2018年7月17日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
先週の日経は上昇。

米中貿易摩擦懸念が後退した事や為替市場での円安を好感した動きでした。

SQ週という事もあり上下派手に荒れた週でしたが、結局は米中貿易摩擦懸念よりは為替市場での円安を好感したというところ。

為替市場はテクニカルからでは完全に円安波動に入っていると思われますので、日経指数もさらに上昇していく動きになるのではないかと見ております。

しかし、日本においてもっとも大きな問題は自動車にかける追加関税問題。

現在トランプ大統領は25%の関税をかけると発言しておりますが、この問題がどうなるのか?

そういう意味では、大きく勝負に出にくいという事もあるために、とりあえず打診で買っておくというスタンスにしておいた方がリスクは少ないと考えております。

個別に関してですが、今週から国内も決算発表入りしてきますので投資家は決算に対して警戒感をかなり持っているようで全くと言ってもいいように買いを入れてきておりません。
指数だけが上がる相場で個別は物色されない相場。

中身がない相場です。

個人投資家が売買を控えているのはマザーズ指数を見れば一目瞭然です。

今年の2月から下がりっぱなしで個人投資家も動けないという事も背景にあると思います。
決算に関して面白い情報などあれば随時お知らせしていきます。

◆スケジュ―ル
17(火)
6月首都圏新規マンション発売(13:00)
《決算発表》
スーパーツール、TKP、サイバーS、マネフォワ-ド、メタップス、テイツー、近鉄百
【海外】
◆全体指標
[ダウ] 25064.36USD (+44.95)
[ナスダック]7805.72ポイント(-20.26)
[シカゴ先物]22590(ドル建て)、22555(円建て)

◆NY市場分析
さて今週ですが、米国決算企業本格化。

ゴールドマンサックス(17日)、
モルガン・スタンレー(18日)、
医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン(17日)、
航空大手のユナイテッド・コンチネンタル(17日)、
金属大手のアルコア(18日)、
クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(18日)、
複合企業のゼネラル・エレクトリック(20日)、
ITサービスのIBM(18日)、
オークションサイトのイーベイ(18日)、
ソフトウェアのマイクロソフト(19日)など。

マクロ経済指標としては7月NAHB住宅市場指数(17日)、

6月住宅着工・建設許可件数(18日)、6月景気先行指数(19日)など。

イベントとしては、18日のベージュブックの発表が予定されています。

米国市場は今回の好調な企業決算をある程度織り込んでいると思われます。

目先はNYダウ25000ドルを意識した動きになるのではないかと見ております。

◆海外市場スケジュール
17(火)
米6月鉱工業生産指数(22:15)
米7月NAHB住宅市場指数(23:00)
《米決算発表》
ジョンソン・エンド・ジョンソン、プログレッシブ・コープ、ユナイテッドヘルス・グループ、コメリカ銀行、プロロジス

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