2020年9月1日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3139円76銭(+257円11銭)

◆市場分析

日経平均は大幅反発。

朝方は、買いが先行。

前週末の米国株高に続き、時間外取引(日本時間31日)
での米株価指数先物の上昇もあり、一時2万3342円32銭
(前週末比459円67銭高)まで上げ幅を拡大しました。

後場は、上げ幅をやや縮めて始まり、その後も上値の
重い動きとなり、終盤にかけては上げ幅を縮小しました。

前半の貯金が大きく、前営業日との比較では大幅高と
なったものの、大引けが後場の安値となりました。

日経平均株価は、前営業日比257円11銭高
の2万3139円76銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1605
値下がり銘柄数は492
変わらずは74でした。

前週末に安倍晋三首相の辞任観測が流れて日経平均が
急落したが、週明けの市場では「新型コロナウイルスで
景気回復を進める必要があり、金融緩和の状態は当面
変わらない」(銀行系証券)との見方が強まりました。

「自民党総裁選が実施され後任が決まるまで、上値は
積極的に買いづらい」(大手証券)との声も聞かれ、
利益確定売りに押されました。

総裁選に注目が集まるなか、投資家心理は控えめとなり
そうです。

◆国内の主なスケジュール
7月失業率(8:30)
7月有効求人倍率(8:30)
4-6月期法人企業統計(8:50)
8月新車販売台数(14:00)
8月軽自動車販売台数(14:00)
10年国債入札
《決算発表》
伊藤園、アインHD、ウチダエスコ、ダイサン、ナンシン

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 28430.05 -223.82
[ナスダック] 11775.46 +79.82
[シカゴ先物] 23105(ドル建て)、23100円建て)

◆NY市場分析

週明け31日のニューヨーク株式相場は、ここ最近の上昇を受けて利益確定売りが広がり、4営業日ぶりに反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比223.82ドル安の2万8430.05ドルで終了。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は79.83ポイント高の1万1775.46で取引を終え、2営業日連続で終値での史上最高値を更新した。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比3億5484万株増の11億8172万株。

ダウ平均は利益確定売りで序盤から下落。同指数はこのところ、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ目標をめぐる新方針を示したことで、事実上のゼロ金利が長期化するとの見方が広がったことや、ハイテク株への成長期待などを手掛かりに、上昇基調が続いていた。米メディアによれば、ダウは今月、8月としては1984年以来の大きな上昇率となった。

中国企業が運営する短編動画投稿サイト「TikTok(ティックトック)」の米事業買収に名乗りを上げているマイクロソフトやウォルマート、オラクルが売られた。中国商務省がハイテク分野などの独自技術の輸出を規制する方針を示し、買収に影響が出るとの見方が広がった。

一方、株式分割後の取引初日となったアップルとテスラは、いずれも大きく値を上げた。分割によって投資家が株を購入しやすくなるとの期待に支えられた。

個別銘柄(暫定値)では、シェブロンと化学大手ダウが共に2.0%安となるなど、エネルギー・素材株が安かった。また、マイクロソフトは1.5%安、オラクルが1.1%安、ウォルマートが1.0%安。一方、テスラが12.6%高、アップルが3.4%高、エヌビディアが1.7%高、セールスフォース・ドットコムが0.6%高。

◆海外スケジュール
ユーロ圏7月失業率(18:00)
米8月ISM製造業景気指数(23:00)
米7月建設支出(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
日米雇用統計
ポスト安倍晋三の行方
通商問題
為替レート

2020年8月31日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万2882円65銭(-326円21銭)

◆市場分析

日経平均は大幅続落。

朝方は、買いが先行。

その後は、中国・上海総合指数や香港ハンセン指数が
堅調推移したことを受け上げ幅を拡大しました。

後場に入ってからは、買い優勢で取引を開始。

後場中盤では、「安倍首相が辞任の意向」、
との報道があり一時は2万2594円79銭、
(前日比614円07銭安)まで急落しました。

大引けにかけては、下げ渋る展開となり
前日比326円安まで値を戻しました。

日経平均株価は、前営業日比82円00銭安
の2万2882円65銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は568
値下がり銘柄数は1543
変わらずは58でした。

