2020年11月6日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万4105円28銭(+410円05銭)

◆市場分析
日経平均は大幅続伸。

朝方は、欧米の株式市場がほぼ全面高となった
流れを受けて買いが先行しました。

その後は、株価指数先物にまとまった買いが
入ったことをきっかけにじりじりと上昇していきました。

前引けにかけては、堅調に推移し
一時は2万4000円台を回復しました。

後場に入ってからは、ダウ平均先物高が
支援要員となり上げ幅を広げました。

買い一巡後は、やや売り物優勢の展開が続き
上値を追う動きには繋がりませんでした。

大引けにかけては、再度買い優勢の流れとなり
一時は2万4112円42銭まで上昇しました。

日経平均株価は、前営業日比410円05銭高
の2万4105円28銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1542
値下がり銘柄数は574
変わらずは62でした。

米選挙開票状況から増税や規制強化が回避されるとの
見方が広がり米国株が上昇した流れを引き継ぎ、
ハイテク株などが買い戻されました。

日経平均株価はじり高となり、一時は
心理的節目となる2万4000円を超えました。

市場では、「割安感が薄れつつある」(中堅証券)
と高値警戒感を示す声も上がりました。

大型財政政策への期待低下で、素材などの
景気敏感株は軟調に推移しそうです。

◆国内スケジュール
9月家計調査(8:30)
9月毎月勤労統計調査(8:30)
10年物価連動国債入札
《決算発表》
トヨタ、NTT、ユニチャーム、キリンHD、バンナムHD、ダイフク、旭化成、日本製鉄、日清食HD、住友電、ミネベアミツミ、参天薬、東レ、阪急阪神、スクエニHD、国際帝石、いすゞ、リンナイ、Gウイン、コムシスHD、日ユニシス、セガサミーHD、スシローGHD、日光電、不二製油、セブン銀行、ベネッセHD、カチタス、アシックス、三菱マ、ダイセル、ミクシィ、フジテック、日触媒、伊藤米久、FUJI、DMG森精、芙蓉リース、ナカニシ、日電子、日東紡、太陽HD、東邦HD、GSユアサ、センコーGHD、ニッコンHD、サッポロHD、能美防、パーカライ、デサント、レノバ、ニチハ、Pウォーター、三洋化、ダイヘン、住友倉、日清オイリオ、渋谷工、長谷川香、ラウンドワン、日曹達、EduLab、りらいあ、オカムラ

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 28390.18 +542.52
[ナスダック] 11890.93 +300.15
[シカゴ先物] 24275(ドル建て)、24265円建て)

◆NY市場分析

5日のニューヨーク株式相場は、米大統領・議会選の最終結果待ちの中で選挙後の政治情勢をめぐる思惑買いが続き、4日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比542.52ドル高の2万8390.18ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は300.15ポイント高の1万1890.93で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8667万株減の9億9032万株。

一部の州で大統領選の開票作業は続いているが、市場では民主党のバイデン前副大統領が勝利するとの見方が強い。同党は議会下院では多数派を維持する見込みだが、上院で過半数に届かない可能性が高まっている。

この日も前日の流れを引き継ぎ、議会選挙の結果でバイデン候補が目指す増税が実現困難になるなどの見方から買いが先行。アップルなどハイテク株が引き続き大幅高となったほか、景気敏感株の上げも目立ち、ダウの上げ幅は一時600ドルを超えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明やパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見が相場に及ぼす影響はほとんどなかった。

市場では「追加経済対策が最終的に決まるとの楽観的な見方や(ねじれ議会の見通しで)トランプ氏の減税はひっくり返せないことなど、株式市場は前日の延長線上でいいとこ取りをしているようだ。軽い調整も予想される」(日系証券)との声も聞かれた。

個別銘柄では、景気敏感株のキャタピラー(5.1%高)、ダウ(5.4%高)がそれぞれ大幅に上伸。増益決算を発表したゼネラル・モーターズ(GM)も買いが集まり、5.4%高。市場予想を上回る10~12月期業績見通しを明らかにしたクアルコムは12.8%と急伸した。アップルが3.6%高。金融株のゴールドマン・サックスが2.6%高、JPモルガン・チェースは4.1%高。一方、前日大幅高となったユナイテッドヘルス・グループは0.1%安。

◆海外スケジュール
米10月雇用統計(21:30)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
雇用統計
各企業決算発
為替レート

2020年11月4日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3295円48銭(+318円35銭)

◆市場分析
日経平均は大幅反発。

朝方は、前週末に大幅に5日続落(合計約540円安)
した反動で自律反発狙いの買いが先行しました。

株価指数先物買いを交えて上げ幅を広げ、
一時2万3370円91銭(前週末比393円78銭高)
まで上昇しました。

一巡後はいったん上値が重くなったが、
下値は限定的で、大引けにかけて底堅く推移しました。

日経平均株価は、前営業日比318円35銭高
の2万3295円48銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1622
値下がり銘柄数は497
変わらずは61でした。

