2021年1月4日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万7444円17銭(-123円98銭)

◆市場分析
日経平均は反落。

朝方は、前日に大幅続伸した反動や29日の
米国株安を受け、利益確定売りが先行しました。

株価指数先物売りを交えて下げ幅を広げ、
一時2万7338円56銭(前日比229円59銭安)
まで下落しました。

後場は、日銀のETF(上場投資信託)買い期待を
支えに下げ渋って始まりました。

終盤には瞬間的にプラス圏に浮上する場面もありました。

ただ、そこでは売り直され、
結局、3桁の下落で今年最後の取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比123円98銭安の
2万7444円17銭で取引を終了。

値上がり銘柄数607
値下がり銘柄数1507
変わらずは73でした。

2020年最後の取引となった30日の東京株式市場で、
日経平均株価は小反落しました。

東証1部の売買代金も再び2兆円を割り込む薄商いで、
新型コロナウイルス禍に揺れた波乱の1年を
「静かな大納会」(大手証券)で締めくくりました。

追加経済対策の現金給付増額に対する上院での法案可決
に不透明感が高まり、前日の米国株が下落しました。

日経平均は29日に前日比700円超上昇した後でもあり、
利益確定売り圧力が強まりました。

ただ、日経平均は前日の上げ幅に比べれば、
小幅な値下がりにとどまりました。

朝方に200円超下落した後は切り返す場面もあり、
押し目買い意欲の根強さもうかがわせています。

ワクチン普及による経済正常化や長期的な金融緩和
への期待感に支えられ、相場の地合いは悪くありません。

市場関係者は「株を枕に越年する投資家は少なくない」
(銀行系証券)と前向きでした。

◆国内スケジュール

大発会

【海外】
◆経済指数

DOW
30409.56 +73.89 (+0.24%)
NASDAQ
12870 +19.78 (+0.15%)
S&P500
3732.04 +5 (+0.13%)
SOX
2783.77 +45.72 (+1.67%)
CME225(ドル建て)
27435 -80
CME225(円建て)
27405 -65

◆NY市場分析

30日のニューヨーク株式相場は、英国で新たに新型コロナウイルスワクチンが承認されたことを好感し、小反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比73.89ドル高の3万0409.56ドルで取引を終え、終値の史上最高値を2日ぶりに更新した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は19.78ポイント高の1万2870.00で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4372万株減の7億2379万株。

英政府は30日、英製薬大手アストラゼネカとオックスフォード大が共同開発したコロナワクチンを承認したと発表した。年明けに接種が始まる見通し。先進国でのワクチン実用化は米ファイザー、米モデルナ製に続く3例目だが、他2製品に比べ安価で保存が簡単なことから、途上国での普及に期待が広がっている。

ただ、休暇シーズンで市場参加者が少なく、引き続き閑散ムードとなった。セクター別では、エネルギーと素材が上げをけん引した。

一方、世帯への現金給付増額案をめぐる米議会の動きや、コロナウイルスの変異種が前日初めて米国で確認されたことを受け、上値は限られた。

下院が28日に可決した現金給付増額案をめぐっては、上院共和党トップのマコネル院内総務が30日、「早期の上院通過は現実的ではない」と発言。1月の新議会発足を控え、同法案が期限切れになる公算が大きくなった。現金給付に対し、トランプ大統領は1人最大600ドルから2000ドルへの増額を求めていた。

個別銘柄(暫定値)では、テスラが4.3%高、ウォルト・ディズニーが2.2%高、化学大手ダウが2.1%高、シェブロンが0.9%高。一方、フェイスブックが1.8%安、マイクロソフトとベライゾン・コミュニケーションズが1.1%安、アップルが0.9%安と、IT・通信セクターが軟調だった。

◆海外スケジュール

中国12月財新製造業PMI(10:45)
米11月建設支出(1/5 0:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
米雇用統計
大統領選の決着
為替レート

2020年12月30日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万7568円15銭(+714円12銭)