きのう27日は弱含みで推移していたものの、
外国為替市場で円相場がドルやユーロに対して
円安方向に振れていることが意識され買いが優勢に。

後場に入ってからは、「安倍首相辞任の意向固める」
とのニュースが報道され、株価指数先物売り主導で
下げ幅を拡大し一時は前日比600円超安まで下落しました。

市場では、「新型コロナウイルスの感染拡大により景気が
落ち込んでいる局面での大規模な政策変更は考えにくい」
(中堅証券)との声も上がりました。

安倍首相の動向が週明けの相場に
大きな影響を与えそうです。

◆国内の主なスケジュール
7月商業動態統計(8:50)
7月鉱工業生産(8:50)
《決算発表》
菱洋エレク、トリケミカル、内田洋、パイオラックス、日工営、オリバー、マクロミル、イトーキ、東和フード、日精蝋、サンリツ

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 28653.87 +161.6
[ナスダック]11695.63 +70.3
[シカゴ先物] 22945(ドル建て)、22935円建て)

◆NY市場分析

週末28日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による超低金利政策の長期化観測などを背景に、3日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比161.60ドル高の2万8653.87ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は70.29ポイント高の1万1695.63となり、2日ぶりに終値の史上最高値を更新した。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比739万株減の8億2688万株(暫定値)。

FRBは27日、インフレ率が目標値の2%上回ることを許容する新たな政策方針を発表。ゼロ金利政策を長期間維持する姿勢を示した。新方針が投資家の安心感につながり、買いが先行した。

米商務省が28日午前に発表した7月の個人消費支出は前月比1.9%増と市場予想を上回った。米ミシガン大学が発表した8月の消費者景況感指数の確報値も上方修正された。

米実質GDP(国内総生産)の約7割を占める個人消費の好調さを示す経済指標が、相場を押し上げた。

景気変動に敏感な半導体やエネルギー関連銘柄、金融株が買われた。エクソンモービルが2.4%高、インテルが2.1%高、マイクロン・テクノロジーが2.4%高、シティグループが1.1%高だった。メーシーズが5.0%高、ウォルマートが2.7%高と小売りも値上がり。人員削減を発表したコカ・コーラは3.3%高。

最近の相場をけん引するハイテク株にも買いが入った。ウーバー・テクノロジーズが3.1%高だった。

安倍晋三首相が、健康上の問題を理由に辞任を表明。外国為替市場では、円高・ドル安が進んだ。ただ、米株式市場では、大きな材料とはならなかったようだ。

◆海外スケジュール
中国8月製造業PMI(10:00)
休場:英国

○今週注目ポイント
コロナウィルス
日米雇用統計
ポスト安倍晋三の行方
通商問題
為替レート

2020年8月27日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3290円86銭(-5円91銭)

◆市場分析

日経平均は反落。

朝方は売りが先行。

利益確定売りが出やすく、弱含んで始まりました。
その後は小安い水準でもみ合い商状となりました。

後場は、売りが先行しました。

昼休みの時間帯に中国・上海総合指数や香港ハンセン
指数が下げ基調を強めたこともあり、下げ幅を広げ、
一時2万3203円00銭(前日比93円77銭)まで値を下げました。

一巡後は下げ渋りの動きとなり、前日終値に接近しました。

大引けにかけては小安い水準で推移しました。

日経平均株価は、前営業日比5円91銭安
の2万3290円86銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は925
値下がり銘柄数は1115
変わらずは132でした。

新規の買い手掛かりが見当たらず、最近の株高を受けて
かさんだ利益確定売りや株価の戻りを待ち構えていた
売りを吸収できませんでした。

日経平均は世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を
受けて株価が急落した2月下旬の水準をほぼ取り戻して
います。

