【国内】
◆市場分析
昨日の日経は反落。
先週末のNY市場が下落した事や日銀金融政策決定会合を控えて、様子見姿勢が強まりました。
本日は、市場の注目度が高い日銀金融政策決定会合の結果が発表されます。
週明けレポートでコメントしたように日銀ETF買いに関してはTOPIX型の配分を増やしてくると思いますが、金利政策を変更してくることはないのではないか?と考えてます。
昨日も長期金利が上昇しましたが、日銀は指値オペで金利抑制に動きました。
昨日は1兆6400億の実弾介入しておりました。
過去最高額の金額だと思います。
日銀としては金利上昇には徹底して交戦するスタンスですので、本日の会合では金利政策には踏み込む事はないのではないか?と考えています。
ただ、これはあくまでの個人的な予想ですので、もし金利政策に変更を加えてくる事があれば株価は下振れする可能性があります。
スタンスとしては、金利政策に変更なし、ETF買いの配分変更の場合も買いと見ております。
◆スケジュ―ル
31(火)
黒田日銀総裁会見
日銀、経済・物価情勢の展望を公表
6月有効求人倍率(8:30)
6月完全失業率(8:30)
6月鉱工業生産(8:50)
7月消費動向調査(14:00)
《決算発表》
豊田織機、デンソー、第一三共、LIXIL G、アイシン精、三菱ケミHD、味の素、東武、ミツコシイセタン、住友化、協和キリン、武田、フジHD、コーセー、小林製薬、AGC、TOTO、JFEHD、住友電、マキタ、NEC、ルネサス、シャープ、ソニー、ローム、京セラ、村田製、ホンダ、JR西日本、ヤマトHD、JAL、ANA、中部電、コナミHD、ABホテル、日東電、任天堂、豊通商、りそなHD、みずほ、パナソニック、スタートトゥ、SBI
【海外】
◆全体指標
[ダウ] 25306.83USD (-144.23)
[ナスダック]7629.46ポイント(-107.96)
[シカゴ先物]22485(ドル建て)、22460(円建て)
◆NY市場分析
NYですが、FOMCを控えて様子見姿勢が強い中、ナスダック指数が大きく下落した事を嫌気して続落という動き。
ナスダックは下落が止まりませんが、これはいわゆるファングという一部の主力大型が売られているためです。
ナスダック指数をこれまで牽引してきた事で、多くの機関投資家や個人投資家が保有しており、1銘柄が売られると損失回避のために他の銘柄も売らなければいけないという負の連鎖が続いている動きです。
◆海外市場スケジュール
31(火)
中国7月製造業PMI(10:00)
FOMC(~8/1)
米6月個人所得(21:30)
米6月個人支出(21:30)
米5月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米7月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)
米7月消費者信頼感指数(23:00)
《米決算発表》
アップル、ファイザー、ラルフローレン・コーポレーション、プログレッシブ・コープ、プロクター・アンド・ギャンブル、アルコア、アカマイ・テクノロジーズ、イートン・コーポレーション、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド、エコラボ、ジョンソンコントロールズ