◆市場分析
日経平均は大幅続伸。

NYダウとナスダック総合指数が揃って終値ベースの
史上最高値を塗り替えたことも追い風に買いが先行。

その後は、時間外取引の米株価指数先物高も
支えとなり堅調に推移しました。

前引けにかけては、一服商状となりました。

後場に入ってからは、前場に大幅高したことで
利益確定売りが先行しました。

その後は、売り進む動きにはつながらず
高値圏で底堅く推移する展開に。

前引けにかけては、買いが過熱し
一時は2万7602円52銭まで
上げ幅を拡大しました。

日経平均株価は、前営業日比714円12銭高の
2万7568円15銭で取引を終了。

値上がり銘柄数1821
値下がり銘柄数318
変わらずは47でした。

米追加経済対策法案の成立を背景に
米株主要3指数が揃って最高値を更新した
流れを受けて買いが先行しました。

日経平均株価は心理的な節目の
2万7000円を大幅に上回りました。

市場では、「投機的な取引を得意とする
海外投資ファンドが積極的に買いを入れた」
(銀行系証券)との声もありました。

年末にかけては、機関投資家が手仕舞う
傾向が多く上値を追う動きには繋がらそうです。

◆国内スケジュール

大納会

【海外】
◆経済指数

DOW
30335.67 -68.30 (-0.22%)
NASDAQ
12850.22 -49.20 (-0.38%)
S&P500
3727.04 -8.32 (-0.22%)
SOX
2738.05 -6.25 (-0.23%)
CME225(ドル建て)
27515 +590
CME225(円建て)
27480 -90

◆NY市場分析

29日のニューヨーク株式相場は、米追加経済対策の現金給付増額への期待が後退し、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比68.30ドル安の3万0335.67ドルで終了した。米経済対策の成立を好感し、上げ幅は一時180ドルを超え、取引時間中の最高値を更新した。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は同49.20ポイント安の1万2850.22で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比978万株減の7億6751万株。年末で積極的な取引は控えられた。

トランプ米大統領は27日に新型コロナウイルスの感染拡大に対応する追加経済対策に署名した。野党民主党は、トランプ氏が主張する世帯向け現金給付の増額に同調。多数派を占める下院は28日、増額する法案を可決した。ダウ平均は、追加経済対策の成立を好感して上昇した前日の流れを引き継ぎ、続伸して取引が始まった。

ただ、上院では、給付増額に対する与党共和党の反発が強く、法案可決は不透明な情勢だ。市場では、現金給付増額への期待が後退。高値への警戒感から利益確定売りにも押され、徐々にプラス幅を縮め、マイナスに転じた。

最近大場に上昇していたハイテク株は売りが先行。景気変動の影響が大きい金融やエネルギー関連銘柄も下落した。

アップルは1.3%安、パランティア・テクノロジーズが3.8%安、スクエアが4.2%安。シティグループが0.4%安、ウェルズ・ファーゴが0.5%安、エクソンモービルが1.1%安だった。
 ボーイングは0.1%高。停止していた新型旅客機737MAXの運航が米国でも再開したのを好感した。

◆海外スケジュール

米11月NAR仮契約住宅販売指数(12/31 0:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
為替レート

2020年12月29日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万6854円03銭(+197円42銭)

◆市場分析
日経平均は反発。

朝方は、成立が遅れている米追加経済対策法案に関し、
トランプ米大統領が自身のツイッターで「朗報がある」
と述べたと伝わり、成立への期待感から
買いが先行しました。

いったん伸び悩む場面もありましたが、
その後は盛り返しました。

米大統領が経済対策案に署名し、同法案が成立した
ことが明らかとなり、時間外取引で米株価指数先物が
上昇し、支えとなりました。

買い気は根強く、大引けにかけて
上げ幅拡大の流れとなりました。

日経平均株価は、前営業日比197円42銭高の
2万6854円03銭で取引を終了。

値上がり銘柄数724
値下がり銘柄数1377
変わらずは86でした。

前場の寄り後にトランプ米大統領が新型コロナウイルス
流行に伴う追加の経済対策法案に署名したと伝わり、
米株先物が時間外取引で強含んだことから、
日経平均株価も堅調に推移しました。

