2021年1月21日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万8523円26銭(-110円20銭)

◆市場分析
日経平均は反落。

朝方は、買いが先行。

イエレン次期財務長官が19日の米議会公聴会で
追加経済対策について積極姿勢を示し、同日の
米国株式が上昇した流れを受け、

寄り付き直後に2万8801円19銭(前日比167円73銭高)
まで値を上げる場面がありました。

ただ、イエレン氏の発言内容はきのう事前に伝わり、
先行して織り込んでいた面もあり、その後は株価指数
先物にまとまった売り物が出て下げ転換。

利益確定売りが優勢となり、後場入り後には
一時2万8402円11銭(同231円35銭安)まで
下押しました。一巡後は、日銀のETF(上場投資信託)買い期待を
支えに下げ渋ったが、戻りは限定されました。

日経平均株価は、前営業日比110円20銭安の
2万8523円26銭で取引を終了。

値上がり銘柄数1100
値下がり銘柄数993
変わらずは95でした。

内需関連株を中心に当面の利益を確保する
売りに押される銘柄が多い展開でした。

「国内投資家の売りを個人や海外の機関投資家が拾った」
(銀行系証券)とみられます。

朝方は前日に米国株が上昇した流れを引き継ぎ、
半導体など電子部品株を中心に値上がりしました。

しかし、電子部品株以外に買いが広がりませんでした。市場では「新型コロナウイルス感染が収束に向かう
めどが立たないため、内需企業は業績悪化懸念が大きい」
(インターネット証券)との指摘がありました。

新型コロナウイルスの対策が明確になるまで、
不透明さは拭えないといった様子です。


◆国内スケジュール

日銀金融政策決定会合(~1/21)
12月貿易収支(8:50)
黒田日銀総裁会見
日銀が経済・物価情勢の展望(展望レポート) を公表
《決算発表》
ビオフェル

【海外】
◆経済指数

DOW
31188.38 +257.86 (+0.83%)
NASDAQ
13457.25 +260.07 (+1.97%)
S&P500
3851.85 +52.94 (+1.39%)
SOX
3085.04 -8.28 (-0.27%)
CME225(ドル建て)
28725 -10
CME225(円建て)
28700 +210

◆NY市場分析

20日のニューヨーク株式相場は、バイデン米大統領の就任を好感し、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比257.86ドル高の3万1188.38ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は260.07ポイント高の1万3457.25で終わった。いずれも史上最高値を更新した。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比7935万株減の10億3995万株。

民主党のバイデン氏は20日、連邦議会議事堂前での就任式で宣誓し、米大統領に就任した。同日夕方段階で、一部で懸念された大きな混乱はみられない。バイデン氏は、1兆9000億ドル規模の大型経済対策やワクチン普及支援策などを打ち出しており、市場では、景気下支えや新型コロナウイルス対策進展への期待から、幅広い業種で買いが先行した。

大きく上昇したのがハイテク株だ。前日に米動画配信サービス大手ネットフリックスが、新型コロナ感染拡大による外出規制を背景に、昨年末時点の有料会員数が2億人を突破したと発表。同社株は16.85%の大幅高となった。

10~12月期決算の発表を控えるIT関連企業にも好業績への期待が広がり、アップルは3.3%高、マイクロソフトが3.7%高、フェイスブックが2.4%高、ツイッターが3.6%高と軒並み買われた。

そのほか、経済対策の恩恵を受ける航空株が上昇。アメリカン航空グループは1.3%高、ユナイテッド航空が1.0%高、デルタ航空は3.3%高だった。フォード・モーターの8.4%高、ゼネラル・モーターズ(GM)の1.9%高も目立った。

トランプ氏は20日朝、ホワイトハウスを退去した。前日終値でみると、トランプ政権の4年間でダウ平均は57%上昇した。大型減税などで株価上昇を演出し、オバマ政権2期目の45%を上回ったが、同1期目の65%には及ばなかった。

◆海外スケジュール

ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)
米1月フィラデルフィア連銀景気指数(22:30)
米12月住宅着工件数(22:30)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
日銀金融政策決定会合
為替レート