2020年4月2日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万8065円41銭(-851円60銭)

◆市場分析

日経平均株価は3日大幅続落。

寄り付きは、売りが優勢。

直後からも下値を探る値動きとなり、
午前9時10分頃に1万8517円47銭(前日比399円54銭安)
まで下落。

その後、安値圏では買い戻しの動きが見られ
徐々に下げ幅を縮小。

後場に入ってからは、徐々に安値を切り下げ
前場の安値を下回る展開に。

大引けにかけては、やや買われる場面もみられましたが
値動きに不安を残したまま取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比851円60銭安
の1万8065円41銭で終了。

値上がり銘柄数は100、
値下がり銘柄数は2056、
変わらずは10でした。

きのう3月31日の弱い動きや、現地同31日の米国株式が
反落した動きなどから売りが先行。

一巡後は、下げ渋る動きをみせるなか、
中国3月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)が
市場予想平均を上回り見直し買いを誘ったもよう。

しかし、為替市場で円高方向に振れていることが
重しとなり軟調な展開となりました。

市場からは「米トランプ大統領が、景気対策として2兆ドル
規模のインフラ投資を進める考えを示したこともあり、
底堅い動きとなったようだ」(中堅証券)との見方も。

依然として不安定な相場展開となっていますが、
ポジティブニュースもあがっており、
安値圏での押し目買いも増えていきそうです。

◆国内の主なスケジュール
3月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
《決算発表》
キユーピー、平和堂、ナガイレーベ、不二越、カネコ種、アヲハタ、三協立山、毎コムネット、北恵

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 20943.51 USD (-973.65)
[ナスダック] 7360.58ポイント(-339.52)
[シカゴ先物] 17805(ドル建て)、17585(円建て)

◆NY市場分析

1日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスによる死者数が急増するとの見通しを受けて懸念が強まり、大幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比973.65ドル安の2万0943.51ドルで終了した。下げ幅は一時1100ドルを超えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同339.52ポイント安の7360.58で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4億5093万株減の13億6088万株。

米ジョンズ・ホプキンス大学の集計では、米国の新型コロナ感染者数は20万人を突破し、急速に増え続けている。米政府当局者は前日夜、米国の死者数が10万~20万人に達する可能性を指摘。トランプ米大統領は「地獄の2週間になるかもしれない」と危機感を示した。市場では、想定以上に感染が広がり、景気悪化がより深刻になるとの懸念が台頭。投資家はリスク回避姿勢を強め、引けにかけて下げ足を速めた。

ほぼ全業種が売られる全面安の展開。旅行需要減に苦しむ航空株や航空機製造大手ボーイングが安い。長期金利低下で利ざや縮小が見込まれる金融株も売られた。

米サプライ管理協会(ISM)が発表した3月の米製造業景況指数では、新型コロナの影響で、3カ月ぶりに景気拡大と縮小の節目となる50を下回った。特に新規受注が11年ぶりの低水準に落ち込み、「景況指数の数字以上に経済は悪化している」(市場関係者)との見方が広まったことも、株価下落に拍車を掛けた。

個別銘柄(暫定値)では、カーニバルが33.2%安、フォード・モーターが8.8%安、ゼネラル・エレクトリック(GE)が11.3%安、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が6.7%安、アメリカン航空グループが12.3%安、デルタ航空が16.5%安、ボーイングが12.4%安、モルガン・スタンレーが7.0%安、HPが14.5%安、ゼネラル・モーターズ(GM)が7.3%安、ジョンソン・エンド・ジョンソンも1.7%安だった。

◆海外スケジュール
米2月貿易収支(21:30)
米2月製造業受注(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルスの収束
米雇用統計
為替レート