週明け2日の東京株式市場は、景気や企業業績の
先行きに対する楽観的な見方から買いが優勢でした。

為替相場や時間外取引の米国株先物の
落ち着きも株価上昇を後押ししました。

欧米に比べて日本は新型コロナウイルス感染者数が
少ないことも「日本株のプラス材料になった」
(インターネット証券)とみられます。

3日投開票予定の米大統領選は接戦が予想されています。

しかし、「選挙の結果によらず日本企業の業績は
回復基調が続く」(中堅証券)との見方が強く、
株価下落への警戒感は薄いようです。

◆国内スケジュール

10月マネタリーベース(8:50)
日銀金融政策決定会合議事要旨(9/16~9/17開催分)
10年国債入札
《決算発表》
ソフトバンク、伊藤忠、SUBARU、サントリーBF、味の素、丸紅、三菱ケミHD、リコー、ファンケル、横河電、ニチレイ、JR九州、ケーズHD、三菱自、東海カ、富士急、TKC、長瀬産、寿スピリッツ、日信工業、スカパーJ、コロプラ、フジミインコ、アクシアル、タカラスタン、セーレン、ゼリア新薬、いなげや、JCU、三井海洋、ヤマシンフィルタ、ユアサ商、武蔵精密、日立造、淀川鋼、静岡ガス、三菱総研、タキロンシーアイ、松屋フーズ、Jオイル、文化シヤタ、IDEC、ミンカブ

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 27480.03 ( +554.98 )
[ナスダック] 11160.57 ( +202.96 )
[シカゴ先物] 23855(ドル建て)、23830円建て)

◆NY市場分析

3日のニューヨーク株式相場は、大幅続伸した。投票日を迎えた米大統領選で、民主党候補のバイデン前副大統領の優勢が伝わる中、結果判明後に株高になるとの観測を受けた買いが優勢となった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比554.98ドル高の2万7480.03ドルで終了。上げ幅は一時700ドルを超えた。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は202.96ポイント高の1万1160.57で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2515万株減の9億1774万株。

大統領選は投票日を迎えた。米メディアによる最終盤の世論調査では、共和党候補のトランプ大統領に対し、バイデン氏がリードしている。市場では、バイデン氏が勝利すれば、大型経済対策を打ち出して株価が上昇すると見込み、幅広い業種で買いが先行した。

ただ、フロリダやノースカロライナなどの激戦州では、終盤にトランプ氏が激しく追い上げている。郵便投票の増加で、一部州では開票が遅れる可能性が想定されているほか、選挙結果に不満を持つ市民らによる暴動も警戒されており、依然不透明感が強い。

バンク・オブ・アメリカの2.5%高、JPモルガン・チェースの3.1%高など、景気変動の影響が大きいとされる金融株が上昇。バイデン氏がインフラ投資などを掲げているのを受け、キャタピラーが4.4%高、ハネウェル・インターナショナルは3.2%高と、資本財セクターも買われた。ボーイングの3.4%高、メーシーズの8.3%高も目立った。

ハイテク株にも買いが集まった。アップルが1.5%高、マイクロソフトが2.0%高、フェイスブックは1.5%高となり、相場を支えた。

債券市場では、バイデン氏による経済対策への期待に加え、国債発行増による財政悪化懸念もあり長期金利が上昇。一時0.90%台と6月上旬以来の水準に上昇した。

◆海外スケジュール
FOMC(~11/5)
米10月ADP全米雇用リポート(22:15)
米9月貿易収支(22:30)
米10月ISM非製造業指数(11/5 0:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の行方
FOMC
雇用統計
各企業決算発
為替レート

2020年11月2日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万2977円13銭(-354円81銭)

◆市場分析
日経平均は続落。

朝方は、5日続落して取引を開始。

その後は、時間外取引で米株価指数先物が
下落していることから売りが広がりました。

前引けにかけては、下値で押し目買いなどが入り
売り買いが交錯する展開となりました。

後場に入ってからは、日銀による上場投資信託(ETF)
購入に対する期待感から下げ幅は縮小してスタート。

後場中盤では、週末要因ということもあり
様子見ムードが続きました。

大引けにかけては、ポジション調整の売りに押され
2万2948円47銭(前日比383円47銭)まで下落しました。

日経平均株価は、前営業日比354円81銭安の2万2977円13銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は244
値下がり銘柄数は1896
変わらずは39でした。

