2020年3月6日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1329円12銭(+229円06銭)

◆市場分析

日経平均は続伸。  

朝方は買いが先行。

寄り付きの時点の同299円81銭高の
2万1399円87銭が高値となりました。

その後は上値が重い展開が続いた後、
上げ幅を取り戻す展開。

日経平均株価は、前営業日比229円06銭高
の2万1329円12銭で終了。

値上がり銘柄数は802、
値下がり銘柄数1265、
変わらずは95でした。

世界的な株価下落の主因である新型コロナウイルスは、
中国で感染者の増加ペースが鈍っていますが、
中国以外の国では感染が広がり続けており、
事態収束のめどは立っていません。

この日の日経平均は米株高に助けられて上昇しましたが、
1月下旬以降の値動きを見ると「急落後の底値での
もみ合いの範囲を出ない」(大手証券)

投資家がまだ強気になりきれていないことは、
東証1部の出来高が前日を下回ったことにも表れており、
しばらく下値不安は残るとの予想です。

◆国内の主なスケジュール
1月家計調査(8:30)
1月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
クミアイ化、カナモト、日駐、HEROZ、アスカネット、ファーマフーズ、鳥貴族、アールエイジ、ソフトウェアサー、ザッパラス、アイル、ハイレックス、Link-U、ケア21、インスペック、フジコーポ、マツモト、ファースト住

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 26121.28 USD (-969.58)
[ナスダック] 8738.6 ポイント(-279.49 )
[シカゴ先物] 20795(ドル建て)、20790(円建て)

◆NY市場分析

5日のニューヨーク株式相場は、米国内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを嫌気し、大幅反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比969.58ドル安の2万6121.28ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は279.49ポイント安の8738.60で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億7299万株増の14億8818万株。
米西部カリフォルニア州のニューサム知事は4日、新型コロナに感染した州内の患者1人の死亡を受けて非常事態を宣言。西部ワシントン州でも死者数は2桁に達した。東部ニューヨーク州でも感染者が22人に倍増するなど、米国内で続々と感染者が確認される中、この日の市場ではリスク回避の動きが加速。航空株など旅行・レジャー関連銘柄を中心に売られ、ダウの下げ幅は一時1147ドルに達した。

米議会上院は5日、新型コロナ感染拡大に伴う緊急対策を盛り込んだ予算案を賛成多数で可決。トランプ政権が想定していた額の3倍以上に当たる総額83億ドル(約8800億円)規模となった。ただ、予算規模は前日に明らかになっていたため、この日は買い材料視されなかった。

一方、比較的安全な資産とされる債券には買いが膨らんだ。長期金利の指標である10年物米国債利回りは一時0.899%と過去最低水準を更新。金利低下による利ざや縮小観測から銀行株の売りにつながった。

市場では「新型コロナの問題は先行きがどうなるか読めない。投資家はどの辺りで押し目買いを入れてよいか考えあぐねている」(日系証券)との声が聞かれた。

個別銘柄(暫定値)では、アメリカン航空グループが13.4%安、ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスが13.3%安、デルタ航空が7.2%安と急落。JPモルガン・チェースは4.9%安、ゴールドマン・サックスは4.8%安、バンク・オブ・アメリカは5.1%安となった。ダウ構成銘柄では、ユナイテッド・テクノロジーズが9.1%安、ボーイングが8.0%安と下げを主導した。

◆海外スケジュール
米1月貿易収支(22:30)
米2月雇用統計(22:30)
OPECプラス会合

○今週注目ポイント
通商問題
コロナウィルスの収束
米2月雇用統計
為替レート