トランプ氏が法案をたなざらしにすることへの懸念が
消え、日米の株価にプラスに働きました。

もっとも、東証1部全体では下落銘柄の数が上昇の数を
圧倒しており、ごく一部の大型株に買いが集中した
様子がうかがわれます。

中小型の値動きを示す指数は下落しており、
先物主導の上昇に個人投資家は
あまり追随しなかったようです。

売買代金は後場にやや伸びており、「国内機関投資家
によるリバランスの売買などが一部であったかも
しれない」(大手証券)とされます。

ただ、日本株のけん引役となる海外投資家はまだ
戻っていなかったようで、活況には程遠い様子でした。

◆国内スケジュール

《決算発表》
スギHD、アダストリア、ピックル

【海外】
◆経済指数

DOW
30403.97 +204.10 (+0.68%)
NASDAQ
12899.42 +94.69 (+0.74%)
S&P500
3735.36 +32.3 (+0.87%)
SOX
2744.3 -5.94 (-0.22%)
CME225(ドル建て)
26925 +290
CME225(円建て)
26900 +120

◆NY市場分析

連休明け28日のニューヨーク株式相場は、米追加経済対策の成立を好感し、3営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前営業日終値比204.10ドル高の3万0403.97ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は94.69ポイント高の1万2899.42で引けた。両指数とも終値の史上最高値を塗り替えた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比3億7346万株増の7億7729万株。

トランプ米大統領は27日、追加の新型コロナウイルス経済対策法案に署名し、総額9000億ドル(約93兆円)規模の追加対策が成立した。トランプ氏は現金給付の増額を求めて署名を拒んでいたが、批判を受けて立場を翻した。コロナ禍で打撃を受けた米経済が下支えされることへの期待から、株価は終日プラス圏で推移。幅広い銘柄で構成するS&P500種株価指数も、終値の史上最高値を更新した。

トランプ氏の署名によって、来年9月までの連邦政府予算も成立。これにより、29日からの政府機関の一部閉鎖が回避されたことも、株価の支援材料となった。また、27日に欧州連合(EU)でコロナワクチン接種が本格的に始まったことなども、投資家心理を支えた。

業種別では、経済対策の恩恵が期待される航空や客船、小売りなどの銘柄の上昇が目立った。ただ、休暇シーズンで取引参加者が減り、商いは比較的薄かった。

個別銘柄(暫定値)では、アップルが3.4%高、アマゾン・ドット・コムが3.5%高と、ハイテク大手が堅調。この他、メーシーズが8.5%高、カーニバルが4.2%高、アメリカン航空グループが2.6%高となった。一方、ペイパル・ホールディングスとファイザーが1.2%安、シェブロンが0.5%安と売られた。

◆海外スケジュール

米10月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
為替レート

2020年12月28日の金融市場に関する情報

02020年1月6日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万6656円61銭(-11円74銭)

◆市場分析
日経平均は小反落。

朝方は、買いが先行。

英国とEU(欧州連合)のFTA(自由貿易協定)合意を
好感し、24日の米国株式が上昇した流れを受け、
寄り付き直後に2万6716円61銭(前日比48円26銭高)
まで値を上げました。

いったん下げに転じたが、下値は限られ、
その後は前日終値近辺でもみ合いが続きました。

海外投資家の多くがクリスマス休暇入りで薄商いのなか、
手掛かり材料難で方向感の乏しい展開となりました。

日経平均株価は、前営業日比11円74銭安の
2万6656円61銭で取引を終了。

値上がり銘柄数1312
値下がり銘柄数764
変わらずは112でした。

25日の東京株式市場は、
個人投資家が中心の閑散相場となりました。

クリスマスで欧米市場は休場となり、
動意薄となる海外投資家が多数を占めました。

市場からは「海外勢のクリスマス休暇入りの影響で商い
はなく、動きもない。クリスマス明けに期待はあるが、
これまで上げてきた調整があっても不思議ではなく、
悩ましい」(準大手証券)との声が聞かれました。

週末を迎え、相場全体が撤収モードとなりました。

◆国内スケジュール

日銀金融政策決定会合の「主な意見」(12/17~18開催分)
11月鉱工業生産(8:50)
《決算発表》
しまむら、Jフロント、DCM、ナガイレーベ、トシンG、ハイデ日高、ケーヨー、フィードフォー、パイプドH、ヒマラヤ、三陽商、日創プロ、ERI HD、テクノアルファ、パレモ・HD

