2020年3月26日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万9546円63銭(+1454円28銭)

◆市場分析

日経平均株価は3日大幅続伸。

昨日と同様、寄り付きから窓を空けて大きく買われ、
前日比350円超で取引を開始。

その後もジリジリと買われる展開となり
3月12以来の1万9000円台を回復。

後場に入ってからも強い値動きを維持し
高値圏で堅調に推移。

大引けにかけても買いの優勢は変わらず、
さらに上げ幅を拡大して取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比1454円28銭高
の1万9546円63銭で終了。

値上がり銘柄数は2055、
値下がり銘柄数は93、
変わらずは20でした。

24日の米国株式相場でNYダウが2112ドル高と、
1933年来で最大の上昇率を記録。

これを受け、東京市場は寄り付きから大幅続伸。

直近の下げ幅を回復する強い動きから
買い戻し需要を巻き込んでおり、
終日通して堅調な展開となりました。

トランプ大統領が復活祭(イースター)までに
経済を再開させたい考えを示しており、

コロナウイルス感染拡大の収束に向けて
前進していくかどうかによって
今後の株価に影響を与えていきそうです。

◆国内の主なスケジュール
2月企業サービス価格指数(8:50)
40年国債入札
《決算発表》
オプトエレクト、セキチュー

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 21200.55 USD (+ 495.64)
[ナスダック] 7384.3ポイント(-33.56)
[シカゴ先物] 19410(ドル建て)、18950(円建て)

◆NY市場分析

25日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する米経済対策をめぐり、米政権と議会が合意したのを好感し、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比495.64ドル高の2万1200.55ドルで終了した。一時1300ドル超上昇した一方、午前中には前日終値比マイナスとなる場面もみられ、変動が大きい展開だった。ダウ平均が2営業日連続で上昇するのは2月上旬以来約1カ月半ぶり。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は33.56ポイント安の7384.30で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3635万株増の18億1979万株(暫定値)。

米政権と議会指導部は25日未明、2兆ドル規模の経済対策をめぐり合意。早期の上下両院可決、実施を目指す。ダウ平均は上昇して取引を開始。新型コロナの感染拡大で打撃を受けた企業支援策も盛り込まれ、旅行需要急減の影響を受けた航空各社やクルーズ船運航などのレジャー関連銘柄が買われた。特に航空機製造大手ボーイングは24.3%上昇し、相場をけん引した。

株式と並ぶリスク資産とされる原油価格も上昇し、エネルギー関連株も買いが先行。金融株も値を上げた。終盤にかけては、ハイテク銘柄などで利益確定の売りが出て、伸び悩んだ。市場では「財政政策が動き出し、安心感から買いが入りやすい状態だった」(日系証券)との声があった。

一方、米国では感染拡大が続いており、外出規制やレストラン、小売店などの閉鎖も広がっている。投資家のリスク回避姿勢が転換したとはいえず、ダウ平均が一時約166ドル安となった。投資家の不安感を示す「VIX指数(恐怖指数)」は、節目となる20を大きく超える60台で高止まりしている。

前日の株式市場では、米経済対策への期待からダウ平均が過去最大となる2112ドル上昇した。

個別銘柄(暫定値)では、フォード・モーターが8.9%高、ゼネラル・エレクトリック(GE)が7.9%高、アメリカン航空グループが10.6%高、カーニバルが13.7%高、デルタ航空が15.7%高、MGMリゾーツ・インターナショナルが6.3%高、エクソンモービルが5.2%高、JPモルガン・チェースが3.7%高、ウォルト・ディズニーが2.7%高、シェブロンが4.1%高。一方、マイクロソフトが1.0%安、アップルが0.6%安、インテルが2.2%安、フェイスブックは3.0%安だった。

◆海外スケジュール
EU首脳会議(テレビ会議)
英国金融政策発表
米10-12月期GDP確報値(21:30)

○今週注目ポイント
コロナウィルスの収束
配当・優待権利付き最終日(27日)
為替レート

【風水上、理想の立地】

北(背後)が山で護られ、南(前面)は見通しの良い湖、平原、東(左側)に川が流れ、西(右)に道がある立地は『四神相応の地』といわれ、それぞれの方位を神獣(北は「玄武」南は「朱雀」西は「白虎」東は「青龍」)が護っているとされ、発展の気で溢れています。

現代の住宅状況にあてはめると、建物の後ろ側に自物件より背の高い建物があれば「山」とみなし背後の脅威から守られ、玄関前面がひらけていれば良い気が及びやすく、宅内から玄関に向いて左側には用水路や水道管があれば「吉」とし、右側には道路があると発展の気をもたらしてくれます。

