2019年3月6日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1726円28銭(-95円76銭)

◆市場分析
日経平均は3日ぶり反落。

朝方は、前日の米国株安を受け、
売りが先行。

前日の大幅続伸の反動もあり、
利益確定売りが多く出ました。

円伸び悩みなどもあって
急速に下げ幅を縮小する場面もありましたが、

株価指数先物売りを交えて再度軟化し、
一時2万1659円04銭まで下押しています。

後場は、日銀のETF買い期待が
支えとなったものの、
買い進む動きには発展しませんでした。

日経平均株価は前営業日比95円76銭安の
2万1726円28銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は663、
値下がり銘柄数は1382、
変わらずは87でした。

前週末に発表された米サプライ管理協会の
製造業景況指数が事前予想を下回るなど、
独り勝ちとされていた米国経済にも陰りが出ており、

期待先行の株高には
「行き過ぎだ」との声も出ていた模様です。

日経平均は年初から2000円超上昇と、
昨年10月から12月にかけての下落幅の
ほぼ半分を取り戻しています。

「達成感も出やすかった」との意見もあり、
しばらくは利益確定売りが出やすい状況が
続くとみられています。

◆国内の主なスケジュール
《決算発表》
アスカネット、ラクーンHD、アイル

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25806.63USD (-13.02)
[ナスダック] 7576.36ポイント(-1.21)
[シカゴ先物] 21690 (ドル建て)、21685 (円建て)

◆NY市場分析
5日のニューヨーク株式相場は、米中貿易協議の行方に注目が集まる中で様子見ムードが広がり、小幅続落した。

優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比13.02ドル安の2万5806.63ドルで終了。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は1.21ポイント安の7576.36で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億3492万株減の9億0616万株。

株価は前日の終値を挟み、終日小動きで推移した。

ポンペオ米国務長官は米テレビ局のインタビューで、対中貿易協議について「トランプ大統領は(内容が)完璧でなければ合意しない」と発言。同時に、合意に向けた取り組みを米政府が進めるとも強調した。

このため、投資家の間では米中貿易交渉の行方をめぐり期待と不安が交錯した。

中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)が今年の経済成長率目標を2年ぶりに引き下げて6.0~6.5%に設定したことも、相場の重しとなった。

一方、寄り付き前に発表された小売り大手ターゲットとコールズの2018年11月~9年1月期決算が市場予想を上回る内容だったことから、小売り関連銘柄の大半が上昇。

また、午前中に発表された昨年12月の新築一戸建て住宅販売件数と、米サプライ管理協会(ISM)発表の2月の米非製造業景況指数(NMI)がいずれも前月、市場予想を上回る好調な内容となり、これらの経済指標が株価の押し上げに幾分寄与した。

市場では「好悪材料が入り交じり、効果を打ち消し合った」(日系証券)との声が聞かれた。

個別銘柄(暫定値)では、ゼネラル・エレクトリック(GE)が4.7%安。同社は電力部門の不振が重しとなり、2019年度のフリーキャッシュフローがマイナスになると明らかにした。

このほか、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが2.1%安、スリーエムが1.5%安、ダウデュポンが1.1%安。

一方、コールズが4.9%高、ターゲットが4.6%高、フェイスブックとユナイテッド・ヘルスグループがともに2.3%高。

◆海外市場スケジュール
米2月ADP雇用統計(22:15)
米12月貿易収支(22:30)
ベージュブック

○今週注目ポイント
米雇用統計
メジャーSQ
米12月貿易収支
ECB理事会
中国2月貿易収支
通商問題

2019年3月7日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1596円81銭(-129円47銭)

◆市場分析
日経平均は続落。

前場では寄った後も継続的な売りが出て、
下値模索が続きました。

後場に入ると売り圧力は和らいだものの、
商い自体が手控えられる中、
マイナス圏での小幅な値動き。

引けにかけては値を戻す動きも見られたが、
プラスには落ち着かず取引を終えました。

後場は、日銀のETF買い期待が
支えとなったものの、
買い進む動きには発展しませんでした。

日経平均株価は前営業日比129円47銭安の
2万1596円81銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は737、
値下がり銘柄数は1291、
変わらずは105でした。