【海外】
◆経済指数
休場

◆NY市場分析
休場

◆海外スケジュール

休場:英国(ボクシングデー)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
年内権利確定日(損切確定売りに注意)
為替レート

2020年12月24日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万6524円79銭(+88円40銭)

◆市場分析
日経平均は小反発。

朝方は、22日の米国株式市場でナスダック総合指数が
最高値を更新した流れを受け、買いが先行しました。

きのう大幅に3営業日続落した反動もあり、
寄り付き直後に2万6585円21銭
(前日比148円82銭高)まで値を上げました。

一巡後は、利益確定売りに下げに転じ、
一時2万6414円74銭(同21円65銭安)
まで軟化する場面がありました。

後場は、強含んで始まりました。

時間外の米ダウ先物の下げ渋りや中国・上海総合指数の
上昇などを支えに株価指数先物買いを交えて盛り返し、
前場高値に近づく場面もありました。

その後は、買い気が鈍り、一服商状となりました。

日経平均株価は、前営業日比88円40銭高の
2万6524円79銭で取引を終了。

値上がり銘柄数1158
値下がり銘柄数942
変わらずは87でした。

米議会が可決した、追加の新型コロナウイルス経済
対策法案をトランプ大統領が批判。

また、欧州を中心にしたコロナウイルス変異種による
経済活動の再停滞も懸念され、
投資意欲は高まりにくい状況です。

コロナ感染者数は日本国内でも増加傾向にあり、
市場心理は冷え込みつつあります。

懸念要因を抱える一方、新規の買い材料が
見当たらない株式市場。

証券会社の情報担当者は「年末に株価が上伸する
掉尾(とうび)の一振は期待薄」(銀行系証券)
と話していました。

市場は、年末の手じまいムードになっています。

◆国内スケジュール

11月企業サービス価格指数(8:50)
2年国債入札
《決算発表》
出前館、ストライク、あさひ、ニイタカ、YE DIGIT、大光、オプトエレクト

【海外】
◆経済指数

DOW
30129.83 +114.32 (+0.38%)
NASDAQ
12771.11 -36.8 (-0.29%)
CME225(ドル建て)
26670 +85
CME225(円建て)
26655 +175

◆NY市場分析

23日のニューヨーク株式相場は、米雇用関連指標の改善を受けて反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比114.32ドル高の3万0129.83ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は36.81ポイント安の1万2771.11で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比9549万株減の8億5526万株。

米労働省がこの日発表した最新週の新規失業保険申請件数は前週比8万9000件減の80万3000件。改善は3週間ぶりで、市場予想(ロイター通信調べ)の88万5000件を下回った。この指標を受け、米雇用情勢に対する警戒感が和らぎ、ダウは堅調な展開を維持した。

一方、米商務省がこの日発表した11月の個人消費支出(PCE)は前月比0.4%減と、7カ月ぶりにマイナスを記録。新型コロナウイルスの変異種をめぐる懸念が昨日の相場押し下げ要因となったが、この日はさほど材料視されなかったもようだ。

市場では「失業保険申請件数は引き続き高水準ではあるものの、思ったよりも少なかった。追加経済支援策の不透明感もあるが、結局はまとまるという楽観的な見方が強いのではないか」(日系証券)との指摘が聞かれた。

個別銘柄では、ファイザーが1.9%高。同社はこの日、独バイオ医薬品企業ビオンテックと共同開発した新型コロナワクチンをめぐり、追加で1億回分を供給することで米政府と合意したと発表した。

また、長期金利上昇を受けて金融株が堅調。JPモルガン・チェースが2.8%高と、ダウ構成銘柄では上昇率が首位。ゴールドマン・サックスが2.6%高。アメリカン・エキスプレスが2.1%高。ウォルト・ディズニーは1.8%高、石油株のシェブロンは1.6%高。一方、セールスフォース・ドットコムは1.6%安。医療用麻薬オピオイド中毒問題で規制物質法に違反したとして米司法省に提訴されたウォルマートは0.7%安。アップルも0.7%安。

◆海外スケジュール

特になし

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
日雇用統計
クリスマス休暇
為替レート

2020年12月25日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万6668円35銭(+143円56銭)