上記一つでも当てはまると、かなり良い運気に恵まれやすいと言えるでしょう。

これから土地や物件を探す際に参考にしてみるのも良いでしょう。


良い立地には、身体で感じる心地良さがあります。

2020年3月23日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万6552円83銭(-173円72銭)

◆市場分析

日経平均は続落。   

朝方は買いが先行。

寄り付き後は、
1万7000円台をキープする動きとなりましたが
売りに押されマイナス圏に転落。

前日の安値を割り込んでからは
下げが加速し下値を模索する展開に。

午後13:00頃には、
1万6358円19銭(前日比368円36銭安)まで下落。

大引けにかけては、やや買い戻しが見られ
300円ほど下げ幅を縮小して取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比173円72銭安
の1万6552円83銭で終了。

値上がり銘柄数は1141、
値下がり銘柄数1001、
変わらずは24でした。

現地18日、ECB(欧州中央銀行)が
新型コロナウイルス流行による経済への影響を回避するため、
7500億ユーロ(約88兆5000億円)の資産買い入れ計画を発表。

この影響を受け、19日の日経平均株価は
前日比269円22銭高の1万6995円77銭と
大幅に反発してスタート。

その後は、海外勢らの換金売りからマイナス圏に突入。

後場に入ってからも前場の流れを引き継ぐ形で
軟調な相場展開となりました。

市場からは「各国の中央銀行が資金供給を強化し、
落ち着きが戻りつつある。換金売りさえ止まれば、
地合いは変わるだろう」(中堅証券)との声もあるようです。

◆国内の主なスケジュール
《決算発表》
アークランド

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 19173.98 USD (-913.21)
[ナスダック] 6879.52ポイント(-271.06)
[シカゴ先物] 17365(ドル建て)、17030(円建て)

◆NY市場分析

週末20日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの感染拡大による経済への悪影響を懸念した売りが膨らみ、大幅反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均の終値は前日比913.21ドル安の1万9173.98ドルと、2016年12月2日(1万9170.42ドル)以来約3年3カ月半ぶりの安値となった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は271.06ポイント安の6879.52で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比10億0714万株増の28億0130万株。

この日のダウは米連邦準備制度理事会(FRB)など各国当局が打ち出した景気支援策を好感し、続伸して取引を開始。しかし、新型コロナウイルス問題への市場の懸念は根強く、その後はプラス圏とマイナス圏を行き来する展開となった。先物やオプションなど四つの満期が重なる「クアドラプル・ウィッチング」に当たったことも不安定な値動きを誘った。

その後、ニューヨーク州のクオモ知事が州内の全事業者に対し、全労働者の出勤禁止と自宅待機を義務付けると発表すると、ダウは下げ基調が鮮明になった。前日にはカリフォルニア州で外出禁止令が出されており、米国内の経済活動が一段と停滞するとの懸念が強まった。

また、トランプ米大統領が新型コロナ対策として、カナダに続きメキシコとの国境でも不要不急の往来を禁じると表明したほか、原油価格が約18年ぶりの安値まで急落したことも投資家心理を冷やした。米シェールオイル業界には財務基盤の弱い中小企業が多く、原油安の進展で経営破綻する企業が増えることに市場の警戒感が強まっている。

市場関係者は「イタリアで新型コロナによる死者が増え続けるなど、感染拡大に収束の兆しが見えない。投資家は週末にリスク資産を持ち越すことを怖がっている」(日系証券)と話した。

個別銘柄(暫定値)では、ウォルト・ディズニーが9.4%安、スリーエム(3M)が9.2%安、コカ・コーラが8.4%安。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は7.6%安、ゴールドマン・サックスは7.4%安、キャタピラーは7.3%安となった。一方、トラベラーズは4.0%高、シェブロンは3.5%高、メルクは0.9%高と買いが優勢だった。

◆海外スケジュール
特になし

○今週注目ポイント
コロナウィルスの収束
配当・優待権利付き最終日(27日)
為替レート

2020年3月19日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万6726円55銭(-284円98銭)

◆市場分析

日経平均は反落。 

朝方は買いが先行。

寄り付き直後からプラス幅を伸ばす勢いで買われ上昇。

9時10分頃になると徐々に売りが優勢となり
上げ幅を縮小。

その後は、押し目を拾う動きが見られ
再び買われる展開に。

後場に入ってからは、1万7200円付近で
もみ合いとなり様子見ムードに。

大引けにかけては、売り一色となり
マイナス圏に突入して取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比284円98銭安
の1万6726円55銭で終了。