欧米市場が急落した最近の相場の中で
日経平均の下げ幅は限られていましたが、
今週は前場段階で5日続落とさえない展開が続きました。

時間外取引で米株価指数先物が下落するなか、
週末と月末が重なることもあり
手仕舞う動きが多く見られました。

市場では、「海外勢の売り圧力が強まった。
地合いは確実に悪化している」(銀行系証券)との声も。

新型コロナウイルスの感染再拡大による経済活動の
停滞も懸念される中では投資家心理は
上向かない状況が続きそうです。

◆国内スケジュール

10月新車販売台数(14:00)
10月軽自動車販売台数(14:00)
《決算発表》
NTTデータ、オリックス、ヤマハ、CTC、京王、ヒロセ電、日精工、日本ハム、三菱ガス、カルビー、帝人、丸和運輸、日ガス、大和工、三菱食品、ジョイ本田、持田薬、マクニカ富士、マルハニチロ、サンゲツ、イエローハット、フジクラ、ホクト、ジーエル、FJネクスト、東テク、日本電技、東陽テク、荒川化学、愛時計

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 26501.6 -157.51
[ナスダック] 10911.59 -274
[シカゴ先物] 23165(ドル建て)、23145円建て)

◆NY市場分析

週末30日のニューヨーク株式相場は、ハイテク株の下落や新型コロナウイルスの感染拡大が重しとなり、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比157.51ドル安の2万6501.60ドルで終了。下げ幅は一時500ドルを超えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は274.00ポイント安の1万0911.59で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億0047万株増の12億6272万株。

前日夕に7~9月期決算を発表した「GAFA」と呼ばれるハイテク大手4社のうち、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コムが大幅安となった。3社は総じて好業績だったものの、アップルはスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の売り上げの落ち込みが嫌気された。フェイスブックは来期業績の不確実性が意識され、アマゾンはコロナ関連のコスト増に懸念が集まった。

欧米でコロナの感染が再拡大していることも、相場の重しとなった。29日に報告された米国内の新規感染者数は8万8500人を上回り、1日の感染者数としては過去最多を記録した。

米大統領選が来週に迫り、政治的不透明感が高まっていることも、投資家のリスク回避姿勢に拍車を掛けている。今回の選挙は、コロナの影響で郵便投票が増加。このため市場では「11月3日の投開票日以降もしばらく勝者が確定しない恐れがある」(日系証券)との見方が優勢となっている。

個別銘柄(暫定値)では、フェイスブックが6.3%安、アップルが5.6%安、アマゾンが5.5%安。この他、ネットフリックスが5.7%安。一方、GAFAの残り1社であるグーグル親会社アルファベット(A株)は3.8%高。また、シェブロンは1.0%高、JPモルガン・チェースが0.9%高。

◆海外スケジュール
中国10月財新製造業PMI(10:45)
米10月ISM製造業景気指数(11/3 0:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の行方
FOMC
雇用統計
各企業決算発
為替レート

2020年10月30日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3331円94銭(-86円57銭)

◆市場分析
日経平均は続落。

朝方は、新型コロナの感染拡大が警戒され、欧米株式が
急落した動きを受け売り優勢でスタートしました。

その後は、利益確定売りに押され一時は
2万3170円76銭(前日比247円75銭安)まで下落。

売り一巡後は、短期的なリバウンドを狙った買いや
押し目を拾う動きが出ているもようで下げ幅を縮小。

後場に入ってからは、買い優勢でスタートしたものの
手掛かり材料に乏しくさえない展開に。

その後は、堅調なダウ平均先物などが支援材料となり
日経平均も底堅く推移する展開となりました。

大引けにかけては、時間外取引での米株価指数先物の上昇も支えとなり持ち直す動きとなりました。

日経平均株価は、前営業日比86円57銭安
の2万3331円94銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は747
値下がり銘柄数は1330
変わらずは100でした。

フランスが全土で1カ月のロックダウンを再導入するなど
欧州や米国での新型コロナウイルス感染拡大が
警戒され売り優勢の展開となりました。

しかし、株価の下落した場面では押し目買いや
買い戻しが入り底堅く推移しました。

市場では、「株価下落を買いの
チャンスとみている投資家が多く、

相場が一方的に崩れる展開は考えにくい」
(大手証券)との声も上がりました。

◆国内スケジュール
9月失業率(8:30)
9月有効求人倍率(8:30)
9月鉱工業生産(8:50)
9月住宅着工統計(14:00)
《決算発表》
キーエンス、KDDI、第一三共、エムスリー、村田製、JT、ZHD、三井物、アステラス薬、SGHD、塩野義、TDK、協和キリン、マキタ、ヤマトHD、M&A、小田急、JR西日本、中部電、レーザーテク、メルカリ、コーセー、TOTO、三菱重、LIXILG、日本酸素、JAL、東武、住友化、東洋水産、日通、東ソー、ALSOK、京成、中国電、ナブテスコ、メディパル、ポーラオルHD、ガイシ、九州電、ハウス食G、エフピコ、カゴメ、アズワン、セリア、アルプスアル、ゼオン、東映アニメ、双日、住友重、マブチ、Jパワー、三和HD、山九、三菱倉、テクノプロHD、インフォマート、IRJHD、ISID、レンゴー、九電工、洋缶HD、オリコ、宇部興、関電工、オークマ、サンリオ

