【国内】
◆市場分析
先週の日経は下落。
日銀金融政策決定会合、米中貿易摩擦懸念が再燃した事で上下荒い展開でした。
今週は、9日から始まる日米新通商評議が注目となります。
ここで自動車に対する追加関税問題が議題になる可能性がありますので、それを見極めたいという動きが出てきます。
また、週末はオプションSQですので、先物主導での意図的な仕掛け的な動きが出てくる可能性があります。
そういう意味では、値動き荒い展開も予想されますので今週は注意を必要とする週になります。
テクニカルからでは、8月2日には3連続陽線を予想して22900円は抜けていくと見ておりましたが、米中貿易摩擦懸念から2日に陰線を形成しております。
23000円を抜けていくにはもう少し時間がかかる可能性があります。
◆スケジュ―ル
6(月)
《決算発表》
ソフトバンクG、大成建、SUBARU、ユニチャーム、東洋紡、東レ、住友ベ、グローリー、東センチュリー、プリマハム、古河機、JAM、マルハニチロ、五洋建、高砂熱、ワールドHD、サントリーBF、楽天、アース製薬、ニチアス、日製鋼、三浦工、ヤマシンフィルタ、DACHD、ワコム、パイオニア、オプテックスG、ホトニクス、太陽誘電、西日本FH、第一興商、Uアローズ、オカムラ、千葉銀、紀陽銀行、興銀リース、名鉄、JR九州、スズケン
【海外】
◆全体指標
[ダウ] 25462.58USD (+136.42)
[ナスダック]7812.01ポイント(+9.33)
[シカゴ先物]22555(ドル建て)、22555(円建て)
◆NY市場分析
先週末のNY市場は大幅反発。
注目の米国雇用統計は市場予想を下回る結果となり、利上げ加速懸念が後退した事や、好調な米国企業決算への期待などから反発という動き。
さて今週ですが、米国企業決算は高級ホテルのマリオット・インターナショナル(6日)
、エンターテイメントのウォルト・ディズニー(7日)、写真共有アプリを手掛けるスナップチャット(7日)、薬剤給付管理会社のCVSヘルス(8日)、口コミサイトのイェルプ(8日)、メディアの21世紀フォックス(8日)、ストリーミング端末のロク(8日)、クラウドストレージのドロップボックス(9日)などの発表が予定されています。
マクロ経済指標としては、6月卸売在庫(9日)、7月生産者物価指数(9日)、7月消費者物価指数(10日)などの発表が予定されています。
米国市場に関しては、11月の下院議員選挙までは大きく崩れることはないという考えは継続です。
◆海外市場スケジュール
6(月)
《米決算発表》
ジェイコブズ・エンジニアリング・グループ、マリオット・インターナショナル、ANSYS、モザイク