◆市場分析
日経平均は続伸。

朝方から買いが先行し、午前9時8分には、
同239円74銭高の2万6764円53銭を付けました。

後場はやや売り優勢でスタート。

手控えムードが広がるなか、上げ幅を縮小し、
午後2時3分には、同88円99銭高の2万6613円78銭を
付ける場面もみられました。

停滞商状のなか、足元では
やや値を戻す格好となりました。

日経平均株価は、前営業日比143円56銭高の
2万6668円35銭で取引を終了。

値上がり銘柄数1468
値下がり銘柄数615
変わらずは104でした。

英国と欧州連合(EU)の貿易交渉が合意目前と報じ
られたことや、米国で新型コロナワクチンの供給が
進む見通しになったことが心理的な支援要因と
なりました。

素材関連など景気敏感業種を中心に幅広く買われ、
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに
終日プラスで推移しました。

もっとも、直近上場銘柄や個別に材料が出た銘柄を
除けば、出来高や売買代金は伸びませんでした。

「25日にかけて欧米市場の多くは休場のため
参加者が少なく、嫌気売りが出る場所もない状況」
(銀行系証券)。

「閑散に売りなし」そのままの展開で、
先高期待を感じさせる力強さはありませんでした。

◆国内スケジュール

11月完全失業率(8:30)
11月有効求人倍率(8:30)
12月都区部消費者物価指数(8:30)
11月商業動態統計(8:50)
11月住宅着工統計(14:00)
《決算発表》
ニトリHD、壱番屋、高島屋、象印、平和堂、ハローズ、WNIウェザー、オークワ、瑞光、TAKARA&C、セキチュー、日プロセス、ソーバル、ミタチ、タカキュー、KTK

【海外】
◆経済指数

DOW
30199.87 +70.04 (+0.23%)
NASDAQ
12804.73 +33.62 (+0.26%)
CME225(ドル建て)
26635 -35
CME225(円建て)
26605 -45

◆NY市場分析

24日のニューヨーク株式相場は、英国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)交渉での合意が支えとなり、小幅続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比70.04ドル高の3万0199.87ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は33.62ポイント高の1万2804.73で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4億5143万株減の4億0383万株。

この日はクリスマスの休日を翌日に控え、午後1時までの短縮取引。市場参加者も減り、株価は方向感に欠ける展開となったが、おおむねプラス圏を維持した。日系証券関係者は「英国とEUの合意が投資家心理を支えた」と指摘した。

一方、米議会下院が追加の新型コロナウイルス経済対策法案の修正に失敗したことで、法案の成立時期がやや不透明化。また、連邦政府予算案が失効する来週に、政府機関の一部閉鎖に陥る可能性があることも、株価の上値を抑えた。

追加対策をめぐっては、トランプ大統領が現金給付額の増額を要求。これを受けて野党民主党は下院での法案修正を目指したが、与党共和党の反対を受け、修正に失敗した。また、追加対策と一体化している来年9月末までの政府予算案にトランプ氏が署名しなければ、29日から政府機関の一部が閉鎖する恐れがある。

この他、足元のコロナ感染再拡大や、ウイルス変異種への懸念も、引き続き不透明要因として意識された。

個別銘柄(暫定値)では、テスラが2.4%高、インテルが1.1%高、アップルとマイクロソフトが0.8%高と、一部のハイテク株が買われた。一方、モデルナは5.3%安、ボーイングが1.2%安、セールスフォース・ドットコムが0.7%安、エクソンモービルが0.4%安となった。

◆海外スケジュール

休場:米国、英国、香港(クリスマス)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
日雇用統計
クリスマス休暇
為替レート

2020年12月23日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万6436円39銭(-278円03銭)