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 26659.11 +139.16
[ナスダック] 11185.59 +180.73
[シカゴ先物] 23315(ドル建て)、23000円建て)

◆NY市場分析

29日のニューヨーク株式相場は、ハイテク株主導で値を上げ、5営業日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比139.16ドル高の2万6659.11ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は180.72ポイント高の1万1185.59で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億0540万株減の10億6225万株。

新型コロナウイルスの感染が再拡大し、厳しいコロナ対策が景気に及ぼす影響をめぐる懸念が根強い中、今週の軟調な相場展開を引き継ぎ、取引序盤は売りが先行した。だが、売り一巡後は売られ過ぎ感も広がる中、安値拾いも入って値を戻し、底堅い展開を維持した。

午後に入ると、取引終了後に決算を発表するアップルなどのハイテク株が特に堅調な値動きを示す中、ダウは一段高となった。この日発表された極めて大幅な改善となった7~9月期の米国内総生産(GDP)統計、労働市場の緩やかな改善傾向を示した米週間新規失業保険申請件数も市場の心理に好影響を与えたもようだ。

ダウが0.5%高で引けたのに対し、ナスダック総合指数は1.6%高で取引を終えた。

市場では「いわゆるGAFAと呼ばれるIT大手が前日売られた反動や決算期待で買われた。国内でもコロナ対策で経済活動に制限がかかり、企業の人員削減が増える中、(市場で諦め感が出ている)追加経済対策がないと厳しい状況になるのではないか」(日系証券)との指摘が聞かれた。

個別銘柄では、アップルが3.7%高、グーグルの親会社アルファベットが3.1%高、フェイスブックが4.9%高、アマゾン・ドット・コムが1.5%高。マイクロソフトは1.0%高。日本政府と新型コロナワクチンの供給契約を締結したモデルナは8.4%高と急伸。ワクチン実用化への期待感が高まった。一方、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは3.1%安。ジョンソン・エンド・ジョンソンは0.9%安。

◆海外スケジュール
ユーロ圏9月失業率(19:00)
ユーロ圏7-9月期GDP(19:00)
米9月個人消費支出・個人所得(21:30)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の行方
日銀金融政策決定会合
各企業決算発
為替レート

2020年10月29日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3418円51銭(-67円29銭)

◆市場分析
日経平均は続落。

朝方は、売りが先行。

27日の欧州主要株式やNYダウが続落し、
投資家心理が後退しました。

時間外取引での米株価指数先物安や円高も重しとなり、
一時2万3334円23銭(前日比151円57銭安)まで
下落する場面がありました。

一巡後は押し目買いに下げ渋ったが、
戻りは限定されました。

後場は、日銀のETF(上場投資信託)買い期待を支えに
下げ幅を縮小して始まり、一時はこの日の高値となる
2万3435円51銭(前日比50円29銭安)まで持ち直しました。

その後、大引けまで軟調に推移しました。

日経平均株価は、前営業日比67円29銭安
の2万3418円51銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は634
値下がり銘柄数は1480
変わらずは66でした。

28日は後場も前場の安値を試す場面が見られるなど、
ほぼ終日軟調でした。

欧米を中心に新型コロナウイルスの新規感染者の
増加ペースが速まっており、「海外で経済活動を
制限する措置が再び広がりつつあることが、
投資家心理を冷やした」(銀行系証券)とされます。

日本などアジアは、欧米に比べるとコロナの拡大は
今のところ抑えられているが、「冬が近づくにつれ、
感染が増える恐れはある」(大手証券)との指摘もあり、東京市場も徐々に「コロナ警戒モード」(同)に
なりつつあります。

◆国内スケジュール
日銀金融政策決定会合(~10/29)
黒田日銀総裁会見
日銀が経済・物価情勢の展望を公表
9月商業動態統計(8:50)
《決算発表》
NTTドコモ、武田、OLC、東エレク、ファナック、デンソー、三菱電、京セラ、豊田織機、小野薬、NEC、オムロン、アドバンテ、東ガス、豊通商、ZOZO、アイシン精、関西電、ローム、カプコン、ミスミG、大ガス、積水化、大和証G、AGC、大東建、SCSK、大正薬HD、邦ガス、スタンレ電、富士電機、日野自、エプソン、きんでん、PALTAC、アンリツ、NESIC、豊田合、SMS、ジェイテクト、トヨタ紡織、相鉄HD、アイカ工、川重、システナ、KADOKAWA、NSD、四国電、Tナカヤマ、メイテック、北陸電、TOKAIHD、コニカミノルタ、帝国ホテル、サカイ引越、マンダム、デクセリアルス、明電舎、ドリコム

