2018年7月3日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
昨日の日経は急落。

前場は揉み合いで、後場からは先物主導で急落という動きでした。

理由については市場ではいろいろ言われておりましたが、メキシコの大統領選挙の結果ではなく、「人民元安ショック」が意識さてたのではないか?という事でした。

この事に関しては、29日のレポートでコメントしております。

ただ昨日は、今週末に米国が中国に追加関税発動と言われているために投資家全般様子見の中で、先物市場で売り仕掛けを入れたところがありますね。

投資家全般様子見ですので、買いが少ない中でスルスル下げたという印象でした。

ある意味、中身が伴ってない下げとも言えます。

兎に角、テクニカルからでは大きな下げが次の上げにつながります。

下げがなければ一昨日までのような動きをしますので、ここでの下げはテクニカルからでは好感が持てると考えておきましょう!

◆スケジュ―ル
3(火)
6月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
《決算発表》
きょくと、北雄ラッキー、放電精密、ニューテック、天満屋ス、北恵

【海外】
◆全体指標
[ダウ] 24307.18USD (+35.77)
[ナスダック]7567.69ポイント(+57.38)
[シカゴ先物]21880(ドル建て),21840(円建て)

◆NY市場分析
NYですが、アジア市場の下落を受けて売り先行のスタートになりましたが、トランプ米大統領が「いくつかの公正な貿易協定の合意が非常に近い」と述べたために、

過度な貿易摩擦懸念が後退して引けにかけてプラス圏へ浮上という動きでした。

今週は週末に中国への追加関税発動を控えておりますので、貿易摩擦に関する報道で一喜一憂の展開になることはお伝え済み。

おそらく、トランプ政権も貿易問題で水面下で落としどころを探っているとは思われます。

追加関税を発動するのか?それとも延期か?

それとも打開策で合意できるのか?目先の相場を大きく動かす問題ですので今週は注目の週となりそうですね。

◆先物戦略
さて本日の日経先物ですが、NY市場の上昇や為替市場での円安を好感して買い先行のスタートが予想されます。

昨日はNY市場の下落を織り込んでいたにも関わらずNY市場が上昇した事などから昨日の巻き戻しの動きから終日堅調な動きが予想されます。

◆先物節目
21800・21920・21980・22000・22020

◆海外市場スケジュール
3(火)
米5月製造業受注(23:00)
《米決算発表》
アキュイティー・ブランズ
米株式市場は半日

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