しかし、企業業績やマクロ経済情勢は厳しく、「株価と
の乖離(かいり)が目立つ」(中堅証券)状況です。

ワクチン開発や政策への期待だけでは、上値にも限界感
があることを印象付ける値動きでした。

◆国内の主なスケジュール
2年国債入札
《決算発表》
凸版印、DMG森精、DyDo、明星電、ルックHD、太陽工機、コスモス電

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 11665.06 +198.59
[ナスダック] 3478.73 +35.11
[シカゴ先物] 23290(ドル建て)、23280(円建て)

◆NY市場分析

26日のニューヨーク株式相場は、成長期待が高いハイテク株が上昇を主導し、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比83.48ドル高の2万8331.92ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は198.59ポイント高の1万1665.06で取引を終え、5営業日連続で終値での史上最高値を更新した。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3270万株増の7億8624万株。

ソフトウエア大手セールスフォース・ドットコムなどが相場をけん引。同社は新型コロナウイルス感染拡大に伴う在宅勤務の広がりを追い風に、2021年1月通期の売上高予想を上方修正。20年5~7月期決算も市場予想を上回った。同社株は31日からダウ平均構成銘柄に採用されることもあり、ここ数日買いを集めている。

コロナ禍でも成長期待の高いフェイスブックやネットフリックス、アマゾン・ドット・コムなども買われ、相場を押し上げた。

米商務省発表の7月の耐久財受注額が前月比11.2%増と、市場予想の4.3%増を大幅に上回ったことも、相場を支えた。

ただ、ジャクソンホール経済シンポジウムでのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を翌日に控え、様子見ムードも強かった。

一方、テキサス州などメキシコ湾岸地域に大型ハリケーンが接近しており、同地域に石油・天然ガス関連設備が多いことから、エネルギー株は下落した。

個別銘柄(暫定値)では、セールスフォースが26.0%高と急伸。ネットフリックスは11.6%高、フェイスブックが8.2%高、アマゾンが2.9%高。一方、エクソンモービルは2.1%安、シェブロンが1.6%安など、エネルギー株が下げを主導。この他、JPモルガン・チェースは1.4%安、ファイザーが0.9%安。

◆海外スケジュール
米4-6月期GDP改定値(21:30)
米7月NAR仮契約住宅販売指数 (23:00)
米カンザスシティー連銀主催のジャクソンホール会議(~8/28、オンライン開催)

米共和党大会(~8/27)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
ジャクソンホール会合
日経平均23000円の攻防
通商問題
為替レート

2020年8月28日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3290円86銭(-5円91銭)

◆市場分析

日経平均は反落。

朝方は売りが先行。

利益確定売りが出やすく、弱含んで始まりました。
その後は小安い水準でもみ合い商状となりました。

後場は、売りが先行しました。

昼休みの時間帯に中国・上海総合指数や香港ハンセン
指数が下げ基調を強めたこともあり、下げ幅を広げ、
一時2万3203円00銭(前日比93円77銭)まで値を下げました。

一巡後は下げ渋りの動きとなり、前日終値に接近しました。

大引けにかけては小安い水準で推移しました。

日経平均株価は、前営業日比5円91銭安
の2万3290円86銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は925
値下がり銘柄数は1115
変わらずは132でした。

新規の買い手掛かりが見当たらず、最近の株高を受けて
かさんだ利益確定売りや株価の戻りを待ち構えていた
売りを吸収できませんでした。

日経平均は世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を
受けて株価が急落した2月下旬の水準をほぼ取り戻して
います。

しかし、企業業績やマクロ経済情勢は厳しく、「株価と
の乖離(かいり)が目立つ」(中堅証券)状況です。

ワクチン開発や政策への期待だけでは、上値にも限界感
があることを印象付ける値動きでした。

◆国内の主なスケジュール
2年国債入札
《決算発表》
凸版印、DMG森精、DyDo、明星電、ルックHD、太陽工機、コスモス電

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 28492.27 +160.35
[ナスダック] 11625.34 -39.72
[シカゴ先物] 23225(ドル建て)、23215(円建て)

