2018年6月15日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
昨日の日経は大幅反落。
NY市場が下落した事や為替市場での円高が要因でした。

FOMCでは、利上げが発表され追加利上げ観測も出ましたが発表後はザラ場では戻す動きになっていましたが、

トランプ大統領が15日にも中国に追加関税を発動するという報道で引けにかけて売られておりましたので、

米国市場はこの中国との貿易摩擦懸念を嫌気した下落という事になります。

為替市場においてはFOMCまで円安で推移した事を考えますと、材料出尽くしで円高になったという事だと思います。

テクニカルからですが終値で22690円を割り込むと一旦下値を試しに行く動きが予想されます。

今の相場は材料や投資家心理で大きく動きますので、本日の日銀金融政策決定会合も注目です!

次の狙い目は22500円どころ。ここまで下げれば先物・日経レバは購入もありですね。。

◆スケジュ―ル
15(金)
黒田日銀総裁会見
住宅宿泊事業法(民泊新法)施行

【海外】
◆全体指標
[ダウ] 25175.31USD (-25.89)
[ナスダック]7761.04ポイント(+65.34)
[シカゴ先物]22870(ドル建て)、22835(円建て)

◆NY市場分析
NYですが、ECB理事会で量的金融緩和を年内に終了すると決めたが、来年夏まで利上げしない方針も示した事で欧州市場が上昇してその流れで買い先行でスタートになりました。
しかし、15日も発動されるという中国への追加関税懸念からマイナス圏へ沈み小幅ながら続落という動き。

◆先物戦略
本日の日経先物ですが、NY市場は下落も為替市場は円安で返ってきた事をうけて買い先行のスタートが予想されます。

本日は、国内は日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されています。

中国への追加関税発動に関する発表も出てくる可能性があります。

日銀金融政策決定会合はおそらく現状維持で市場への影響はほぼないと見ておりますが、やはり気になるのが中国への追加関税問題。

現時点では詳細分からず、追加関税発動などとなると相場には大きく影響が出てくる可能性がありますので、本日は先物デイは見送り。

とりあえず、22500円どころまで突っ込みを待つスタンス!

◆先物節目
節目掲載見送り。

◆海外市場スケジュール
15(金)
米6月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
米5月鉱工業生産(22:15)
米5月設備稼働率(22:15)
休場:シンガポール、マレーシア、トルコ

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