◆市場分析
日経平均は続落。

朝方は、売りが先行。

前場序盤には、株価指数先物売りを
交えて下げ幅を拡大しました。

売り一巡後は、押し目買いもあり
下げ渋る展開となりました。

後場に入ってからは、前場の軟地合いを
引き継ぐ形で弱含んで始まりました。

その後は、日銀のETF(上場投資信託)買い期待が
指摘されるものの上値の重い展開が続き、
さえない展開となりました。

大引けにかけては、時間外取引の米ダウ先物安も
重しとなり一時は2万6361円66銭
(前日比352円76銭安)まで下押しました。

日経平均株価は、前営業日比278円03銭安の
2万6436円39銭で取引を終了。

値上がり銘柄数141
値下がり銘柄数2017
変わらずは26でした。

欧州で感染力が強い新型コロナウイルスの変異種が拡大し
渡航を制限する動きが広がったことから
東京市場でも利益確定売りが優勢となりました。

薄商いの中、海運や非鉄金属などの
景気敏感株が値を下げました。

市場では、「経済活動が制約される」
(銀行系証券)との声も上がりました。

年末に向けた機関投資家の手仕舞いも予想され
さらに投資家心理は下向きそうです。


◆国内スケジュール

日銀金融政策決定会合議事要旨(10/28~10/29開催分)
《決算発表》
NaITO

【海外】
◆経済指数

DOW
30015.51 -200.94 (-0.67%)
NASDAQ
12807.92 +65.4 (+0.51%)
CME225(ドル建て)
26585 +40
CME225(円建て)
26555 +215

◆NY市場分析

22日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルス変異種への警戒感が広がる中、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比200.94ドル安の3万0015.51ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は65.40ポイント高の1万2807.92と、終値の過去最高値を更新して引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億5430万株減の9億5075万株。

英国などで新型コロナの変異種が確認されたのを受け、世界的に渡航禁止や入国者隔離の動きが広がっている。今後の景気への影響が懸念される中、ダウは軟調な展開を維持した。

ただ、米議会上下両院が21日、総額9000億ドル規模の追加経済対策法案を可決したため、市場に安堵(あんど)感も漂う中、下値が限られた。また、この日発表された7~9月期の米実質GDP(国内総生産)確定値が年率換算で前期比33.4%増と、改定値(33.1%増)から上向き改定されたことも相場の支援材料だった。

市場では「クリスマス休みを控えて休暇モードになっており、積極的な売買は手控えられている」(日系証券)との指摘が聞かれた。

個別銘柄では、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが3.4%安と、ダウ構成銘柄では下落率が首位。アムジェンが2.8%安。金融株のゴールドマン・サックスが2.7%安、JPモルガン・チェースは1.6%安。一方、自社開発の電池技術を搭載した電気自動車(EV)の生産計画が報じられたアップルは2.9%高と、ダウ銘柄で上昇率は首位だった。

◆海外スケジュール

米11月耐久財受注(22:30)
米10月FHFA住宅価格指数(23:00)
米11月新築住宅販売(12/24 0:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
日雇用統計
クリスマス休暇
為替レート

2020年12月22日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万6714円42銭(-48円97銭)

◆市場分析
日経平均は続落。

朝方は、米国で追加経済対策が成立する見込みと
なったことを受け、買い優勢でスタート。

ただ、株価指数先物に断続的な売りが
出たこともあり、一転して下げ転換。

午前10時51分には、同229円76銭安の
2万6533円63銭を付ける場面もみられました。

午後に入り、押し目を拾う動きや、日銀によるETF
(上場投資信託)買い期待も支えとなり、
下げ幅を縮小して取引を終えました。


日経平均株価は、前営業日比48円97銭安の
2万6714円42銭で取引を終了。

値上がり銘柄数842
値下がり銘柄数1237
変わらずは105でした。

21日の東京株式市場で、日経平均株価は朝高の後、
値を消しました。

改めて上値の重さが確認され、市場関係者からは
「しばらく下値を固める局面に入る」(大手証券)
との声が上がっていました。

米国で新型コロナウイルス対応の追加経済対策協議が
前進し、日経平均は一時2万6900円台まで上伸しました。

しかし、足元ではコロナ感染が再拡大。

英国では感染力が強い可能性がある変異種が
新たに見つかり、再びロックダウン(都市封鎖)
に陥りました。

経済停滞の再燃懸念が高まり、
投資家心理は前向きになりにくいと考えられます。

さらに、クリスマス前で海外投資家の動きが鈍るため、市場はエネルギー不足になると考えられます。

◆国内スケジュール

特になし

【海外】
◆経済指数

DOW
30216.45 +37.40 (+0.12%)
NASDAQ
12742.52 -13.12 (-0.10%)
CME225(ドル建て)
26545 -195
CME225(円建て)
26515 -135

