2020年12月29日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万6854円03銭(+197円42銭)

◆市場分析
日経平均は反発。

朝方は、成立が遅れている米追加経済対策法案に関し、
トランプ米大統領が自身のツイッターで「朗報がある」
と述べたと伝わり、成立への期待感から
買いが先行しました。

いったん伸び悩む場面もありましたが、
その後は盛り返しました。

米大統領が経済対策案に署名し、同法案が成立した
ことが明らかとなり、時間外取引で米株価指数先物が
上昇し、支えとなりました。

買い気は根強く、大引けにかけて
上げ幅拡大の流れとなりました。

日経平均株価は、前営業日比197円42銭高の
2万6854円03銭で取引を終了。

値上がり銘柄数724
値下がり銘柄数1377
変わらずは86でした。

前場の寄り後にトランプ米大統領が新型コロナウイルス
流行に伴う追加の経済対策法案に署名したと伝わり、
米株先物が時間外取引で強含んだことから、
日経平均株価も堅調に推移しました。

トランプ氏が法案をたなざらしにすることへの懸念が
消え、日米の株価にプラスに働きました。

もっとも、東証1部全体では下落銘柄の数が上昇の数を
圧倒しており、ごく一部の大型株に買いが集中した
様子がうかがわれます。

中小型の値動きを示す指数は下落しており、
先物主導の上昇に個人投資家は
あまり追随しなかったようです。

売買代金は後場にやや伸びており、「国内機関投資家
によるリバランスの売買などが一部であったかも
しれない」(大手証券)とされます。

ただ、日本株のけん引役となる海外投資家はまだ
戻っていなかったようで、活況には程遠い様子でした。

◆国内スケジュール

《決算発表》
スギHD、アダストリア、ピックル

【海外】
◆経済指数

DOW
30403.97 +204.10 (+0.68%)
NASDAQ
12899.42 +94.69 (+0.74%)
S&P500
3735.36 +32.3 (+0.87%)
SOX
2744.3 -5.94 (-0.22%)
CME225(ドル建て)
26925 +290
CME225(円建て)
26900 +120

◆NY市場分析

連休明け28日のニューヨーク株式相場は、米追加経済対策の成立を好感し、3営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前営業日終値比204.10ドル高の3万0403.97ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は94.69ポイント高の1万2899.42で引けた。両指数とも終値の史上最高値を塗り替えた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比3億7346万株増の7億7729万株。

トランプ米大統領は27日、追加の新型コロナウイルス経済対策法案に署名し、総額9000億ドル(約93兆円)規模の追加対策が成立した。トランプ氏は現金給付の増額を求めて署名を拒んでいたが、批判を受けて立場を翻した。コロナ禍で打撃を受けた米経済が下支えされることへの期待から、株価は終日プラス圏で推移。幅広い銘柄で構成するS&P500種株価指数も、終値の史上最高値を更新した。

トランプ氏の署名によって、来年9月までの連邦政府予算も成立。これにより、29日からの政府機関の一部閉鎖が回避されたことも、株価の支援材料となった。また、27日に欧州連合(EU)でコロナワクチン接種が本格的に始まったことなども、投資家心理を支えた。

業種別では、経済対策の恩恵が期待される航空や客船、小売りなどの銘柄の上昇が目立った。ただ、休暇シーズンで取引参加者が減り、商いは比較的薄かった。

個別銘柄(暫定値)では、アップルが3.4%高、アマゾン・ドット・コムが3.5%高と、ハイテク大手が堅調。この他、メーシーズが8.5%高、カーニバルが4.2%高、アメリカン航空グループが2.6%高となった。一方、ペイパル・ホールディングスとファイザーが1.2%安、シェブロンが0.5%安と売られた。

◆海外スケジュール

米10月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
為替レート