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 26519.95 -943.24
[ナスダック] 11004.87 -426.48
[シカゴ先物] 23075(ドル建て)、23060円建て)

◆NY市場分析

28日のニューヨーク株式相場は、欧米での新型コロナウイルス感染拡大を嫌気し、大幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比943.24ドル安の2万6519.95ドルで終了。終値としては7月末以来、約3カ月ぶりの安値となった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は426.48ポイント安の1万1004.87で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3億3124万株増の11億6765万株。

欧米でコロナの新規感染者が再び増加し、景気回復の妨げになるとの懸念から、この日の欧米市場の株価は大幅安となった。米国では中西部などで感染が拡大。フランスは全土で外出制限を再び発動したほか、ドイツも飲食店や商業施設を閉鎖する方針を発表した。フランスCAC40種指数は3.4%安、ドイツ株式主要30銘柄指数(DAX)は4.2%安でそれぞれ取引を終えた。

米大統領選の郵送投票の開票作業が長引き、勝者の確定が11月3日の投開票日以降にずれ込む可能性があることも、投資家のリスク回避姿勢につながっている。また、米追加経済対策の早期の成立が困難なことも、相場の重しになった。追加対策をめぐる議会与野党の協議難航を受けて、トランプ大統領は前日、大統領選前の成立を断念する考えを明らかにした。

投資家の不安心理の指標となる恐怖心指数(VIX)は一時40を上回り、6月中旬以来の高水準を付けた。

個別銘柄(暫定値)では、フェイスブックが5.5%安、マイクロソフトが5.0%安など、ハイテク大手が相場を下押した。エクソンモービルが3.8%安など、エネルギー株の下げも目立った。また、決算が嫌気されたボーイングが4.6%安、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)が8.8%安。一方、決算が好感されたゼネラル・エレクトリック(GE)が4.5%高と買われた。

◆海外スケジュール
中国共産党中央委員会第5回全体会議(5中全会)(~10/29)
ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)
米7-9月期GDP速報値(21:30)
米9月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の行方
日銀金融政策決定会合
各企業決算発
為替レート

2020年10月25日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3516円59銭(+42円32銭)

◆市場分析
日経平均は小反発。

きのう22日に反落した反動や、現地22日の米国株式が
反発したことなどから、買い優勢でスタートしました。

買い一巡後は、戻り待ちの売りが上値を抑える格好となり
積極的な売買は控えられました。

その後は、2万3500円を下回った水準で
押し目買いが意識されました。

後場に入ってからは、一段高で始まり
寄り付き後には一時2万3587円90銭
(前日比113円63銭高)まで上げ幅を拡大。

その後は、上値が重くなり高値圏で
もみ合い商状となりました。

大引けにかえては、週末要因からか利益確定売りに押され上げ幅を縮小しながら取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比42円32銭高
の2万3516円59銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1096
値下がり銘柄数は989
変わらずは95でした。

米追加経済対策への警戒感が後退し、
22日の米国株式が上昇した流れを受け買い優勢に。

ただ、週末とあって積極的に上値を追って
買う勢いは乏しく日経平均株価の上昇は
小幅にとどまる展開となりました。

市場では、「米大統領選が終わるまでは、方向感の
定まらない相場が続く」(インターネット証券)
との声も上がりました。

手掛かり材料に乏しい展開が続いているため
景気不透明感を払拭できる材料があれば
投資家心理は上向きそうです。

◆国内の主なスケジュール
《決算発表》
日電産、キヤノン、オービック、日東電、コーエーテクモ、OBC、JCRファーマ、弁護士コム、コクヨ、アンジェス、ナガワ、栄研化、トランコム、信越ポリ、不二家、ナガセ、蝶理、ピーシーエー、FTEC、東エレデバ、ジェコス、NSW

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 28335.57 -28.09
[ナスダック] 11548.28 +42.28
[シカゴ先物] 23565(ドル建て)、23550円建て)

◆NY市場分析

週末23日のニューヨーク株式相場は、低調な決算を発表した米半導体大手インテルの下げが重しとなる中、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比28.09ドル安の2万8335.57ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は42.27ポイント高の1万1548.28で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億3004万株減の7億5591万株。

前日引け後に減収減益の7~9月期決算を公表したインテルが急落。この日さえない同期決算を明らかにしたアメリカン・エキスプレスも売られ、ダウの重しとなった。米追加経済対策をめぐる与野党協議に引き続き関心が集まり、関係者の発言に相場が上下に動かされる場面もあった。ただ、米大統領選が近づく中で取引を手控える動きも目立ち始めているという。

米ギリアド・サイエンシズは22日、同社の抗ウイルス薬「レムデシビル」について、新型コロナウイルスの治療薬として、米食品医薬品局(FDA)の正式承認を受けたと発表。新型コロナの感染再拡大への懸念が強まる中で朝方の買い材料となった。昨日の大統領候補者の討論会はさほど材料視されなかったもようだ。

