米EU貿易戦争の今後はいかに!?

現在、米国は中国と貿易戦争を繰り広げているが、米国はEUとも貿易戦争を行っています。

米国は鉄鋼・アルミに関税をかけており、自動車関税導入も考えています。

EUは以前まで、この関税に関しての取り下げ・撤回をしないと交渉には応じないと言っていました。

EU代表はG20(20カ国・地域 財務相・中央銀行総裁会議)で「前提条件は有益になり得ないため、(関税取り下げは)前提条件ではない。ただ強い希望ではある」と言っています。

つまり、前提条件を出し、それに応じて初めて交渉開始だと、良い交渉が出来ないので、前提条件は出さないと言っています。

この温厚な対応により米国も関税を抑えることになれば、自動車株や鉄鋼株上昇にも期待が持てます。

参考記事はこちら
https://jp.reuters.com/article/g20-argentina-eu-idJPKBN1KD07A
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米中通貨戦争 拡大すれば他国へも影響

トランプ米大統領は7月20日ツイッターで、通貨と金利を不当に低い水準に操作してきたと中国、欧州連合(EU)を批判しました。

これにより人民元安となり、1年ぶりに1ドル6.8元を超えました。

より人民元安になり、継続すればあらゆる影響が想定できます。

その中の一つとして、中国は経済安定のために輸出を拡大します(為替益獲得のため)。中国製品は安価なためデフレ商品が世界に広まることになり、世界的なデフレ状態にもなりかねません。

デフレになれば商品価格が下がり、企業の収益も減ります。

つまり、株価が下落する企業が増えるということになります。

今後の通貨動向には目を配る必要があります。

参考記事はこちら
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-21/PC6YC86KLVR401
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2018年7月23日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
先週の日経は上昇。

先物主導での展開でしたが、23000円に接近すると上値が重たくなっていたところに、週末は人民元安を理由に先物売りが入りました。

日本市場は国内企業決算発表本格化を前にして様子見姿勢が多い投資家の中、先物主導の動きを強めています。

テクニカルからでは23000円は抜けていくと見ておりますが、今週は世界のマーケットに影響を与えそうな大きなイベントがあります。

25日のユンケル欧州委員長とトランプ米大統領のホワイトハウスでの会談です。

ここで、自動車関税に関して話し合いがされますが、話が決裂となればマーケットは売られる動きになると思います。

国内は今週から企業決算が本格化してきます。

国内の輸出企業は現在の為替水準を考えると良い決算を出してくる可能性が高いのですが、やはりそれよりも米欧の自動車関税問題があるためにやはりなかなか買いにくいと思われます。

◆スケジュ―ル
23(月)
《決算発表》
KOA、SPK、ゴールドクレ、ナガワ、コーエーテクモ、日立化成、KIMOTO

【海外】
◆全体指標
[ダウ] 25058.12USD (-6.38)
[ナスダック]7820.20ポイント(-5.10)
[シカゴ先物]22565(ドル建て)、22535(円建て)

◆NY市場分析
先週末のNY市場は小幅続落。

トランプ大統領が5000億ドルの中国からの輸入品すべてに関税を課す準備をしていると表明した事で続落という動き。

ただし、マイクロソフトやハネウェル・インターナショナルなど米国主力企業が市場予想を上回る決算を発表した事で下値は限定で小幅な下落。

さて今週ですが、引き続き米国主要企業決算、マクロ経済指標が注目となります。

決算としては、
・検索大手のアルファベット(23日)
・オートバイメーカーのハーレー・ダビッドソン(24日)
・通信大手のベライゾンやAT&T(24日)
・飲料メーカーのコカコーラ(25日)
・自動車のゼネラル・モーターズやフォード(25日)
・航空機メーカーのボーイング(25日)
・半導体のクアルコム(25日)やインテル(26日)
・製薬のギリアド・サイエンシズ(25日)
・SNSのフェイスブック(25日)
・ケーブルテレビのコムキャスト(26日)
・ファストフードのマクドナルドやチポトレ・メキシカン・グリル(26日)
・ネット小売のアマゾン(26日)
・短文投稿サイトのツイッター(27日)
・エネルギーのシェブロン
・エクソン・モービル(27日)
などの決算発表が控えている。

マクロ経済指標としては、6月中古住宅販売件数(23日)、7月マークイット米国製造業PMI(24日)、6月新築住宅販売件数(25日)、6月耐久財受注(26日)、6月卸売在庫(26日)、4-6月期GDP速報値(27日)

