2020年11月10日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万4839円84銭(+514円61銭)

◆市場分析
日経平均は大幅続伸。

朝方は、買いが先行しました。

株価指数先物買いを交えて上げ幅を拡大しました。

後場は、上げ幅を拡大して始まりました。

前場の好地合いを引き継ぎ、買い優勢となり、
後場前半には2万4962円80銭(前週末比637円57銭高)
まで上伸しました。

一巡後、利益確定売りに抑えられ、
大引けにかけて上値が重くなりました。

日経平均株価は、前営業日比514円61銭の
2万4839円84銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1399
値下がり銘柄数は695
変わらずは85でした。

米大統領選でバイデン前副大統領が
勝利する見通しとなり、不透明感が後退。

業績改善の見込める主力株を
買う動きが優勢となりました。

日経平均株価は前営業日比243円高で
スタートし、その後もじりじりと上昇。

「米大統領選まで動けなかった海外投資家が動いている」
(大手証券)とみられ、中間決算で業績改善傾向が顕著
になった自動車株などが買われました。

ただ、大型の輸出株に買い注文が集まる一方で、
新型コロナ感染拡大の影響を受ける銘柄は
上値が重くなりました。

日経平均は派手に上昇したが全面高には至らず、
投資家の銘柄を選別する姿勢が鮮明でした。


◆国内スケジュール

10月景気ウォッチャー調査(14:00)
30年国債入札
《決算発表》
富士フイルム、資生堂、ネクソン、パンパシHD、明治HD、大塚商、りそなHD、東急、大日印、出光興産、鹿島、名鉄、TIS、カシオ、パーソルHD、タカラバイオ、太平洋セメ、ヤオコー、ショーボンド、メニコン、シップHD、DeNA、日揮HD、宝HD、クレセゾン、カネカ、IHI、DOWA、JTOWER、平和、日化薬、リゾートトラス、HUグループ、関西みら、安藤ハザマ、住阪セメ、BML、コロワイド、ソラスト、フジシール、熊谷組、JAM、Amazia、リブワーク、Welby、カイオム、Iスペース、フィンテック、イノベーション、シルバエッグ、リグア、プラッツ

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 29157.97 +834.57
[ナスダック] 11713.78 -181.45
[シカゴ先物] 25450(ドル建て)、25440円建て)

◆NY市場分析

週明け9日のニューヨーク株式相場は、米ファイザーによる新型コロナウイルスのワクチン開発の進展を好感し、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比834.57ドル高の2万9157.97ドルで取引を終えた。上昇幅は一時1600ドルを超えて史上最高値を更新し、初の3万ドルに迫る場面もあった。

米大統領選では、民主党のバイデン前副大統領の勝利が確実となり、不透明感が薄れたことも買いにつながった。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は181.45ポイント安の1万1713.78で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比8億3846万株増の18億1415万株。前週末の2倍以上に増えた。

米製薬大手ファイザーは朝方、独ビオンテックと共同開発中の新型コロナワクチン候補について、臨床試験(治験)で9割以上の確率で感染を予防する効果があったと発表。月内にも米当局に緊急使用許可を申請するした。

市場では、経済活動の正常化への期待が広がり、買いが膨らんだ。外国為替市場では、投資家のリスク回避姿勢が後退。安全通貨とされる円が売られ、円相場は、1ドル=105円台前半に急落した。

ただ、引けにかけ、ダウ平均は上昇幅を急速に縮めた。ネット通販の拡大など、新型コロナ下で買われ、割高感があったハイテク株は売りが優勢となった。ワクチン開発に対しても「輸送、保管の問題や、どの程度普及するのかも不透明で課題も多い」(欧州系金融)と冷静な見方も聞かれた。

米大統領選では、バイデン氏が7日夜に勝利演説し、政権移行に向けた準備を本格化させた。共和党のトランプ大統領は法廷闘争の構えを崩しておらず、不安定要素は残るものの、政治的な不透明感が薄れたことが、相場を支えた。

景気動向の影響が大きい金融株やエネルギー株が大きく上昇。バンク・オブ・アメリカは14.2%高、ウェルズ・ファーゴが10.5%高、エクソンモービルが12.7%高だった。

経済活動の正常化への期待から、航空株やレジャー関連株も買われた。アメリカン航空グループが15.2%高、ユナイテッド航空が19.2%高、ウォルト・ディズニーが11.9%高、ロイヤル・カリビアン・グループが28.8%高だった。

ファイザーは7.7%高だった。一方、アップルは2.0%安、マイクロソフトは2.4%安、ペイパル・ホールディングスは8.9%安と売られた。

◆海外スケジュール

中国10月消費者物価指数(10:30)
中国10月生産者物価指数(10:30)
独11月ZEW景況感指数

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
各企業決算発
為替レート