◆NY市場分析

27日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が示した新たな政策方針を好感し、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比160.35ドル高の2万8492.27ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は39.72ポイント安の1万1625.34で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4803万株増の8億3427万株。

FRBのパウエル議長はカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウムで講演し、インフレ率が目標の2%を一時的に上回ることを許容する新たな政策方針を明らかにした。FRBがハト派姿勢を明確にしたことが好感され、ダウ平均は買いが優勢となった。

中でも金融株が買われ、相場をけん引。議長講演を受けて米長期金利が上昇したことが買い材料となった。一方、金利上昇に圧迫され、ここ最近買いが集まっていたフェイスブックやネットフリックスなどの成長株は売られた。

また、新型コロナウイルスの抗原検査キットが米当局から緊急使用許可を得たと発表したアボット・ラボラトリーズが急伸。安価で迅速な検査が可能になるとの期待が高まり、相場を支援した。

個別銘柄(暫定値)では、アボットが7.9%高。JPモルガン・チェースが3.3%高、トラベラーズが3.2%高と、金融株も高かった。また、マイクロソフト(MS)と組んで短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」米事業などの買収交渉に名乗りを上げたウォルマートは4.5%高、MSは2.5%高。一方、ネットフリックスは3.9%安、フェイスブックは3.5%安、アップルが1.2%安。

◆海外スケジュール
米4-6月期GDP改定値(21:30)
米7月NAR仮契約住宅販売指数 (23:00)
米カンザスシティー連銀主催のジャクソンホール会議(~8/28、オンライン開催)
米共和党大会(~8/27)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
ジャクソンホール会合
日経平均23000円の攻防
通商問題
為替レート

2020年8月26日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3296円77銭(+311円26銭)

◆市場分析

日経平均は、大幅続伸。

朝方は買いが先行。

その後は、一服商状ながら買い戻しの
動きなどもあり高値圏で堅調に推移。

前引けにかけては、継続的に
買いが入り上げ幅を拡大しました。

後場に入ってからは、前場の好地合いを引き継ぎ
一時は2万3431円04銭(前日比445円53銭)まで上昇。

その後は、上値の重い動きとなりました。

大引けにかけては、利益確定売りに押され
上げ幅を縮小しながら取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比311円26銭高
の2万3296円77銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1643
値下がり銘柄数は466
変わらずは63でした。

新型コロナウイルス対策の進展期待と
米中貿易摩擦の懸念緩和により
買いが優勢となりました。

景気回復期待により、空運株や金融株が上昇し
米中摩擦緩和への思惑から
ハイテク株も強含みました。

市場からは、「コロナ前の水準に近づくと
戻り売りが出て、株価の上値は重くなる」
(株式ストラテジスト)との声も上がりました。

◆国内の主なスケジュール
《決算発表》
リクルートHD、アイフリーク、タカショー

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 28248.44 -60.02
[ナスダック] 11466.47 +86.75
[シカゴ先物] 23305(ドル建て)、23300(円建て)

◆NY市場分析

25日のニューヨーク株式相場は、最近の相場上昇を受けた利益確定売りが優勢となる中、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比60.02ドル安の2万8248.44ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は86.75ポイント高の1万1466.47と、4営業日連続で終値の史上最高値を更新して引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比5811万株減の7億5354万株。

米中両政府は24日、貿易協議「第1段階合意」の履行状況の検証を目的に、両国閣僚が電話協議を行ったと発表。悪化していた米中関係をめぐる懸念が和らぎ、相場の下支え要因となったが、「最近相場の上昇基調が続いていたので高値警戒感が出た」(日系証券)という。

ダウ構成銘柄では、先週時価総額2兆ドル超えを果たし、堅調な展開が続いていたアップルが下落。また、前日にダウ構成銘柄から外れることが決まったレイセオン・テクノロジーズとエクソンモービル、ファイザーが相場の押し下げ要因となった。