などの発表が予定されています。

重要イベントとしては、25日に開催されるEU首脳会談での自動車・自動車部品に対する関税導入に関する交渉が最大の注目になります。

テクニカルからでは、米国市場は中間選挙までは大きく崩れることはないと見ております。

2018年7月20日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
昨日の日経は小幅反落。

NY市場の上昇を好感して買い先行のスタートになりましたが、22900円から上を買う投資家がいないという状況で22900抜け狙いの目先筋の買い方が投げたというのが本当のところだと思います。

全体的な感じとしては買い疲れが出ていたように思います。

市場参加者がこれからサマーバカンス入りの可能性ありなので買いが続かない感じでしょうか…

23000円手前で調整しての動きはテクニカルからでは底固めで良い動きだと考えます。

夏の相場の下げたタイミングで年末相場で売るのがあり。

今後、何度かの調整がまだ有ると思いますがさらに下げていく場合には押し目買いが良いのではと…

◆スケジュ―ル
20(金)
6月消費者物価指数(8:30)
5月全産業活動指数(13:30)
《決算発表》
ゲンキードラ、ベクター、アジュバン、東製鉄、日鋳造、アルインコ、エンプラス、モーニングスタ

【海外】
◆全体指標
[ダウ] 25064.50USD (-134.79)
[ナスダック]7825.30ポイント(-29.15)
[シカゴ先物]・22730(ドル建て)、22705(円建て)

◆NY市場分析
NYですが、トランプ米大統領が、来週EUのユンケル欧州委員長などと会談を前にして、

自動車の交易条件の改善に向けた交渉が進まなければ「大規模な報復」も辞さないとの強硬姿勢を示した事に対して、

EUで通商政策を担当するマルストローム欧州委員が、米が自動車・同部品への関税を発動した場合、

報復関税の「準備をしている」と表明した事などから米欧貿易摩擦懸念が再燃した事や、トラベラーズやアメリカンエクスプレスが市場予想を下回る決算を発表した事も相場の重石になりました。

ロシア大統領との会談で成果上げれずで、再び貿易問題をちらつかせてきた感があるトランプ大統領というところでしょうか?

◆海外市場スケジュール
20(金)
6月消費者物価指数(8:30)
5月全産業活動指数(13:30)
《決算発表》
ゲンキードラ、ベクター、アジュバン、東製鉄、日鋳造、アルインコ、エンプラス、モーニングスタ

スペシャル講師 ミアンサミ氏

プロフィール
17歳から投資を始め、21歳から金融業界に入り、
25歳で6000億の資金を運用し、28歳で太陽光事業を起業をし、30歳で破産寸前になり、
32歳で不動産事業を始め、35歳で飲食事業をスタートし、37歳で今までの金融の知識(ファイナンシャルリテラシー)の
向上活動を始める。

【主な資格】
■ 証券外務員一種、二種
■ 内部管理責任者
■ アソシエイト ファイナンシャルプランナー
■ 宅地建物取引士
■ 賃貸不動産経営管理士
■不動産証券化マスター
■NLPプロフェッショナルコーチ

ファイナンシャルリテラシーという言葉をご存知ですか?
ファイナンシャルリテラシーとは「お金の知識」のことを指します。
お金を正しく理解し、使い、守り、殖やす。
そういう知識全般を総称してファイナンシャルリテラシーと呼びます。
学校も、大学も、会社も、社会全体もお金の正しい知識を教えてくれません。
私のミッションは世界のファイナンシャルリテラシーを向上することです。
特に日本は先進国の中でもファイナンシャルリテラシーが極めて低い国。
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ファイナンシャルリテラシーが全体的に高くなれば日本も豊かになっていきます。

■著書のご紹介

米マスターカード仮想通貨での支払い時間短縮へ特許申請

米国の大手クレジット会社であるマスターカードは、法定通貨と仮想通貨をリンクさせることにより、トランザクション(取引)にかかる時間を短縮することが出来る可能性があると特許を申請しました。

ブロックチェーンベースのトランザクションは時間がかかってしまい、多くの小売業者などは仮想通貨を取り入れるのを躊躇していました。

このマスターカードの試みが成功すれば、多くの企業が仮想通貨を取り入れることに期待が持たれます。

仮想通貨価格が上昇する一つのきっかけになりそうですね。

参考記事はこちら
https://minkabu.jp/news/2160076
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7月特別情報A 第6弾