値上がり銘柄数は835、
値下がり銘柄数1298、
変わらずは33でした。

前日の欧州株高や米ダウ工業株30種平均が急反発、
外為市場での円安傾向を好感した買いが先行し、
日経平均株価は続伸。

ただ、その後は海外機関投資家の売り圧力にも押され、
上値追いは限定的に。

米化学大手幹部が中国市場の需要に
楽観的見通しを示したことも伝わったことで
化学関連銘柄の上昇が目立ちました。

市場からは「感染抑止のための外出制限などが経済を
下押しする圧力は続いている。相場の急落は止まったが、
反発力は弱い」(国内証券)との見方もあるようです。

◆国内の主なスケジュール
2月全国消費者物価指数(8:30)
2月訪日外客数
《決算発表》
石井表記

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 19898.92 USD (-1338.46)
[ナスダック] 6989.84ポイント(-344.94)
[シカゴ先物] 16735(ドル建て)、16530(円建て)

◆NY市場分析

18日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐる市場の動揺が再燃し、急反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比1338.46ドル安の1万9898.92ドルで終了。終値での2万ドル割れは2017年2月上旬以来、約3年1カ月ぶり。下げ幅は一時2300ドルを超えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は344.94ポイント安の6989.84で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8552万株減の19億6270万株。

ダウは前日、米当局による景気支援策への期待で、1048ドルと急伸していた。ただ、世界の感染者が累計20万人を突破し、感染拡大のピークが見えない中、この日は再びリスク回避姿勢が再燃。ダウは取引開始から急反落し、中盤には相場安定化のために取引を一時中断する「サーキットブレーカー」が発動された。発動は今月に入り4回目となった。

原油相場も18年ぶりの安値に沈んだ。需要急減や主要産油国サウジアラビアとロシアの対立を背景に、代表的な指標である米国産標準油種WTIの清算値(終値に相当)は24.4%安の1バレル=20.37ドルとなった。この日は安全資産とされる米国債にも売りが広がった。投資家が最も安全性の高い資産である現金や、償還期限の短い債券に資金を移しているためとみられる。

株価の底値が見えない状況だが、日系証券筋は「感染ペースの減速や治療薬開発の進展、原油相場持ち直しなど、何らかのきっかけがあれば反転の可能性は十分ある」と指摘した。
 この日は全11セクターが下落。原油安が重しとなったエネルギー株が下げを主導した。航空、ホテル、カジノ株も急落した。
 個別銘柄(暫定値)では、クルーズ船運航のカーニバルが26.8%安、デルタ航空が26.0%安、カジノ運営のMGMリゾーツ・インターナショナルが25.2%安、ボーイングが17.9%安、エクソンモービルが10.0%安。一方、ウォルマートが2.8%高、アマゾン・ドット・コムが1.2%高、ファイザーが0.6%高。

◆海外スケジュール
米10-12月期経常収支(21:30)
米3月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
米2月景気先行指数(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルスの収束
為替レート

2020年3月24日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万6887円78銭(+334円95銭)

◆市場分析

日経平均は大幅反発の動きとなった。

寄り付き時点で小反発での取引開始となり
その価格は前営業日比17円74銭高の
1万6570円57銭となった。

その後は、もみあいで徐々に値を下げる展開となったが、
前場はそのまま反発となる範囲内を維持。
前営業日比80円63銭高の
1万6633円46銭にて引けを迎えた。

また、後場に入ると
日経平均は上げ幅を拡大。
一時は前営業日比496円高を記録し
1万7000円台を回復する場面があった。
日経平均株価は、前営業日比334円78銭高
の1万6887円78銭で終了。

値上がり銘柄数は1613、
値下がり銘柄数は527、
変わらずは26でした。

取引開始直後は内需株を中心に買われ、
上値を追う展開に。

ただ、その後は韓国や
豪州あたりの下げ方を踏まえたのか、
上値に対して慎重になる場面も見られた。

しかし、後場からは
日銀のETF(上場投資信託)買いに対する期待に加え、
年金などの買いが下支えとなり
堅調な展開となった。

コロナウイルスに伴い
今後の動向がいまだ不透明ななか
独歩高となった形の東京市場。

東京五輪の延期が検討され始める中で、
「中止や中途半端な開催より、
事前イベントを一からやり直せる延期なら歓迎」(中堅証券)と、
市場関係者からは前向きな声も上がった。

新型コロナに対する総悲観の中で、
反騰への糸口を見いだそうとする市場心理が透けて見えた。

◆国内の主なスケジュール
《決算発表》
ハピネス&D

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 18591.93 USD (-582.05)
[ナスダック] 6860.67ポイント(-18.84)
[シカゴ先物] 17765(ドル建て)、17255(円建て)