市場では「投資家は追加経済対策について選挙前は無理だと思っているのではないか」(日系証券)との声が聞かれた。

個別銘柄では、インテルが10.6%の急落。アメリカン・エキスプレスは3.6%安。シェブロンが1.1%安、ボーイングが1.0%安。一方、ベライゾン・コミュニケーションズが1.1%高、JPモルガン・チェースが0.9%高。

◆海外スケジュール
中国共産党中央委員会第5回全体会議(5中全会)(~10/29)
独10月Ifo景況感指数(18:00)
米9月新築住宅販売(23:00)
休場:香港

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の行方
日銀金融政策決定会合
各企業決算発
為替レート

2020年10月28日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3485円80銭(-8円54銭)

◆市場分析
日経平均は続落。

朝方は、売りが先行。

寄り付き直後は、26日の欧米株式が急落した流れを受け
一時2万3232円31銭(前日比262円03銭安)まで下落。

売り一巡後は、好業績銘柄を中心とする
押し目買いを支えに下げ幅を縮小。

その後は、もみ合い商状となりました。

後場に入ってからは、中国・上海総合指数や
香港ハンセン指数が軟調に推移したことが
重しとなり下げ幅を拡大しました。

後場中盤では、下値は限られ底堅い動きに。

大引けにかけては、ダウ平均先物の底堅い
推移が支援要因となり下げ幅を大幅に縮小しました。

日経平均株価は、前営業日比8円54銭安
の2万3485円80銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1189
値下がり銘柄数は903
変わらずは85でした。

欧米で新型コロナウイルス感染が一段と拡大し、
一部欧州地域では規制強化で世界経済の
見通しが悪化したため寄り付きから下落。

さらに、米国大統領選への不透明感や追加経済対策の
交渉行き詰まりで投資家心理がさらに悪化し、
下げ幅を拡大する展開となりました。

市場からは、「欧米に比べ、日本では新型コロナの
感染者数は春先の水準を超えていない」(大手証券)
との声も上がりました。

7-9月期決算発表が本格化する中、
好業績銘柄に資金が向かうと考えられます。

◆国内スケジュール
日銀金融政策決定会合(~10/29)
《決算発表》
ソニー、花王、日立、JR東海、JR東日本、コマツ、NRI、野村HD、JPX、LINE、サイバエージ、小糸製、SBI、イビデン、大日住薬、東北電、東電力HD、日立物、ニフコ、スクリン、インフォコム、ココカラファイン、日電硝、アマノ、トクヤマ、東海理化、アサヒHD、航空電、Vコマース、メタウォーター、MARUWA、日本ライフL、フューチャー、北海電、横河ブHD、リコーリース、SBテクノロジ、マックス、アイチコーポ、ゼンリン、太平洋、ハマキョウ、メルコ、ブルボン、フタバ、日精化、ぐるなび

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 27463.19 -222.19
[ナスダック] 11431.35 +72.41
[シカゴ先物] 23425(ドル建て)、23405円建て)

◆NY市場分析

27日のニューヨーク株式相場は、欧米での新型コロナウイルス感染再拡大への懸念が続き、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比222.19ドル安の2万7463.19ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は72.41ポイント高の1万1431.35で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4424万株減の8億3641万株。

ダウ平均は、新型コロナ再拡大への懸念から26日に大幅下落。この日もその流れが続き、続落して始まった。ロイター通信の分析では、米国では50州のうち36州で少なくとも2週連続で感染者が増加。死者数も7州で2倍以上になっている。

市場では、米国では大規模な経済活動の再規制にはつながらないとの見方が多いが、「冬に向けてさらに拡大すれば、景気への影響は出てくる」(日系金融機関)と警戒感が高まっている。

米メディアによると、トランプ大統領は、追加経済対策のまとまる時期が、大統領選後になる可能性が高いとの認識を示した。追加策が大きく遅れる見通しとなり、相場の重しとなった。

経済活動の再開の恩恵が大きく、経済対策での支援が期待された航空株は下落した。アメリカン航空グループは4.8%安、ユナイテッド航空は3.3%安。ボーイングも3.5%安だった。

景気動向の影響を受けやすい金融株やエネルギー株も売られた。ウェルズ・ファーゴは3.9%安、バンク・オブ・アメリカも2.8%安、シェブロンが2.0%安。

同業大手の買収を発表したアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は4.1%安。7~9月期決算を発表したキャタピラーは3.2%安、スリーエムも3.1%安だった。

一方、今週決算発表を控えるハイテク株は買われた。アップルが1.4%高、ツイッターが4.7%高、フェイスブックも2.2%高だった。

◆海外スケジュール
中国共産党中央委員会第5回全体会議(5中全会)(~10/29)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の行方
日銀金融政策決定会合
各企業決算発
為替レート

