2019年11月15日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3141円55銭(-178円32銭)

◆市場分析
日経平均は反落。

朝方は買いが先行。

小幅高で寄り付いた後、ジリジリと売りが優勢となり
マイナス圏に突入。

その後、一時プラスに浮上する場面もありましたが、
11時頃に中国の経済指標の発表を期に大きく売られる展開に。

後場に入ると一段安となり、2万3100円を割るような
下値を試す流れに。

大引けにかけても、反動で買われるようなことはなく
軟調な値動きのまま取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比178円32銭安
の2万3141円55銭で終了。

値上がり銘柄数は371、
値下がり銘柄数は1726、
変わらずは57でした。

朝方はやや買いが優勢となり小反発して
取引を開始したものの、手掛かり材料に乏しいなか
方向感に欠け、前日終値を挟んだ動きに。

午前11時に、中国で10月鉱工業生産・小売売上高・
都市部固定資産投資が発表され、市場予想平均を
大きく下回ったことから中国景気の先行き警戒感が浮上。

上海総合指数が下げに転じたことなどから、
売りの勢いが強まる格好となり、軟調な相場となりました。

急ピッチで上昇してきた反動から、
利益確定に流れるムードが続いており、
落ち着くまでには日柄を要するものとみられます。

◆国内の主なスケジュール
特になし

【海外】
◆経済指数
[ダウ]27781.96USD (-1.63 )
[ナスダック]8479.02ポイント(-3.08)
[シカゴ先物] 23165(ドル建て)、23150(円建て)

◆NY市場分析
14日のニューヨーク株式相場は、シスコシステムズ株の急落が重しとなり小反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比1.63ドル安の2万7781.96ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は3.08ポイント安の8479.02で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8558万株減の7億4979万株。
シスコシステムズは前日夕の決算発表で、11~1月期が前年同期比3~5%の減収になるとの予想を示した。同社株は寄り付きから急落し、ダウ平均の下げを主導。コンピューターネットワーク機器大手の同社の需要減が示され、IT業界全体の業績にも懸念が広がった。

米中両政府が署名を目指す貿易協議の「第1段階」の合意に不透明感が漂っていることも、株価の上値を重くした。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは前日、中国が米国産農産品購入の数値目標を成果文書に盛り込むことに抵抗していると報道。英紙フィナンシャル・タイムズもこの日、署名に向けた米中の調整が難航していると報じた。

中国商務省の高峰報道官はこの日の記者会見で、両国が追加関税の撤回について「深く議論している」と発言したが、双方が撤回に合意したかどうかに言及しなかった。

一方、小売り世界最大手ウォルマートがこの日発表した2019年8~10月期(第3四半期)決算は、米国事業の好調などで前年同期比92.3%の大幅増益となった。ただ、同社株は序盤の買いの勢いが続かず、マイナス圏に沈んで引けた。

個別銘柄(暫定値)では、シスコシステムズが7.3%安、ウォルト・ディズニーが1.1%安、キャタピラーとアップルが0.7%安、ウォルマートが0.3%安。一方、ボーイングが1.4%高、ユナイテッドヘルス・グループが0.9%高、ホーム・デポが0.8%高、アメリカン・エキスプレス(アメックス)が0.6%高。

◆海外スケジュール
米10月輸出入物価指数(22:30)
米11月ニューヨーク連銀景気指数(22:30)
米10月小売売上高(22:30)
米10月鉱工業生産(23:15)

○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
為替レート