2020年3月31日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万9084円97銭(-304円46銭)

◆市場分析

日経平均株価は反落。

前日比500円以上値を下げて寄り付いた後も
売りが優勢となり、さらに下値を模索する展開に。

午前10時05分頃には、
1万8578円20銭(同811円23銭安)まで下落。

その後、値を持ち直す場面もありましたが
買いの勢いは続かず、弱含む値動きに。

後場に入ってからは、安値を切り上げる動きとなり
徐々に下げ幅を縮小。

大引きにかけても、
マイナスながらも堅調に推移して取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比304円46銭安
の1万9084円97銭で終了。

値上がり銘柄数は492、
値下がり銘柄数は1620、
変わらずは34でした。

朝方は、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に
27日の欧米株式が大幅に下落した流れを受け、
リスク回避の売りが先行。

3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が3年半ぶり
低水準となるなど景気悪化を示す証拠がさらに出たことも
手仕舞う動きを加速させたもよう。

一時、1万8000円台半ばまで下落する場面も見られ
経済停滞の長期化懸念が下押しの要因となったようです。

市場からは「下げ相場だが、日経平均は配当落ち分を含めて
1万8500円以上をキープしており、そんなに悪くない。

もっとも、東京で新型コロナ感染者数が増加し続けており、感染爆発となれば下ブレの可能性が出てくる」(中堅証券)
との声もあるようです。

◆国内の主なスケジュール
2月失業率(8:30)
2月有効求人倍率(8:30)
2月鉱工業生産(8:50)
2月商業動態統計(8:50)
2月住宅着工統計(14:00)
2年国債入札
《決算発表》
トシンG、TAKARA&C、パレモ・HD、YE DIGIT、KTK、テクノアルファ、日本エンタ、ヤマシタヘルケア、日プロセス、アルテック

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 22327.48 USD (+690.70)
[ナスダック] 7774.15ポイント(+271.77)
[シカゴ先物] 19335(ドル建て)、19060(円建て)

◆NY市場分析

週明け30日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する米経済対策の効果への期待から反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比690.70ドル高の2万2327.48ドルで終了した。ただ、米国では週末に感染者が急増しており、警戒感から取引開始後に一時マイナス圏に沈む場面もあった。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は同271.77ポイント高の7774.15で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1億8103万株減の12億4468万株。

米国では先週、個人への現金給付や打撃を受けた企業への支援策を盛り込んだ経済対策が成立した。先週末は下落したものの、先週一週間の上昇幅は2000ドルを超えた。30日も対策への期待が広がり、買いが先行した。

米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は同日、新型コロナに対するワクチンの臨床試験を9月までに始めると発表。実用化への期待から同社株が8.0%上昇。ヘルスケア関連部門全体も値を上げ、相場をけん引した。

マイクロソフトなどのハイテク関連株や金融株も上昇した。四半期末を前に、「投資家の持ち高調整による売買がみられた」(市場関係者)との声もあった。

一方、米ジョンズ・ホプキンス大学の集計では、米国の感染者数は先週末以降に急増し、15万人を超えた。トランプ米大統領は、外出などの行動自粛要請を4月末まで延長する方針を表明。経済活動縮小の長期化による景気悪化への懸念が根強い。

投資家の不安心理を示す「VIX指数(恐怖指数)」は、50台後半に低下したものの、節目となる20は大きく超え、依然高水準だ。

個別銘柄(暫定値)では、ゼネラル・エレクトリック(GE)が3.5%高、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が2.0%高、マイクロソフトが7.0%高、エクソンモービルが1.5%高、アップルが2.9%高、ウーバー・テクノロジーズが2.0%高、インテルが6.0%高、フェイスブックが5.8%高。一方、フォード・モーターが3.0%安、ボーイングが6.0%安、アメリカン航空グループが12.8%安、カーニバルが11.2%安、ロイヤル・カリビアン・クルーズが13.7%安だった。

◆海外スケジュール
中国3月製造業 PMI(10:00)
米1月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米3月消費者信頼感指数(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルスの収束
米雇用統計
為替レート