2020年10月23日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3474円27銭(-165円19銭)

◆市場分析
日経平均は反落。

朝方は、為替市場で円高が進んだことや
前日の米国株安を受けて売りが優勢となり
寄り付き後に大幅下落しました。

その後は、時間外取引で米株価指数先物が
下落していることもあり軟調に推移。

前引けにかけては、下げ幅を拡大し
安値圏で取引を終えました。

後場に入ってからは、新たな手が掛かり材料に乏しく
見送りムードが広がりました。

後場中盤では、利益確定売りが優勢となり一時は
2万3436円17銭(前日比203円29銭安)まで下落しました。

大引けにかけては、底値を拾う動きも見られましたが
買いは続かず安値圏のまま取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比165円19銭安
の2万3474円27銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は387
値下がり銘柄数は1730
変わらずは62でした。

米大統領選の候補者討論会を前に
積極的な買いは手控えられ、円高を嫌気した
売りなどに押される展開となりました。

市場では、「ロシアとイランが米大統領選への
介入を試みているとの報道が出たことも、

選挙後の混乱への警戒感につながった」
(銀行系証券)との声も上がりました。

薄商いで売り買いともに注文に厚みがない分、
小口の売りでも下げ幅が広がりやすく
投資家の動きは引き続き鈍くなると考えられます。

◆国内の主なスケジュール
9月全国消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
富通ゼネ、キヤノンMJ、東製鉄、沖縄セルラー、京阪神ビ、菱鉛筆、カワチ薬品、モーニングスタ、サーティワン、岩井コスモ、アクシーズ、ブルドック、伊勢化、モバファク

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 28363.66 +152.84
[ナスダック] 11506.01 +21.31
[シカゴ先物] 23600(ドル建て)、23580円建て)

◆NY市場分析

22日のニューヨーク株式相場は、米追加経済対策をめぐる与野党協議の進展を好感し、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比152.84ドル高の2万8363.66ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は21.32ポイント高の1万1506.01で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比711万株減の8億8595万株。

追加経済対策をめぐり、野党・民主党のペロシ下院議長は22日、トランプ政権・共和党との協議に進展があったとの認識を示した。政権も議論を続ける意向を示した。市場では、与野党合意への期待が再び広がり、買いが先行した。

政府支援が期待されている航空株が上昇。アメリカン航空グループは3.2%高、デルタ航空が7.1%高、サウスウエスト航空も5.3%高。ボーイングも3.2%上昇し、相場をけん引した。JPモルガン・チェースが3.5%高、バンク・オブ・アメリカが3.4%高など、金融株も買われた。

エクソンモービルの5.1%高、ハリバートンの2.9%高などエネルギー株の上昇も目立った。

米労働省が朝方発表した1週間の新規失業保険申請件数は、78万7000件と2週間ぶりに減少し、市場予想より少なかった。米不動産業者協会が発表した9月の中古住宅販売件数は14年4カ月ぶりの高水準。経済指標の改善も相場を下支えした。

7~9月期決算で1株当たりの利益が市場予想を上回ったコカ・コーラは1.4%高、携帯電話の契約件数が堅調だったAT&Tも5.8%高だった。

◆海外スケジュール
特になし

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の行方
各企業決算発
為替レート

2020年10月27日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3494円34銭(-22円25銭)

◆市場分析
日経平均は小幅反落。

朝方は、買いが先行。

前週末の米ナスダック総合指数高を支えに
電機セクターの一角が上昇したこともあり、
前場早々に2万3572円60銭(前週末比56円01銭高)
まで値を上げました。

いったん下げに転じた後、持ち直す場面もあったが、
買い気は鈍く、前引けにかけて前日終値近辺で
小幅もみ合い商状となりました。

後場入り後には2万3475円52銭
(同41円07銭安)まで弱含みました。

その後の戻りは鈍く、
大引けにかけて小安い水準で停滞しました。

日経平均株価は、前営業日比22円25銭安
の2万3494円34銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は815
値下がり銘柄数は1245
変わらずは118でした。

買い手掛かりが見当たらない中で、
模様眺め気分が強まりました。

米株価指数先物が時間外取引で軟化したことも、
投資意欲を冷え込ませました。

市場からは
「決算、米大統領選、米追加経済対策、新型コロナ
ウイルス問題など見送り材料はいくらでもある。
それらを確認していかないと動けない」(準大手証券)
との声が聞かれました。

イベントを前に、市場は盛り上がりに
欠ける展開となりました。

◆国内スケジュール
2年国債入札
《決算発表》
信越化、HOYA、富士通、シマノ、MonotaRO、小林製薬、ANA、日立建、ヒューリック、日立金、JSR、日清粉G、ネットワン、山崎パン、野村不HD、NSSOL、新電工、松井証、コメリ、マクアケ、グリー、積水樹、GMOFHD、マネックスG、四国化、未来工業、エステー、神奈交、ユアテック、小森、タツタ線、日車輌、澤田HD、FDK、さくら、養命酒