◆NY市場分析

週明け23日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの感染拡大に対する米経済対策の遅れを懸念し、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比582.05ドル安の1万8591.93ドルで終了。終値での1万9000ドル割れは2016年11月下旬以来、約3年4カ月ぶり。ハイテク株中心のナスダック総合指数は18.85ポイント安の6860.67で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比11億9135万株減の16億0995万株。

米上院では、新型コロナ感染拡大に対応するためトランプ政権がまとめた経済対策第3弾の採決が、与野党の対立で停滞。企業などへの支援が遅れるとの懸念から、ダウは終日マイナス圏で取り引きされた。一方、与野党が合意に近づいているとの報道から、一時下げ幅を縮小する場面もあった。

米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日、無制限の量的金融緩和の実施を発表。「必要な量」の米国債などを買い入れ、金融市場の安定化を図る考えを示したが、株価への影響は限定的だった。日系証券筋は「金融緩和だけでは企業の破綻を抑えられないとの見方から、経済対策の可決が市場の焦点になっている」と指摘した。

11セクター中9セクターが下落し、エネルギー株が下げを主導。金融や不動産の下げもきつかった。一方、通信と消費財の2セクターは、終盤にプラス圏に浮上して引けた。

個別銘柄(暫定値)では、ギャップが13.0%安、ユナイテッド・テクノロジーズが9.2%安、シェブロンが8.7%安、ビザが7.6%安、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が7.3%安。一方、ロイヤル・カリビアン・クルーズが18.4%高、ボーイングが11.2%高、カジノ運営ウィン・リゾーツが10.8%高、ネットフリックスが8.2%高。

◆海外スケジュール
G7外相会合(テレビ会議、~3/25)
米2月新築住宅販売(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルスの収束
配当・優待権利付き最終日(27日)
為替レート

2020年3月17日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万7002円04銭(-429円01銭)

◆市場分析

日経平均は4日続落。 

朝方から買いが先行。

寄り付き直後は売られる展開となりましたが、
1万7200円付近では下値を買う動きがみられ
底堅い値動きに。

その後、値を戻す場面もありましたが
様子見ムードから小幅に推移。

後場に入ってからは、
前場の流れを引き継ぐ形の動きに。

午後14時10分頃に、
1万7700円後半まで急騰がありましたが
一時的なものとなり、直後から上げ幅を縮小。

大引けにかけては、荒い値動きとなり
下げ幅を拡大して取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比429円01銭安
の1万7002円04銭で終了。

値上がり銘柄数は1019、
値下がり銘柄数1098、
変わらずは49でした。

トランプ米大統領は現地13日に
新型コロナウイルス対策で500億ドル投入を
表明したことで、NYダウが過去最大の上げ幅を記録。

現地15日の米緊急利下げ発表もあったことから
16日の日経平均株価は、4日ぶりに反発してスタート。

為替市場ではドル円が早朝、
一時106円割れとなるなど円高が進行したが、
その後はドルが買い戻されました。

財務省幹部は朝方の円高進行についてFRBの緊急利下げに
伴う「米金利の低下を受けたもの」との見解を示し
「マーケット動向を引き続き注視する」と語りました。

◆国内の主なスケジュール
2月首都圏マンション販売(13:00)
《決算発表》
アスクル、クスリのアオキ

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 20188.52 USD (-2997.10)
[ナスダック] 6904.59ポイント(-970.28 )
[シカゴ先物] 16465(ドル建て)、16220(円建て)

◆NY市場分析

週明け16日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が景気後退入りするとの懸念が強まり、急落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比2997.10ドル安の2万0188.52ドルで終了した。終値の下げ幅は12日(2352ドル)を超え、過去最大。下落率では、約12.9%に達し、1987年のブラックマンデー(22.6%)以来の大きさとなった。取引中には、下げ幅が一時3000ドルを超えた。

取引開始直後には、相場安定化を図るため、今月3回目となる「サーキットブレーカー」が発動し、取引が15分間中断した。15日には米連邦準備制度理事会(FRB)が緊急利下げと量的緩和の再開に踏み切ったが、景気悪化への懸念を和らげるには至らなかった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比2億3233万株減の19億1306万株。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は同970.29ポイント安の6904.59で終わった。