この日の米指標はまちまち。米民間有力調査機関コンファレンス・ボードが発表した8月の消費者景気信頼感指数は前月比低下し、市場予想を下回る内容。7月の新築住宅販売件数は前月比13.9%増と、市場予想を上回る好調な数字となった。

27日にはパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されており、市場の関心が高まっている。

個別銘柄では、アップルが0.8%安。レイセオン・テクノロジーズが1.5%安、エクソンモービルが3.2%安、ファイザーは1.1%安。一方、マイクロソフトは1.3%高、インテルは0.6%高。

◆海外スケジュール
米7月耐久財受注(21:30)
米共和党大会(~8/27)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
ジャクソンホール会合
日経平均23000円の攻防
通商問題
為替レート

2020年8月25日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万2985円51銭(+65円21銭)

◆市場分析

日経平均は小幅続伸。

朝方はやや売りが優勢でスタート。

前場の終値は前営業日比76円67銭高の2万2996円97銭。
小幅安でもみ合った後、切り返しました。

後場は、弱含んで始まり、いったん伸び悩みました。

買い一巡後は、後場中盤にかけて伸び悩む場面も
ありましたが、買い気は根強く大引けに向けて
引き締まりました。


日経平均株価は、前営業日比65円21銭高
の2万2985円51銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は999
値下がり銘柄数は1070
変わらずは103でした。

投資家心理に影響する経済統計の発表などがなく、
日経平均株価は前週末の終値を挟んだ
狭いレンジ内での動きが続きました。

今週は、週を通じても景況感や相場観を大きく変え
そうな指標の発表、イベントは予定されていません。

「9月上旬まで薄商いが続きそうだ」(大手証券)
との声もありました。

しばらくは方向感の乏しい相場となりそうです。

◆国内の主なスケジュール
20年国債入札

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 28308.46 +378.13
[ナスダック] 11379.72 +67.92
[シカゴ先物] 23180(ドル建て)、23170(円建て)

◆NY市場分析

週明け24日のニューヨーク株式相場は、ワクチン開発など新型コロナウイルスの対策の進展への期待から3営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比378.13ドル高の2万8308.46ドルで終了。米国で新型コロナ感染拡大が本格化する前の2月21日以来約半年ぶりの高水準となった。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は同67.92ポイント高の1万1379.72、より幅広い銘柄を反映するS&P500種株価指数は同34.12ポイント高の3431.28となり、いずれも史上最高値を更新した。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比6258万株減の8億1165万株。

米政権は23日夕、新型コロナ感染症から回復した患者の血液成分を利用した治療法を緊急認可したと発表。英紙フィナンシャル・タイムズは、米政府が、英アストラゼネカと英オックスフォード大学が開発するワクチンの緊急使用認可を検討していると報じた。

市場では、新型コロナ対策の進展や経済の早期正常化への期待が広がり、幅広い銘柄が買われ、相場を押し上げた。航空株やレジャー関連株が上昇。アメリカン航空グループが10.5%高、ユナイテッド航空が9.9%高、デルタ航空が9.3%高、カーニバルが10.2%高。ボーイングも6.4%高だった。

景気の影響を受けやすい金融株も買いが先行し、バンク・オブ・アメリカが2.8%高、ウェルズ・ファーゴが3.6%高だった。新型コロナ拡大の影響を受けにくいとされるハイテク株も引き続き買われ、相場をけん引。アップルは1.2%高、フェイスブックが1.6%高と好調だった。

◆海外スケジュール
独8月Ifo景況感指数(17:00)
米6月FHFA住宅価格指数(22:00)
米6月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米8月消費者信頼感指数(23:00)
米7月新築住宅販売(23:00)
米共和党大会(~8/27)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
ジャクソンホール会合
日経平均23000円の攻防
通商問題
為替レート

2020年8月23日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万2920円30銭(+39円68銭)

