【国内】
◆市場分析
昨日の日経は大幅続伸。
NY市場の上昇や為替市場での111円台円安を好感した一日でしたが、引け前には売りが持ち込まれて安値引けという引け方は良くない終わり方でした。
お伝えしているように、テクニカルからではあくまでも戻りであり22190円以上は売り場探しという分析は継続しております。
ただ、本日の高値である22300円を抜けていくと22500円までの上昇が予想されますので、その状況が来た時には再度戦略をお知らせします。
米中貿易摩擦懸念は第一弾の追加関税は完全に織り込んでいます。
ただし、トランプ大統領は中国が報復関税に踏み切った場合には、追加でさらに2週間後に160億ドルのさらなる追加関税を示唆しています。
今、米国議会も米国民も中国叩きが主流となってきていますので、トランプは中間選挙までは国民のウケ狙いから中国叩きは止めないと思います。
そういう意味では、もう一度貿易摩擦懸念が増す可能性がある事は頭に入れておく必要があるのではないかと考えます。
◆スケジュ―ル
11(水)
6月企業物価指数(8:50)
5月機械受注(8:50)
5月第3次産業活動指数(13:30)
《決算発表》
サカタのタネ、コシダカHD、柿安本店、ローソン、スタジオアタオ、明光ネット、ベル24HD、GameWith、スター精、ライフコーポ、イズミ、東武ストア、毎コムネット、モリト
【海外】
◆全体指標
[ダウ] 24919.66USD (+143.07)
[ナスダック]7759.20ポイント(+3.00)
[シカゴ先物]22260(ドル建て)、22235(円建て)
◆NY市場分析
NYですが、朝方に2018年4~6月期決算を発表した飲料・食品のペプシコ株が大幅に上げ、週後半から本格化する米主要企業の決算発表への期待が高まった事から続伸。
米国企業決算への期待買いが継続しておりますが、ここまで上げてくると材料織り込みになる可能性も出てきますので、そろそろ目先一服の動きになるのではないかと見ております。
◆海外市場スケジュール
11(水)
北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(~7/12 ブリュッセル)
米6月生産者物価指数(21:30)
◆注目の個別銘柄
本日は分析銘柄ありませんでした。
昨日マザーズ市場は下落。
単なるリバウンドの動きであったのが分かると思います。
現状マザーズ指数は売りサイン点灯しておりますので、買いは控えておくべきと考えております。
そういう意味では、個別はまだまだチャート崩れている銘柄が多く手が出せないと考えております。
そういう意味では、こういう相場の時には先物ミニや日経レバの方が利益が出しやすいと考えております。
個別で利益が出る相場が来るまでは今しばらくの辛抱だと考えます。