新型コロナの感染は米国内で急激に広がり、個人が外出を控える動きが広がっている。トランプ米大統領は、感染拡大を防止するため、10人以上の集会や外食を控えるよう国民に要請。影響が夏まで続く可能性にも言及した。ニューヨーク市内では、レストランや映画館などを閉鎖。ニュージャージー州では、夜間の外出を控えるよう呼び掛けた。国内各地で経済活動の縮小が急速に進み、景気悪化への懸念が広がった。

株式市場では、取引開始直後に急落し、取引が中断。その後は下げ幅を広げた。小売りなど個人消費の関連株も含めた幅広い銘柄が売られ、全面安の展開。終値は2月12日の最高値から3割以上下落した。市場では、「新型コロナの感染拡大に終息の兆しがみえないと、安値でも買いにいきにくい」(日系証券)との声が多かった。

世界景気減速による需要減から原油価格も下落した。原油先物市場では、代表的指標の米国産標準油種WTIの4月物が1バレル=30ドルを割り込んだ。

個別銘柄(暫定値)では、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が15.4%安、フォード・モーターが11.0%安、マイクロソフトが14.7%安、アップルが12.9%安、ウェルズ・ファーゴが14.2%安、エクソン・モービルが9.5%安、フェイスブックが14.3%安、JPモルガン・チェースが15.0%安、ボーイングが23.9%安、テスラが18.6%安、シェブロンが16.5%安。一方、アメリカン航空グループが11.3%高だった。

◆海外スケジュール
独3月ZEW景況感指数(19:00)
米2月小売売上高(21:30)
米2月鉱工業生産(22:15)
米3月NAHB住宅市場指数(23:00)
米大統領選挙予備選(オハイオ州、フロリダ州など)

○今週注目ポイント
コロナウィルスの収束
FOMC
為替レート

2020年3月18日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万7011円53銭(9円49銭)

◆市場分析

日経平均は5日ぶりの小反発。 

朝方から買いが先行。

寄り付き直後はリスク回避の売りが加速し、
1万6000円前半まで下落する場面もありましたが
積極的な押し目買いがあり、プラス圏まで浮上。

しかし、その後は急速に伸び悩みとなり
再度マイナス圏に押し戻される展開に。

後場に入ってからは、
揉み合いとなり、500円前後のレンジで
前日の引け値付近を中心に推移。

大引けにかけては、値動きが限定的となりながらも
1万7000円台をキープして取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比9円49銭高
の1万7002円04銭で終了。

値上がり銘柄数は1874、
値下がり銘柄数273、
変わらずは19でした。

前日までの下落トレンドを引き継ぎ、弱い寄付きでしたが
時間外の米先物取引高と日銀のETF買い思惑を反映し上昇。

一時1万7500円台まで買われる場面もあり、
為替相場も円安歩調になりますが、
一巡すると急速に伸び悩み、再度マイナス圏に突入。

後場は、日銀のETF(上場投資信託)買い思惑もあり
プラス浮上して始まりますがったが、上値は限定的で、
大引けにかけて前日終値近辺でもみ合いとなりました。

市場からは「欧米投資家がコロナ感染状況に慣れてくれば、
相場も落ち着いてくると思うが、それまでは値幅・
時間との闘いになる」との見解もあるようです。

◆国内の主なスケジュール
2月貿易収支(8:50)
2月訪日外客数

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 21237.38 USD (+1048.86)
[ナスダック] 7334.78ポイント(+430.19)
[シカゴ先物] 17330(ドル建て)、17105(円建て)

◆NY市場分析

17日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルス問題を受けた米政府や金融当局による経済対策への期待から急反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比1048.86ドル高の2万1237.38ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は430.19ポイント高の7334.78で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8021万株増の20億4741万株。

前日のダウは、新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が景気後退入りすることへの懸念から暴落し、2997ドル(12.9%)安で終了。下落幅は過去最大、下落率は1987年のブラックマンデー(22.6%)に次ぐ過去2番目の大きさとなった。この日は安値拾いの買いが先行したものの、すぐに下げに転じ、ダウはマイナス圏に転落。一時、2017年2月以来約3年1カ月ぶりに2万ドルの節目を割り込んだ。

しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)が、企業が短期資金を調達するために発行するコマーシャルペーパー(CP)の購入すると発表し、企業の資金繰りを支える姿勢を前面に出したことを市場は好感。その後、トランプ政権が景気不安に対応するため、国民への現金給付を含む総額1兆ドル(約107兆円)規模の経済対策をまとめたと伝わると、ダウは上げ足を速め、一時1190ドル高まで買われた。

ただ、市場では新型コロナ問題に対する警戒心は解けていない。日系証券筋は「きょうはリスクオフの地合いの中で、景気敏感株ではなく、ディフェンシブ株を中心に買い戻しが入った印象だ。今後も不安定な値動きが続くだろう」と指摘した。

