米中協議に関する要人発言に注目が集まっていきそうです。

◆国内の主なスケジュール
9月工作機械受注(15:00)
《決算発表》
コメダ、イオン、ファミリーマート、ローソン、ウエルシアHD、ABCマート、イオン九州、MV東北、カネ美食品、ライク、ジーフット、トレファク、MV九州、U.S.M.H、スタジオアタオ、創通、ファンタジー、リソー教育、東京個別、ベル24HD、サンデー、MV北海道、イオン北海、コジマ、サイゼリヤ、三光合成、ライフコーポ、MV東海、MV西日本、AIT、イオンディライ、ミニストップ、ヤマザワ

【海外】
◆経済指数
[ダウ]26164.04USD (-313.98)
[ナスダック] 7823.78ポイント(-132.52)
[シカゴ先物] 21355(ドル建て)、21335(円建て)

◆NY市場分析
8日のニューヨーク株式相場は、米中貿易摩擦激化への懸念から大幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比313.98ドル安の2万6164.04ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は132.51ポイント安の7823.78で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2048万株減の8億5585万株。
米商務省は7日、中国がイスラム教少数民族ウイグル族らを弾圧しているとして、監視カメラ大手の杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)や新疆ウイグル自治区当局など28団体・企業への輸出を原則禁止すると発表した。これを受けて中国外務省は「内政干渉」(耿爽副報道局長)だと反発。10日にワシントンで始まる両国の閣僚級貿易協議への影響を懸念し、この日のダウは200ドル余り下げて始まった。

また、国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は8日、米中貿易摩擦を受けて「世界経済は同時減速している」と警告した上で、来週公表する最新見通しで今年の世界成長率が3.2%から下方修正されると明言。世界景気の先行きへの警戒感も株価を下押しした。

一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がコロラド州での講演で追加利下げに含みを持たせたほか、保有資産の再拡大に踏み切る考えを表明。発言を好感してダウが一時56ドル安まで下げ幅を縮める場面もあった。しかし、米国務省が少数民族の弾圧に責任のある中国政府当局者や共産党員の米国査証(ビザ)発給を制限すると発表したため、ダウは終盤にかけて下げ足を速めた。

市場関係者は「今回の米中貿易協議では8割ぐらいの確率で部分的な合意があると予想しているが、両国とも直前まで威圧し合っており、非常に先が読みにくい」(日系証券)と話した。

個別銘柄(暫定値)では、化学大手ダウとシスコシステムズが2.9%安、JPモルガン・チェースが2.2%安、IBMが2.1%安。エクソンモービルとキャタピラー、ウォルト・ディズニーが1.9%安で並んだ。一方、ウォルマートは0.3%高と、ダウ構成銘柄で唯一上昇した。4%高、エヌビディアが1.3%高だった。

◆海外市場スケジュール
ノーベル化学賞発表
FOMC議事録(9/17~9/18開催分)
米10年国債入札
休場:韓国

○今週注目ポイント
通商問題(米中閣僚級通商協議)
各企業決算発表
オプションSQ
ノーベル賞関連銘柄
為替レート