連日のさえない相場に、市場関係者は
「天井感が意識されやすくなる」と指摘。

背景には米中交渉の先行きを警戒する
雰囲気が再び高まったものと見られており、
本日は終日軟調な値動きでした。

6日は東証1部の売買代金が2兆円を下回り、
投資意欲の冷え込みは明らかであるため、
注意が必要でしょう。

◆国内の主なスケジュール
2月都心オフィス空室率(11:00)
1月景気動向指数(14:00)
30年国債入札
《決算発表》
積水ハウス、日ビュホテル、アイモバイル、不二電機、アルチザ、トップカルチャ

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25673.46USD (-133.17)
[ナスダック] 7505.92ポイント(-70.44)
[シカゴ先物] 21535 (ドル建て)、21545(円建て)

◆NY市場分析
6日のニューヨーク株式相場は、世界的な景気減速への懸念が重しとなり、3日続落した。

優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比133.17ドル安の2万5673.46ドルで終了。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は70.44ポイント安の7505.92で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2745万株増の9億3361万株。

経済協力開発機構(OECD)は6日公表した最新の世界経済見通しで、2019年の世界全体の成長率が3.3%にとどまると予想。

英国の欧州連合(EU)離脱などの政治不安が経済的なリスクになり得ると指摘し、昨年11月の前回予想を0.2ポイント下方修正した。

こうした見通しを受けて市場では世界的な景気減速への懸念が広がり、エネルギーや資本財など幅広い銘柄に売りが出た。

また、米中貿易協議に関する新たな手掛かり材料に欠ける中、当面の利益を確定する売りも出やすかった。

米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が朝方発表した2月の全米雇用報告は市場予想を下回ったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が午後に発表した全国12地区の連銀景況報告(ベージュブック)も景気の緩やかな鈍化を示唆する内容となり、株式市場の地合いを重くした。

個別銘柄(暫定値)では、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが3.6%安とダウの下げを主導。

ファイザーが2.4%安、キャタピラーが1.7%安、インテルが1.4%安で続いた。

ボーイングとエクソンモービルもそれぞれ1.3%安と1.1%安。半面、ダウデュポンは1.5%高、ウォルト・ディズニーは0.8%高、シスコシステムズは0.7%高と買われた。

◆海外市場スケジュール
ECB理事会(ドラギ総裁記者会見)
米1月消費者信用残高(3/8 5:00)

○今週注目ポイント
米雇用統計
メジャーSQ
ECB理事会
中国2月貿易収支
通商問題
為替レート

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2019年3月5日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1822円04銭(+219円35銭)

◆市場分析
日経平均は続伸。

朝方は、買い優勢で始まり、
米中貿易協議の進展期待が高まったことを受け、
前週末1日の米国株式が上昇。

円安・ドル高基調も支えとなり、
広範囲に物色されました。

後場の早い時間帯には
2万1860円39銭まで上昇し、

その後は一服商状ながら、
大引けにかけて高値圏で推移しました。

日経平均株価は前営業日比219円35銭高の
2万1822円04銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1481、
値下がり銘柄数は579、
変わらずは72でした。

米メディアの報道を受け、
米中貿易協議が合意に
近づいているとの期待が広がり、

中国関連株とされる
電気機器、機械株が買われました。

円安が進み、出遅れ感のある
大型株も買い戻されています。

「リスク回避姿勢が和らいだ」との声や、
自動車株が総じて軟調だったことから、

日米の新たな貿易交渉が控えていることを、
投資家が意識していると見られています。

◆国内の主なスケジュール
10年国債入札
《決算発表》
くらコーポ、ザッパラス、フジコーポ、アインHD

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25819.65USD (-206.67)
[ナスダック] 7577.57ポイント(-17.79)
[シカゴ先物] 21685 (ドル建て)、21685 (円建て)

