【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3343円51銭(-483円67銭)
◆市場分析
日経平均は大幅反落。
朝方は、新型肺炎の感染拡大が警戒され、
リスク回避の売りが先行しました。
前週末の米国株安に続き、
時間外取引で米株指数先物が下落し、
円高・ドル安も重しとなり、
前場早々に2万3317円32銭
(前週末比509円86銭安)まで急落しました。
一巡後は2万3463円89銭まで
下げ渋りましたが、戻りは限定され、
その後は上値が重く、
大引けにかけて安値圏で推移しました。
日経平均株価は、前営業日比483円67銭安
の2万3343円51銭で終了。
値上がり銘柄数は166、
値下がり銘柄数1961、
変わらずは32でした。
27日の東京株式市場は、中国発の新型肺炎の流行が拡大し、
日本や欧米で景気や企業業績が
悪化するとの懸念から売りが優勢でした。
投資家のリスク回避姿勢の強まりを反映して
一時1ドル=108円台後半に
円高・ドル安が進んだことも株式の値下がり材料となりました。
時間外取引で米国株先物も大幅に値下がりしたため、
市場関係者からは
「中国政府が感染者数の増加を食い止められなければ、
世界株安に進展しかねない」(国内運用会社)と
不安視する声が聞かれました。
新型肺炎による経済への影響が
しばらく続く見通しです。
◆国内の主なスケジュール
12月企業サービス価格指数(8:50)
40年国債入札
《決算発表》
信越化、エムスリー、オービック、OBC、日立化成、JFE-SI、リコーリース、SMK、東日システム、マクアケ、栄研化、医学生物、東洋機械、タカキタ、テセック、航空電、キヤノンMJ、京阪神ビ、フジ住、両毛シス、ディーエムエス、SE H&I、ユアテック、積水樹、タツタ線、富通ゼネ、リョーサン、総メディHD、アズーム、石原ケミカル、ニホンフラッシュ、エンチョー、杉村倉
【海外】
◆経済指数
[ダウ] 28535.8 USD (-453.93)
[ナスダック] 9139.31ポイント(-175.6)
[シカゴ先物] 23050(ドル建て)、23030(円建て)
◆NY市場分析
週明け27日のニューヨーク株式相場は、中国の新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で世界経済が減速するとの懸念から、大幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比453.93ドル安の2万8535.80ドルで終了した。終値としては約1カ月ぶりの安値となった。下落幅は一時、550ドル近くに達した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は175.60ポイント安の9139.31で終わった。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1億0918万株増の10億3972万株。
取引開始後、ダウ平均は急落した。売り一巡後は、やや値を戻したものの、安値圏でもみ合った。
中国の新型肺炎による感染者は約2800人に達し、死者は80人を超えた。米国でも感染者が5人確認されるなど、アジアだけでなく、世界各地に感染が広がりつつある。
市場では、人やモノの動きが鈍化し、世界経済の減速を招くとの懸念が台頭。投資家のリスク回避姿勢が強まった。中国関連株や航空会社、レジャー関連、金融株など幅広い銘柄が売られた。
米商務省が発表した昨年12月の米新築住宅販売件数が市場予想(ロイター通信調べ)を下回ったことも相場の重しとなった。
個別銘柄(暫定値)をみると、航空会社では、アメリカン航空グループが5.5%安、ユナイテッド・エアライン・ホールディングスが5.2%安。カジノは、ウィン・リゾーツが8.1%安、ラスベガス・サンズが6.8%安。キャタピラーの3.3%安、アップルの2.9%安、アメリカン・エキスプレスの3.3%安も目立った。金利が低下したことから金融株も売られ、シティグループが2.2%安、ゴールドマン・サックスも1.6%安だった。
一方、ファイザーが0.9%高、ジョンソン・エンド・ジョンソンは0.3%高だった。
◆海外スケジュール
FOMC(~1/29)
米12月耐久財受注(22:30)
米11月S&Pコアロジック・ケース・シラー・住宅価格指数
休場:香港(春節、~1/28)
○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
FOMC
米10-12月期GDP速報値
日本雇用統計
為替レート