◆市場分析

日経平均は小反発。

朝方は買いが先行。

その後は、前日の米国株市場の上昇を受け、
2万3135円43銭(前日比254円81銭高)まで上げ幅を拡大。

買い一巡後は、売りに押され上昇幅は縮小し、
再び2万3000円ラインを割り込みました。

前引けにかけて売り買いが交錯。

後場に入ってからは、再び上げ幅を広げて始まりましたが
買い進む動きには発展せず上値の重い動きに。

大引けにかけては、週末要因などの影響で
利益確定売りに抑えられながら取引を終了しました。

日経平均株価は、前営業日比39円68銭高
の2万2920円30銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1330
値下がり銘柄数は718
変わらずは124でした。

現地20日の米国株式市場で、NYダウが
4日ぶりに反発したことやナスダック総合株価指数が
2日ぶりに最高値を更新した流れを受け買い優勢に。

週末ということもあり
積極的な買いは見送られる一方で
下値を売り急ぐ動きも見られませんでした。

市場からは、「短期的な値上がりを狙った買いが入った」
(インターネット証券)との声も上がりました。

週明けも景気や企業業績の回復が期待通りに
進まない可能性を意識した展開が続きそうです。


◆国内の主なスケジュール
《決算発表》
ASTI

【海外】
◆経済指数
[ダウ]27930.33 +190.6
[ナスダック] 11311.8 +46.85
[シカゴ先物] 22900(ドル建て)、22890(円建て)

◆NY市場分析

週末21日のニューヨーク株式相場は、IT株がけん引し、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比190.60ドル高の2万7930.33ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は46.85ポイント高の1万1311.80で取引を終え、終値での史上最高値を2日連続で更新した。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2639万株増の8億7423万株。

相場は良好な米経済指標を好感して序盤に上昇に転じた後、アップルなど成長期待が高いIT株に買いが集まり、じりじりと上げ幅を拡大した。

午前にIHSマークイットが発表した8月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値は市場予想を上回り、2019年1月以来の高水準となった。また、サービス業PMIも予想を上回り、19年3月以来の高水準だった。新型コロナウイルスの感染拡大で停滞していた経済活動再開の動きで、指数が押し上げられた。

また、米不動産業者協会(NAR)発表の7月の中古住宅販売件数は前月比24.7%増と、集計を始めた1968年以来で最大の伸びとなった。

アップルは新型コロナに伴う巣ごもり需要を追い風に、19日に米企業で初めて時価総額が一時2兆ドル(約210兆円)を突破。株式分割の期日を24日に控えていることもあり、引き続き買いを集めた。

個別銘柄(暫定値)では、アップルが5.2%高、エヌビディアが4.5%高と、IT株が全体をけん引した。この他、ディアが4.4%高、テスラが2.4%高、ナイキが1.6%高。一方、エクソンモービルが0.7%安、化学大手ダウが0.2%安など、エネルギー、素材株が売られた。通信株も安く、ネットフリックスは1.1%安だった。

◆海外スケジュール
米共和党大会(~8/27)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
ジャクソンホール会合
日経平均23000円の攻防
通商問題
為替レート

2020年8月19日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3051円08銭(-45円67銭)

◆市場分析

日経平均は続落。

前場寄り付きは、わずかながら続伸スタート。

悪材料となるニュースが報道されると、
利益確定売りが優勢となり下げに転換し
一時は2万2948円89銭(前日比147円86銭安)まで下落。

その後は、下げ渋る動きが見られましたが
戻りは限定的となりました。

後場に入ってからは、日銀のETF(上場投資信託)
買い期待との見方があり2万3000円台で底堅く推移。

大引けにかけては、様子見ムードが続き
売り買いが交錯しながら取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比45円67銭安
の2万3051円08銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は959
値下がり銘柄数は1124
変わらずは90でした。

17日に中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)
に対する輸出禁止措置を強化すると発表し
米中関係の悪化懸念が重しとなりマイナス圏に。