個別銘柄(暫定値)では、化学大手ダウが20.9%高、トラベラーズが13.3%高、インテルが12.3%高。ウォルマートは11.7%高、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは10.0%高、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は9.0%高だった。一方、ボーイングは4.2%安、ウォルト・ディズニーは1.6%安、マクドナルドは0.9%安と売られた。

◆海外スケジュール
米2月住宅着工件数(21:30)

○今週注目ポイント
コロナウィルスの収束
FOMC
為替レート

2020年3月16日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万7431円05銭(-1128円58銭)

◆市場分析

日経平均は大幅3日続落。 

朝方から売りが優勢。

寄り付き直後から売り一色となり大幅に下げる展開に。

10時過ぎに1万6600円台まで下落を続けた後は、
もみ合いとなり売り買いが交錯。

後場に入ってからは、徐々に買われはじめ
下げ幅を縮小する動きに。

大引けにかけては、800円近く売り込まれる場面もみられ
値動きの荒い1日となりました。

日経平均株価は、前営業日比1128円58銭安
の1万7431円05銭で終了。

値上がり銘柄数は64、
値下がり銘柄数2099、
変わらずは3でした。

12日の米国市場でNYダウは2352ドル安と大幅続落し、
1987年のブラックマンデー以来の下落率を記録。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて
欧州からの入国が30日間禁止される一方、
財政支援策の発表がなかったため失望感から売りが先行。

前場中ごろには、一時16690円60銭(1869円03銭安)
まで下落しましたが、後場に入るとアジア株の下げ渋りや
日銀による資金供給策を受けて下げ幅を縮めました。

週間の下落幅は3318円70銭と過去最大となり、
投資家心理は悲観ムード一色のもようです。

◆国内の主なスケジュール
1月機械受注(8:50)
《決算発表》
ツルハHD、サンバイオ、ブシロード、エニグモ、Mマート、モロゾフ、新都HD、ミサワ、山岡家、稲葉製作、システムディ、セルソース、HyAS&Co、ダブルエー、ギフト、ナガノ東

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 23185.62 USD (+1985.00)
[ナスダック] 7874.88ポイント(+673.07 )
[シカゴ先物] 18220(ドル建て)、17930(円建て)

◆NY市場分析

週末13日のニューヨーク株式相場は、米政権による景気対策への期待や値頃感から買いが膨らみ、急反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比1985.00ドル高の2万3185.62ドルで終了。1日の上げ幅としては過去最大となった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は673.08ポイント高の7874.88で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億1343万株減の21億4539万株。

ムニューシン米財務長官は13日、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、「影響を受けた産業に対し、あらゆる必要な措置を講じる」と表明。景気対策については、議会与野党との合意が「極めて近い」と述べた。また、新型コロナ対策法案の採決が米下院で同日中に行われるとも伝わった。

午後に入り、トランプ大統領が記者会見で国家非常事態を宣言。最大500億ドルの資金活用などを表明した。これを受けて株価は終盤に上げ幅を大きく拡大した。日系証券関係者は「大統領権限の行使で感染対策、景気対策が進むとの期待から、買いが入った」との見方を示した。

ダウ平均は前日2352ドルと暴落。下落率は1987年のブラックマンデー(暗黒の月曜日)以来の大きさとなっていたことから、この日は大量の買い戻しが入った。

欧州株の上昇も相場を支援。ドイツ政府が予算の制限なく企業支援策を行うと表明したことをはじめ、各国当局が財政・金融支援策や市場安定化策を表明する中、リスク回避姿勢が和らいでいた。

この日は全11セクターが上昇。中でも金融、IT株が上げを主導した。

個別銘柄(暫定値)では、インテルが19.5%高、アメリカン・エキスプレス(アメックス)が19.2%高、JPモルガン・チェースが18.0%高、マイクロソフトが14.2%高、アップルが12.0%高。一方、ウーバー・テクノロジーズはほぼ横ばい。

◆海外スケジュール
中国2月鉱工業生産(11:00)
中国2月小売売上高(11:00)
中国2月固定資産投資(11:00 )
米3月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)

○今週注目ポイント
コロナウィルスの収束
FOMC
為替レート

2020年3月12日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万9416円06銭(-451円06銭)