⭐システムサポート⭐
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公募価格1750円又は成り行き(なりゆき)

100株〜2000株まで申込可能。
※前金無しの証券会社は各証券は複数株数申込むと良いです。

※最初IPOの申込仕方が重要になります。
最近参加された方や初めて申込される方は、エージェント様もしくは事務局に一度申込みのアドバイスを受けてからお申込み下さい。

■申込み期間 7/18(水)〜7/24(火)
※申込スタートした3日以内に申し込む方が当選確率が高いです。
締切ギリギリだと当選枠が無い場合もありますのでお気をつけ下さい。

■上場日:8/2

■公募株式数株 747,500株( 7,475口)

■証券会社名

主幹事:
大和 6,175口

幹事
野村 195口
今村 65口
SBI 65口

事業内容:IT(情報技術)システム開発、データベース(Oracle)やクラウド(AWS/Azure)の移行・基盤構築、ERP(SAP)の導入・運用保守、データセンター運営、自社パッケージソフトの開発・販売

お盆前の銘柄なので評価以上に上がる期待大なので大和、野村には申込していきましょう。
野村はネット申込ダブルでいきましょう。

※証券口座リストを出されていない方は、ご提出下さいますよう宜しくお願い致します。
証券口座リストを提出されていない方へのサポートをできない場合がありますので、宜しくお願い致します。

米グーグルに43億ユーロ(約5650億円)制裁金

EUは米グーグルに対し、43億ユーロ(約5650億円)の制裁金を科すと発表しました。

理由としては携帯端末向けソフト(OS)「アンドロイド」による市場で、競争法違反(日本でいう独占禁止法)に当たるものです。

EUが単独企業に科す制裁金では過去最高額であるが、グーグルにとってたったの16日分の売上高にしかなりません。

持ち株会社であるアルファベット社の株価に多少の下落はあったものの、ほぼ影響がありませんでした。

米国の大手企業の安定感は魅力的です。

参考記事はこちら
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-18/PC1YUC6JIJUR01
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2018年7月19日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
昨日の日経は続伸。

NY市場の上昇と為替市場での113円台円安を好感した一日でした。

動き的には23000円にタッチしていくのではないか?と見ておりましたが、直近2回ともに23000円で跳ね返された事もあり、23000円接近で様子見姿勢が強まったのではないかと思います。

しかし、お伝えしているように22690円を抜けてきているためにテクニカルからでは23000円に向けた動きです。

「3度目の正直」というのがあるように今回は抜けていく可能性が高いのではないか?と見ております。

抜けていけば上に大きく幅が出てくる相場となると思います。

◆スケジュ―ル
19(木)
6月貿易統計(8:50)
《決算発表》
光世証、植松商、DNAチップ

【海外】
◆全体指標
[ダウ] 25199.29USD (+79.40)
[ナスダック]7854.44ポイント(-0.67)
[シカゴ先物]22875(ドル建て)、22855(円建て)

◆NY市場分析
NYですが、モルガン・スタンレーを筆頭に米国主要企業決算が好調なものが続いた事で続伸という動き。

個人的には25000ドルでもみ合いを予想してましたが強いですね。

やはり米国中間選挙までは強いという事でしょう。

◆海外市場スケジュール
19(木)
米7月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(21:30)
米6月景気先行指数(23:00)
《米決算発表》
マイクロソフト、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、PPGインダストリーズ、BB&T、フィリップモリス、トラベラーズ、インテュイティヴ・サージカル、ニューコア、ユニオン・パシフィック

◆注目の個別銘柄
カーバイド(4064)・・・テクニカルリバウンド期待。
上値ポイントは2090円。

日欧EPA調印 市場に期待

7月17日、日本と欧州連合(EU)は経済連携協定(EPA)に署名しました。

人口6億人、世界の国内総生産(GDP)3割を占める巨大市場が誕生します。

日本・EU間での関税が撤廃される流れであり、日本側が約94%、EU側が約99%関税撤廃される。

加えて、欧州向けの乗用車輸出は現行10%の関税が8年目に撤廃され、自動車部品は貿易額の92・1%が即時撤廃される。

自動車関連の株価上昇が見込めます。

参考記事はこちら
https://jp.reuters.com/article/japan-eu-epa-idJPKBN1K715R
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