2018年6月22日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
昨日の日経は大幅続伸。

NY市場は下落も先物市場での意図的な買い仕掛けによる上昇という動きでした。

現物株は日経寄与度の高い一部の銘柄のみが買われて、値上がり713値下がり1303という現物株を見渡してみれば下げている印象の強い一日でした。

お伝えしておりますように、現在は全く方向性が出ておりません。

下げると思えば上がる。

上げると思えば下げる。

目先の指数プレイヤーが日経指数を動かしている相場であり、非常に質がよくない相場です。

こういう相場で売買を行うと資産を減らす結果になりますので、今は方向性が出るのを待つというスタンスがベストだと考えます。

テクニカルからでは、日経指数は25日線抜けてますが先物は抜けておりません。

つまりロングの買いが入っていないので抜けれないのです。

短期筋が動かしているために、目標は25日線でありそこまでくると手仕舞いに動くからです。

現状は25と75日線の間で動いておりますが、現状ロングの買いは22000円どころの突っ込み待ちです。

個人的な考えですが、先読みすれば7月あたりから相場は大きく動くのではないかと思います。

◆スケジュ―ル
22(金)
5月消費者物価指数(8:30)
4月全産業活動指数(13:30)
《決算発表》
サツドラHD

【海外】
◆全体指標
[ダウ] 24461.70USD (-196.10)
[ナスダック]7712.95ポイント(-68.56)
[シカゴ先物]22425(ドル建て),22395(円建て)

◆NY市場分析
NYですが引き続き米中貿易摩擦懸念から続落という動き。

EUも報復関税に動き、中国も報復関税を示唆しております。

ドイツ自動車大手ダイムラーが、中国が米国からの輸入車に関税を課すことから、米国内の工場で生産している一部車種の販売が打撃を受けるとして、業績見通しを下方修正しております。

こういう話が出てくると、これまで貿易摩擦懸念をあまり意識していなかった投資家も現実を見るようになってきます。

レポートでは、目先下値を目指すとお伝え済み。

またメンバーには24500ドルを目指す動きになる事もお伝え済み。予想通りの動きです。

ただ、この24500ドルをあっさり割っていくような動きになるとテクニカルからでは非常に厳しい動きになります。

ここからのダウの動きは非常に大事です。
週末分析して週明けレポートしたいと思います。

◆先物戦略
さて本日の日経先物ですが、NY市場の下落や為替市場での円高を嫌気して売り先行のスタートが予想されます。

前述したように、NY市場は非常に厳しいところまで下げてきております。

24500ドルをあっさり割り込むとかなり厳しい下げをしてくる可能性があります。

そういう意味では、本日は売りから入ろうと思います。

昨日買った投資家は騙し上げという事が分かるために、本日は週末でもあり投げてくる可能性があります。

そういう意味では、終日戻り売りに押され軟調な相場をイメージしております。

◆先物節目
22160・22250・22310・22360・22400・22510

◆海外市場スケジュール
22(金)
OPEC総会
《米決算発表》
カーマックス

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