【国内】
◆市場分析
昨日の日経は大幅続落。
先週末のNY市場は上昇でしたが、ウォール・ストリートジャーナルがトランプ米政権が策定している中国企業の対米投資制限について、
中国資本が25%以上の企業を対象にする検討に入ったと報じた事で、米中貿易摩擦懸念が高まり下落となりました。
ダウ先物の下落に比較すると割合大きな下落にりましたが、これはNT倍率が異常に高くなっている事に対する水準訂正の動きだと思います。
ゆがんだ相場の水準訂正の動きは先で必ず起こります。
さて、テクニカルからではお伝えしたように昨日22320円を終値で割り込んできたので目先は22160円方向です。
現時点での最終下落地点は以前からお伝えしているように21970円です。
ここまで来れば買い勝負です。
◆スケジュ―ル
26(火)
5月企業向けサービス価格指数(8:50)
20年国債入札
《決算発表》
パレモ・HD、ピックルス、ハピネス&D、瑞光、ライトオン
【海外】
◆全体指標
[ダウ] 24252.80USD (-328.09)
[ナスダック]7532.01ポイント(-160.81)
[シカゴ先物]22185(ドル建て)、22150(円建て)
◆NY市場分析
NYですが、トランプ政権が中国による知的財産侵害への対策を強化するため、中国資本が25%以上を占める企業に対し、
対米投資の制限を検討していると報じられたことで貿易摩擦懸念から反落という動き。
終値では24150は何とか死守しましたね。24150を終わり値で割り込むと完全にチャートは崩れますので、NY市場は急落の可能性があります。
ここからのNY市場の動きは要注目です。
◆先物戦略
本日の日経先物ですが、先週末のNY市場の上昇を好感して買い先行のスタートが予想されます。
ただ、今週も引き続き先物市場での意図的な動きには警戒が必要です。
NY倍率が異常に上昇しておりますので、その巻き戻しからいつ先物売りが出てもおかしくない状況ですので、先物市場での動きには警戒が必要です。
◆先物節目
21970・22000・22070・22160・22210・22250・22310
◆海外市場スケジュール
26(火)
米4月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米6月消費者信頼感指数(23:00)
《米決算発表》
IHSマークイット、レナー