午後は押し目買いが入って下げ幅を縮めましたが、
買いの勢いは強まらず小値幅で推移しました。

市場からは、「海外の機関投資家の多くは夏季休暇で
取引に参加していない」(大手証券)との声もありました。

決算発表が終わるなか、手掛かり材料に乏しく
リスクを取る動きは控えられそうです。

◆国内の主なスケジュール
6月機械受注(8:50)
7月貿易収支(8:50)
《決算発表》
北川精機、玉井船

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 27778.07 -66.84
[ナスダック] 11210.84 +81.12
[シカゴ先物] 23075(ドル建て)、23060(円建て)

◆NY市場分析

18日のニューヨーク株式相場は、米景気先行き懸念が重しとなり、小幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比66.84ドル安の2万7778.07ドルで終了。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は81.11ポイント高の1万1210.84で取引を終え、2日連続で終値での史上最高値を更新した。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2971万株増の8億1032万株。

新型コロナウイルス危機に対応した追加経済対策をめぐる米議会での協議が停滞していることや、米中関係悪化懸念などを背景に、ダウ平均は軟調に推移。エネルギー株や金融株が指数の重しとなった。

ダウ構成銘柄のウォルマートとホーム・デポがこの日発表した5~7月期決算はいずれも好内容で、1株当たり利益は市場予想を上回った。ただ、週600ドルの失業給付の上乗せが7月末で失効し、消費の先行き不透明感が根強い中、2銘柄は軟調に推移した。

一方、ニューヨークなどで雇用を増やすと発表したアマゾン・ドット・コムがけん引し、ナスダックは続伸。また、S&P500種株価指数は、新型コロナ感染拡大前の2月中旬以来約半年ぶりに、終値での史上最高値を更新した。

米商務省が発表した7月の住宅着工件数が前月比22.6%増と、約3年9カ月ぶりの大きな伸びとなったことも株価を下支えした。

個別銘柄(暫定値)では、シェブロンが2.1%安、JPモルガン・チェースが1.4%安、ボーイングが1.0%安と、エネルギーや金融、資本財株が安かった。また、ホーム・デポは1.1%安、ウォルマートが0.7%安。一方、アマゾンが4.1%高、セールスフォース・ドットコムが3.7%高、テスラが2.8%高、ネットフリックスが2.0%高と、通信や消費財株の上げが目立った。

◆海外スケジュール
FOMC議事録(7/28~7/29開催分)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
各企業決算発表
日経平均23000円の維持
通商問題
為替レート

2020年8月21日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万2880円62銭(-229円99銭)

◆市場分析

日経平均は反落。

朝方は、19日の米国株式が
下落した影響で売りが優勢となりました。

その後、円安・ドル高を支えに
下げ渋る場面もありましたが再び軟化。

前引けにかけても、株価指数先物売りを
交えて下げ幅を拡大しました。

後場では、前場の軟地合いを引き継ぎ売りが先行。

その後、下げ幅を拡大し一時はこの日の安値となる
2万2851円83銭(前日比258円78銭安)まで下押しました。

大引けにかけては、戻りは鈍く
安値圏で停滞しながら取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比229円99銭安
の2万2880円62銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は443
値下がり銘柄数は1633
変わらずは96でした。

米連邦公開市場委員会(FOMC)の
議事要旨を受け米国の景気先行き不透明感が
意識されリスク回避の売りが広がりました。

中国・上海総合指数や香港ハンセン指数の
軟調推移も重しとなり下げ幅を拡大しました。

市場からは、「日本経済の実力と比べ、強すぎる」
(民間エコノミスト)との声も上がりました。

心理的な節目となる2万3000を割ったことで
投資家心理は下向きそうです。

◆国内の主なスケジュール
7月全国消費者物価指数(8:30)
7月訪日外客数
《決算発表》
VTHD

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 27739.73 +46.85
[ナスダック] 11264.95 +118.49
[シカゴ先物] 22980(ドル建て)、22970(円建て)

◆NY市場分析

20日のニューヨーク株式相場は、終盤にハイテク株に買いが集まり、小幅反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比46.85ドル高の2万7739.73ドルで終了した。上昇は4営業日ぶり。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は118.49ポイント高の1万1264.95となり、史上最高値を更新した。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6613万株減の7億4784万株。

