2018年6月14日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
昨日の日経は続伸。

NY市場はほぼ変わらずでしたが、為替市場での円安を背景に底堅く推移していた一日でした。

FOMC前に円買い・ドル売りの巻き戻しの動きが入って円安に傾いていたと思われます。

さてそのFOMCですが、追加利上げを発表。年内さらに2回の追加利上げを見込んでいるようです。

さらに19年も3回の利上げを見込んでいるようですが、個人的には来年も今の経済状況を米国が維持出来ているかどうかは疑問符がつくところです。

米国はトランプ大統領が大規模な減税を行った事で、財政赤字が増えてますのでそれをどう穴埋めするかで、海外からの輸入商品に関税をかける事で軽減させようとしています。
さらには今回の中間選挙をかなり意識していますので、そう簡単にこの追加関税問題が収束するわけはないと思います。

米国経済はこれからが正念場と考えておいた方が良いと思います。

中間選挙までは大きく崩れることはないでしょうから、米国市場が崩れてくる可能性があるのは9月あたりだと思われますので、その時期が来たらまたその時に詳しく解説したいと思います。

◆スケジュ―ル
14(木)
日銀金融政策決定会合(~6/15)
5月首都圏新規マンション発売(13:00)
《決算発表》
丸善CHI、Bガレージ、菊池製作、バロック、エニグモ、ジャストプラ、Mマート、ラクスル、サンバイオ、SAMURAI、オハラ、ファーストロジ、ライクキッズN、鎌倉新書、アルデプロ

【海外】
◆全体指標
[ダウ] 25201.20USD (-119.53)
[ナスダック]7695.70ポイント(-8.09)
[シカゴ先物]22840(ドル建て)、22800(円建て)

◆NY市場分析
NYですが、FOMCで追加利上げが発表されさらに年内に後2回の利上げが示された事や、ウォール・ストリート・ジャーナルが午後にトランプ米政権が中国からの輸入品への追加関税を早ければ15日に発動する可能性があると報じた事などから続落という動き。

今週末は日本で言うところメジャーSQですので、そこまでは大きな崩れはないと見ますが問題はその後です。

◆先物戦略
本日の日経先物ですが、NY市場の下落をうけて売り先行のスタートが予想されます

◆先物節目
22740・22830・22860・22900・22940

◆海外市場スケジュール
14(木)
中国5月鉱工業生産(11:00)
中国5月小売売上高(11:00)
中国5月固定資産投資(11:00)
ECB理事会
FIFAワールドカップロシア大会(~7/15)
米5月小売売上高(21:30)
米5月輸出入物価指数(21:30)
米4月企業在庫・売上高(23:00)
《米決算発表》
アドビシステムズ

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