◆市場分析

日経平均は反落。 

朝方は売りが優勢。

弱い形からの寄り付きとなりましたが、
直後から買いが膨らみ大きく反発。

プラスに転じる場面もありましたが、
2万0000円を目前にして失速。

その後は、徐々に売られる展開となり下げ幅を拡大。

後場に入ってからも、前場の弱い流れを引き継ぎ
下値模索をする値動きに。

大引け間際も、売りに押されたまま取引を終えました。
日経平均株価は、前営業日比451円06銭安
の1万9416円06銭で終了。

値上がり銘柄数は393、
値下がり銘柄数1718、
変わらずは54でした。

時間外取引での米株価指数先物が下落していたことから、
朝方の東京市場は売りが優勢に。

材料視されている米減税政策について、
トランプ米大統領が経済対策に関連した会見に
出席しなかったと報道。

政策期待への思惑が交錯しているようで、
その後は上昇に転じるなど引き続き
ボラティリティが激しい相場展開となりました。


◆国内の主なスケジュール
2月企業物価指数(8:50)
1-3月期法人企業景気予測調査(8:50)
2月都心オフィス空室率(11:00)
2年国債入札
《決算発表》
神戸物産、ラクスル、鎌倉新書、ドーム、シーイーシー、丹青社、プロレド、サムコ、ツクルバ、GA TECH、コーセーアールイ、トーエル、バルニバーヒ、シーアールイー、JMHD、ポールHD、シャノン、VALUENEX、オハラ、アイモバイル、フロンティアI、オーエムツー、サンオータス、REVOLUTI、日本テレホン、スバル興

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 23553.22 USD (-1464.94)
[ナスダック] 7952.05ポイント(-392.2 )
[シカゴ先物] 19160(ドル建て)、19165(円建て)

◆NY市場分析

11日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による景気悪化への懸念や米政府による景気対策の先行き不透明感から、大幅反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比1464.94ドル安の2万3553.22ドルで終了した。終値の下げ幅は過去2番目の大きさ。取引時間中には一時1600ドルを超え、全面安の展開となった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は392.20ポイント安の7952.05で終わった。

ダウ平均は最高値を付けた2月12日の2万9551.42ドルから下落率が2割を超え、「弱気相場」入りした。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億0773万株減の18億1639万株(暫定値)。

米ジョンズ・ホプキンス大学によると、新型コロナの感染者は12万人を突破した。米国でも1000人を超え、急速に拡大。集会やイベントを控える動きが広がるなど、経済活動の縮小が景気悪化を招くとの懸念が高まっている。トランプ大統領は、給与税減税など「大規模」な経済対策を提案しているが、具体的な内容が明らかになっていないのに加え、議会からは異論も上がっており、先行きは不透明だ。

ダウ平均は、午前中から1000ドル超下落し、ほぼ全業種が売られる展開となった。産油国間の対立を背景にした原油安を受けたエネルギー関連株や、金利低下を嫌気した金融株の下げがきつい。世界保健機関(WHO)が「パンデミック(世界的流行)」を表明すると、一段と下げ幅を広げた。

前日には、米景気対策への期待感から1000ドル超上昇しており、その反動が出た側面もある。このところ、1000ドルを超える上昇と下落を繰り返す極端な乱高下が続いている。米著名ストラテジストのジム・ポールセン氏は、米CNBCのインタビューで「投資家は恐れから取引している」と話し、新型コロナの経済への影響がはっきりしないことが、過度な株価下落を起こしている可能性があると指摘した。

英国やカナダ、日本など各国で財政出動の検討が進み、日米欧の中央銀行による追加緩和への期待は高まっている。ただ、「後手に回っている印象を受ける。株価の底がみえず、対策が十分なのか市場も判断できない」(日系証券)などと、市場への効果を疑問視する声も出ている。

個別銘柄(暫定値)では、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)は4.0%安、ゼネラル・エレクトリック(GE)は7.2%安、フォード・モーターが5.8%安、アップルが3.5%安、エクソン・モービルが3.3%安、アメリカン航空グループが4.4%安、ウーバー・テクノロジーズが9.4%安、JPモルガン・チェースが4.7%安、インテルが4.3%安、ツイッターが8.8%安、ボーイングが18.2%安、モルガン・スタンレーが6.7%安だった。

◆海外スケジュール
G20シェルパ(首脳補佐役)会議(サウジアラビア、~3/12)
ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)
米2月生産者物価指数(21:30))

○今週注目ポイント
通商問題
コロナウィルスの収束
メジャーSQ
G20シェルパ(首脳補佐役)会議(サウジアラビア、~3/12)
為替レート

2020年3月13日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万8559円63銭(-856円43銭)