米労働省が朝方発表した新規の失業保険申請件数は、15日までの1週間で110万6000件に達し、3週ぶりに増加。市場予想も上回った。米フィラデルフィア連邦準備銀行の製造業景況指数も市場予想を超えて悪化した。

前日発表された7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、景気の先行きに対する米連邦準備制度理事会(FRB)の慎重な姿勢が明らかになった。市場では、景気への懸念が広がり、ダウ平均は下落して取引が始まった。

午後に入ると、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けにくいとされるハイテク株に買いが集まり、上昇に転じた。前日に時価総額が2兆ドルを超えたアップルや、マイクロソフト、フェイスブックはいずれも2%超上昇。インテルが1.7%高、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは6.3%高。テスラは6.6%高だった。

リフトは5.8%高、ウーバー・テクノロジーズは6.8%高と大幅に上昇。裁判所命令による配車サービス事業の一時停止回避を好感した。

一方、バンク・オブ・アメリカの1.6%安、ウェルズ・ファーゴの1.3%安など金融株は安い。ユナイテッド航空の1.1%安など航空株も売られた。

◆海外スケジュール
米7月中古住宅販売(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
各企業決算発表
日経平均23000円の維持
通商問題
為替レート

2020年8月18日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3096円75銭(-192円61銭)

◆市場分析

日経平均は反落。

朝方は、売りが先行。

利益確定売りが出やすく、寄り付き早々に一時
2万3169円03銭(前週末比120円33銭安)まで下落しました。

後場は、弱含んで始まりました。
利益確定売りが続き、一時はこの日の安値水準となる
2万3068円53銭(前週末比220円83銭安)まで下押しました。

その後は下げ渋りましたが、戻りは限定されました。

日経平均株価は、前営業日比192円61銭安
の2万3096円75銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は635
値下がり銘柄数は1452
変わらずは86でした。

前週末に日経平均が4日続伸して約半年ぶりの
高値水準に進んでいたこともあり、
高値警戒感から利益確定売りが出ました。

今週は株式相場に大きく影響しそうな経済統計の発表は
あまりなく、4-6月期決算発表も先週末で一巡しました。
また、ワクチン開発進展のニュースも頻繁に飛び込んで
きており、ややサプライズ感が後退しています。

手掛かりとなる材料不足の状態が続きそうです。


◆国内の主なスケジュール
30年国債入札
《決算発表》
あいHD、国際計測

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 27844.91 -86.11
[ナスダック] 11129.73 +110.42
[シカゴ先物] 23165(ドル建て)、23150(円建て)

◆NY市場分析

週明け17日のニューヨーク株式相場は、米中対立の悪化懸念が相場の重しとなる中、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比86.11ドル安の2万7844.91ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は110.43ポイント高の1万1129.73と、7営業日ぶりに史上最高値を更新して引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比2908万株増の7億8061万株。

商務省はこの日、中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)に対する輸出禁止措置を強化すると発表。米中関係悪化への警戒感が広がった。また、新型コロナウイルス危機を受けた追加経済対策の先行きが不透明なことも引き続き心理的な圧迫要因となっている。

著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイが、米銀行株の保有を削減したことが先週、判明。売却対象のゴールドマン・サックスなど金融株が下落し、ダウを押し下げた。ただ、「足元の住宅指標が堅調」(日系証券)となる中、ホーム・デポなど住宅関連銘柄が買われ、相場の下支えとなった。

一方、今週決算を発表する半導体大手エヌビディアのほか、電気自動車メーカー、テスラなどがナスダック指数の押し上げに寄与した。

個別銘柄では、ゴールドマン・サックスが2.4%安、JPモルガン・チェースが2.6%安。ボーイングも売り込まれ、3.4%安、キャタピラーは0.9%安だった。一方、ホーム・デポは2.7%高。

◆海外スケジュール
米8月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
米8月NAHB住宅市場指数(23:00)
米6月対米証券投資(8/18 5:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
各企業決算発表
日経平均23000円の維持
通商問題
為替レート