◆NY市場分析

週明け21日のニューヨーク株式相場は、米追加経済対策をめぐる与野党合意を好感し、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比37.40ドル高の3万0216.45ドルで終了した。ただ、英国での新型コロナウイルスの変異種拡大への懸念から、一時400ドル超下落し、3万ドルを割り込む場面もあった。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は13.12ポイント安の1万2742.52で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比19億5193万株減の12億0505万株。

英国では、新型コロナの変異種への感染が広がっており、同国政府は20日、ロンドンなどで再びロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。欧州各国は英国からの渡航を制限。米ニューヨーク州は、航空3社に対し、英国から乗り入れる便について、搭乗前のウイルス検査を要請した。

市場では、景気先行きへの懸念が広がり、ダウ平均は下落して始まった。

ただ、売りが一巡すると、プラス圏に浮上した。米議会では、与野党執行部が20日、総額9000億ドル規模の追加経済対策で合意。現金給付や失業給付の上乗せを盛り込んだ。21日にも法案が可決される見通しで、景気下支えへの期待が広がった。

金融株が上昇し、相場を押し上げた。米連邦準備制度理事会(FRB)は先週末、ストレステスト(健全性審査)の結果を踏まえ、株主還元策の制限を緩和すると発表。それを踏まえ、金融大手は年明けから自社株買いを再開する方針を決めた。JPモルガン・チェースは3.8%高、モルガン・スタンレーは5.7%高、シティグループは3.7%高だった。

ナイキも4.9%高。18日発表した9~11月期決算で、市場予想を上回る増収増益となったのを好感した。

一方、航空株やエネルギー株、レジャー株が下落した。アメリカン航空グループは2.5%安、ユナイテッド航空が1.5%安、エクソンモービルは1.8%安、シェブロンが1.3%安、カーニバルが1.9%安だった。

◆海外スケジュール

米7-9月期GDP確報値(22:30)
米11月中古住宅販売(12/23 0:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
日雇用統計
クリスマス休暇
為替レート

2020年12月21日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万2万6763円39銭(-43円28銭)

◆市場分析
日経平均は反落。

朝方は、為替による業績への影響を
警戒し売りが優勢となりました。

その後は、米国株式の最高値更新を
支えに上げにプラス転換する場面がありました。

前引けにかけては、買いが続かず
小安い水準で推移しました。

後場に入ってからは、下げ渋って始まり
さえない展開が続きました。

その後は、時間外取引の米国株価指数先物の
軟調推移もあり一時は、2万6707円30銭まで下落。

大引けにかけては、押し目買いも入り
下げ幅を縮小しながら取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比43円28銭安の
2万6763円39銭で取引を終了。

値上がり銘柄数1008
値下がり銘柄数1078
変わらずは97でした。

米ダウ工業株30種平均が過去最高値を更
新したことが心理的な支えとなりました。

下値は堅かったものの、上値を追う動きも
乏しい相場展開が続きました。

市場では、「新規上場株の売買は活発だが、
その他は方向感がない」(銀行系証券)との声も。

コロナウイルス新規感染者が増すなかで
どのような施策が行われるかで
相場に大きな影響を与えそうです。


◆国内スケジュール

《決算発表》
クスリのアオキ、西松屋チェ

【海外】
◆経済指数

DOW
30179.05 -124.32 (-0.41%)
NASDAQ
12755.64 -9.11 (-0.07%)
CME225(ドル建て)
26740 -45
CME225(円建て)
26705 -35

◆NY市場分析

週末18日のニューヨーク株式相場は、高値警戒感から利益確定売りに押され、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比124.32ドル安の3万0179.05ドルで終了した。米追加経済対策の与野党合意への不透明感が重しとなった。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は9.11ポイント安の1万2755.64で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比21億5700万株増の31億5698万株。

新型コロナウイルス感染拡大に対応する追加経済対策の与野党合意への期待から、前日のダウ平均は、終値の史上最高値を更新した。18日も上昇して始まったが、高値警戒感から利益確定売りに押され、マイナスに転じた。