◆市場分析

日経平均は続落。 

朝方は売りが優勢。

前日比400円安と軟調な寄り付き後も
買われる動きが弱く、継続して売られる展開に。

午前11時05分頃には、
1万8339円27銭(前日比1076円79銭安)と大幅に下落。

後場に入ってからは、やや買い戻しが入り下げ幅を縮小。

大引けにかけては、軟調な値動きになり
安値圏で推移したまま取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比856円43銭安
の1万8559円63銭で終了。

値上がり銘柄数は393、
値下がり銘柄数1718、
変わらずは54でした。

11日の米国株式市場では、新型コロナウイルス蔓延への
警戒感から売りが先行するなか、世界保健機関(WHO)が
「パンデミック」に認定と発表。

報道が伝わると市場では売りに拍車がかかり、
主要3指数は揃って大幅に反落。

この影響から東京市場も朝方から売りが先行し、
終日にわたり、全面安の展開となりました。

投資家心理は冷え込んでおり、
積極的な売買は限られているもよう。

市場では「トランプ米大統領の演説を受け、
東京市場も投げ売りが出たようで、米国株市場の
落ち着き待ち」(中堅証券)との声もあるようです。

◆国内の主なスケジュール
メジャーSQ
《決算発表》
トリケミカル、三井ハイテ、正栄食、丸善CHI、スマレジ、Link-U、ACCESS、イトクロ、エイチーム、アルトナー、ベステラ、フィット、太洋基礎、土屋HD、スピード、カイカ、ブラス、ストリーム、ジェネパ、クロスプラス、ジェイ・エス・ビー、リーガル不、モルフォ、フリービット、ネオジャパン、バリュゴルフ、イムラ封筒、TBCSCAT、SKIYAKI、ファーストロジ、ウエスコHD、ヤーマン、トランザス、ウインテスト、トミタ電機、MSOL、ジェイック、梅の花、プリントネット、クロスフォー、オービス、総合商研、光・彩、MICS化学、ナイガイ、小林産、アルデプロ、明豊エンター、きんえい、OS映、精養軒

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 21200.62USD (-2352.60)
[ナスダック] 7201.8ポイント(-750.25 )
[シカゴ先物] 17060(ドル建て)、17060(円建て)

◆NY市場分析

12日のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権が打ち出した欧州からの入国禁止措置による経済的影響への懸念が広がり、大幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比2352.60ドル安の2万1200.62ドルで終了。1日の下げ幅は今月9日を上回って過去最大となり、2017年6月以来約2年9カ月ぶりの安値に沈んだ。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は750.25ポイント安の7201.80で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3億5397万株増の22億1727万株。

ダウ平均の下落率は約10%に達し、米メディアによると、1987年10月のブラックマンデー(暗黒の月曜日)以来の大きさとなった。ナスダック、S&P500種株価指数ともに、直近の高値から20%以上下落し、弱気相場入りした。ダウ平均は11日に弱気相場入りしている。

トランプ米大統領は11日、新型コロナウイルス感染拡大への対応として、欧州から米国への入国を30日間禁止すると表明した。米国による「一方的」(欧州連合)な渡航禁止措置で、経済的な混乱が広がるとの懸念から、株価は取引開始から急落。S&P500種指数の下落幅が取引開始直後に基準となる7%に達し、相場安定化のため取引を15分間中断する「サーキットブレーカー」が3日ぶりに発動した。

前日の世界保健機関(WHO)による新型コロナが「パンデミック(世界的流行)とみなせる」との表明に加え、米国による対欧入国禁止措置の発表などを受け、アジアや欧州では株価が急落。株と並ぶリスク資産とされる原油相場にも売りが膨らんだ。代表的な指標である米国産標準油種WTIの清算値(終値に相当)はこの日、前日比1.48ドル(4.49%)安の1バレル=31.50ドルとなった。

投資家の不安心理の指標となる恐怖心指数(VIX)は、08年11月以来の高水準を付けた。

日系証券関係者は「入国制限に加え、ダウの弱気相場入りで投資ファンドによる損切りが出て、下落幅が拡大したのではないか」と指摘。また「信用リスクが意識されてきている」とも指摘し、企業業績がさらに悪化すれば、株価を一段と下押ししかねないとの見方を示した。

個別銘柄(暫定値)では、ボーイングが18.0%安、アメリカン航空グループが17.3%安、ウォルト・ディズニーが13.0%安、エクソンモービルが11.4%安、アップルが9.9%安、JPモルガン・チェースが8.2%安。一方、オクシデンタル・ペトロリアムが0.8%高。

◆海外スケジュール
特になし

○今週注目ポイント
通商問題
コロナウィルスの収束
メジャーSQ
為替レート