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 27685.38 -650.19
[ナスダック] 11358.94 -189.34
[シカゴ先物] 23425(ドル建て)、23410円建て)

◆NY市場分析

週明け26日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの感染再拡大をめぐる懸念が広がる中、大幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比650.19ドル安の2万7685.38ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は189.34ポイント安の1万1358.94で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1億2474万株増の8億8065万株。

世界保健機関(WHO)によると、1日当たりの世界の新型コロナ新規感染者数は22日以降3日連続で過去最多を更新。感染再拡大が世界経済に及ぼす影響に対する警戒感が強まった。

また、先週合意への期待が高まっていた米経済支援策をめぐり、この日は悲観的なムードが広がったことも相場の押し下げ要因。これらの材料が嫌気される中、ダウの下げ幅は一時900ドルを超えた。

市場では「米中関係が報復合戦でさらに悪化するとの懸念も浮上した。ただ、さまざまな悪材料は出たが、米大統領選挙を控えているほか、今週主要企業の決算が発表されるため、利益確定の動きが強まったのではないか」(日系証券)との声も聞かれた。

個別銘柄では、ボーイングは3.9%安、キャタピラーが3.1%安。一方、金融株のゴールドマン・サックスは1.8%安、JPモルガン・チェースは2.5%安。さえない決算が嫌気されて前週末に売り込まれたインテルは続落し、3.1%安。一方、アップルは横ばい。

◆海外スケジュール
中国共産党中央委員会第5回全体会議(5中全会)(~10/29)
米9月耐久財受注(21:30)
米8月FHFA住宅価格指数(22:00)
米8月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米10月消費者信頼感指数(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の行方
日銀金融政策決定会合
各企業決算発
為替レート

2020年10月20日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3671円13銭(+260円50銭)

◆市場分析
日経平均は3日ぶり反発。

朝方は堅調な米経済指標を背景に現地16日の
NYダウが上昇した流れを受け、買いが先行しました。

時間外取引(日本時間19日)での米株価指数先物高も
後押しし、一時2万3703円69銭(前週末比293円06銭高)
まで値を上げました。

後場は、上げ幅をやや縮めて始まったが、まもなく強含み
歩調となり、一時はこの日の高値となる2万3707円16銭
(前週末比296円53銭高)まで値を上げました。

その後は一服商状ながら、
大引けにかけて高値圏で推移しました。

日経平均株価は、前営業日比260円50銭高
の2万3671円13銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1811
値下がり銘柄数は314
変わらずは55でした。

19日の東京株式市場は、米国の景気回復への
期待感から幅広い銘柄が上昇しました。

2月14日(終値2万3687円59銭)以来、
約8カ月ぶりの高値水準となりました。

市場では「個人投資家による循環物色が中心」
(銀行系証券)との見方が出ていました。

アニメ映画「鬼滅の刃」の興行収入が好調と報じられた
東宝が上伸するなど、手掛かり材料のある銘柄に
買いが集まりました。

米経済指標は堅調で、経済回復に向かっていると
見られます。

◆国内の主なスケジュール
9月首都圏マンション発売(13:30)
20年国債入札
《決算発表》
ゲンキードラ、KOA、アルインコ

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 28195.42 -410.89
[ナスダック] 11478.88 -192.67
[シカゴ先物] 23520(ドル建て)、23500円建て)

◆NY市場分析

週明け19日のニューヨーク株式相場は、米追加経済対策の早期実現への期待が後退し、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比410.89ドル安の2万8195.42ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は192.68ポイント安の1万1478.88で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比4686万株減の8億7309万株。

議会与野党の協議が難航している追加経済対策をめぐり、野党民主党のペロシ下院議長は週末、協議の合意期限を20日に設定するとともに、11月3日の大統領選前の成立を「楽観している」と発言。協議が進展することへの期待が幾分持ち直し、株価は序盤、前週末終値を挟んでもみ合う展開となった。

ただ、その後ペロシ氏が政権との隔たりが依然大きいと述べたと伝わると、大統領選前の対策成立への期待が急速に後退した。株価は終盤にかけてじりじりと下げ幅を拡大した。

市場では「欧米などで新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることも、相場の重しとなった」(日系証券)との指摘が聞かれた。

全11セクターが下落して終了。IT・通信セクターが下げを主導した。

個別銘柄(暫定値)では、アップルが2.6%安、マイクロソフトが2.5%安、エヌビディアが2.3%安、フェイスブックが1.7%安。一方、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが1.7%高、ウーバー・テクノロジーズが1.5%高、インテルが0.8%高。

◆海外スケジュール
米9月住宅着工件数(21:30)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の行方
各企業決算発
為替レート