共和党のマコネル上院院内総務は18日、追加経済対策について、「生産的な議論が続いている」と説明した。ただ、いまだ野党との合意には至っておらず、先行き不透明感が強まった。

個別では、エネルギー株や航空株、金融株の下落が目立った。アメリカン航空グループが1.7%安、ユナイテッド航空が2.5%安、エクソンモービルが1.7%安、オクシデンタル・ペトロリアムが3.4%安、ウェルズ・ファーゴが1.5%安、JPモルガン・チェースが0.9%安だった。

ハイテク株も売りが先行した。パランティア・テクノロジーズは5.3%安、アップルが1.6%安、インテルが6.3%安だった。

一方、週明けにS&P500種株価指数に採用されるテスラは、出来高が大きく膨らみ、6.0%高と大幅上昇した。

◆海外スケジュール

S&P500指数にテスラ採用

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
日雇用統計
クリスマス休暇
為替レート

2020年12月18日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万6806円67銭(+49円27銭)

◆市場分析
日経平均は続伸。

朝方は、売りが先行。

売り一巡後は、下げ渋る動きとなり一時は
プラス転換する場面も見られました。

その後は、株価指数先物に断続的な買いが
入ったことをきっかけに堅調に推移。

後場に入ってからは、やや買い優勢となり
上昇に転じて取引を開始しました。

その後は、じりじりと上げ幅を拡大し
一時は2万6843円05銭まで上昇しました。

大引けにかけては、追随する動きは
限られ、小値幅で推移しました。

日経平均株価は、前営業日比49円27銭高の
2万6806円67銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は849
値下がり銘柄数1253
変わらずは82でした。

日経平均は、重要イベントを経て売り買い交錯状態と
なった米国市場をそのまま映す展開となりました。

大型株の一角が買われて株価指数を下支えしましたが
新たな手掛かりを欠く中で利益確定売りに
押される銘柄も多く、上値の重い展開が続きました。

市場では、「上値追いの材料がなくなった株式市場で
利益確定売りに押される銘柄も多かった」(国内証券)
との声も上がりました。

外出自粛による悪影響を受けやすい業種は弱く、
新型コロナへの警戒感の根強さが続きそうです。

◆国内スケジュール

日銀金融政策決定会合(~12/18)
黒田日銀総裁会見
11月全国消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
CAICA

【海外】
◆経済指数

DOW
30303.37 +148.83 (+0.49%)
NASDAQ
12764.75 +106.56 (+0.84%)
CME225(ドル建て)
26785 -5
CME225(円建て)
26750 -20

◆NY市場分析

17日のニューヨーク株式相場は、追加経済対策合意への期待から反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比148.83ドル高の3万0303.37ドルで終了し、終値の史上最高値を9営業日ぶりに更新した。

ハイテク株中心のナスダック総合指数も106.56ポイント高の1万2764.75と、最高値を塗り替えた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比474万株増の9億9998万株。

新型コロナウイルス感染拡大を受けた追加経済対策をめぐり、与党共和党のマコネル上院院内総務が17日、与野党合意に近づいていると説明。民主党のペロシ下院議長も、米メディアに「協議が進展している」と語った。市場では、年内に対策がまとまるとの期待が高まり、買いが先行した。

米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は17日の会合で、米バイオ医薬品モデルナが開発した新型コロナワクチンに関し、緊急使用を勧告する見通し。FDAは近く承認するとみられている。ワクチン普及への期待が一段と高まっていることも投資家心理の改善を支えた。

米商務省が朝方発表した11月の米住宅着工件数は、年換算で前月比1.2%増加。3カ月連続のプラスで、市場予想も上回った。住宅需要の堅調さが確認され、相場を押し上げた。

個別では、小売株が上昇。メーシーズが1.4%高、ウォルマートが0.5%高だった。ハイテク株では、アップルの0.7%高、ウーバー・テクノロジーズの0.3%高、ツイッターの1.1%高、スクエアの1.6%高。テスラの5.3%高も目立った。

ワクチン普及が期待されるモデルナは5.1%高、ファイザーは0.5%高だった。

◆海外スケジュール

独12月Ifo景況感指数(18:00)
米7-9月期経常収支(22:30)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
日銀金融政策決定会合
為替レート