◆NY市場分析
週明け4日のニューヨーク株式相場は、軟調な米経済指標をきっかけに利益確定の売りが出て反落した。

優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比206.67ドル安の2万5819.65ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同17.78ポイント安の7577.57で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比3105万株増の10億4109万株。

4日の米株式市場は買い優勢でスタート。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は3日、米中両国が貿易協議で合意に至れば、互いの輸入品に昨年発動した制裁・報復関税の一部撤回を検討していると報道。

さらに最終合意を目指す首脳会談は今月27日前後に米国内で開催する方向で調整中と伝えた。

米中協議の早期合意への期待から、ダウは取引序盤に130ドル近く上昇した。

ただ、3日午前中に発表された昨年12月の建設支出が前月比0.6%減と、市場予想(ロイター通信調べ)の0.2%増に反して大幅に悪化。

米経済の先行き懸念から一転して売りが広がり、ダウは一気に上げ幅を縮小。

マイナス圏に沈むと一時410ドル余りも下落した。

直近に発表された米経済指標は、強弱入り交じる結果が続いている。

昨年10~12月期実質GDP(国内総生産)は前期比2.6%増と市場予想を上回る一方、2月製造業景況指数は大きく落ち込んだ。

米中貿易協議の進展期待を織り込みながらダウは2万6000ドル台を回復し、達成感が強まっていただけに「普段は注目度の低い建設支出の悪化が、投資家の利益確定売りのきっかけをつくった」(準大手証券)と指摘されていた。

個別銘柄(暫定値)では、ボーイングが1.8%安、スリーエムが0.3%安。

アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)とマイクロン・テクノロジーが1.3%安、AT&Tが2.7%安。

一方、フェイスブックが3.1%高、アマゾン・ドット・コムが1.5%高、アップルが0.5%高

◆海外市場スケジュール
米2月ISM非製造業景況指数(3/6 0:00)
米12月新築住宅販売(3/6 0:00)
米1月財政収支(3/6 4:00)

○今週注目ポイント
米雇用統計
メジャーSQ
米12月貿易収支
ECB理事会
中国2月貿易収支
通商問題
為替レート

2019年3月4日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1602円69銭(+217円53銭)

◆市場分析
日経平均は大幅反発。

朝方は、買い優勢で始まり、
いったん伸び悩む場面もありましたが、
後場の早い段階に一時2万1641円58銭まで上昇。

その後は一服商状となりつつも、
大引けにかけて高値圏を保った。

日経平均株価は前営業日比217円53銭高の
2万1602円69銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1180、
値下がり銘柄数は859、
変わらずは91でした。

終値として昨年12月中旬以来、
ほぼ2カ月半ぶりの高値水準となりました。

物別れに終わった米朝首脳会談は
「経済への影響はない」(銀行系証券)として、
市場の反応は限定的。

一方、米中通商協議の期限延長が正式に発表され、
貿易問題での緊張緩和が買い戻しを誘発。

とはいえ、売買代金を見る限り、
市場エネルギーの回復は確認できません。

日経平均の重要な節目となる2万1700円近辺で
控えている売りを吸収するには
新たな好材料が必要でしょう。

◆国内の主なスケジュール
2月マネタリーベース(8:50)
《決算発表》
DyDo、ティーライフ、ゼネパッカー、エイケン工業、タカショー、ピープル、ピジョン、泉州電

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 26026.32USD (+110.32)
[ナスダック] 7595.35ポイント(+62.82)
[シカゴ先物] 21760 (ドル建て)、21755 (円建て)

◆NY市場分析
週末1日のニューヨーク株式相場は、米中貿易協議の早期合意への期待から4日ぶりに反発した。

優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比110.32ドル高の2万6026.32ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同62.82ポイント高の7595.35で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3億0507万株減の10億1004万株。

1日の中国株式市場では上海総合指数が大幅上昇。

株価指数算出会社の米MSCIが前日、新興国株指数に採用している中国本土株の組み入れ比率の引き上げを発表したことが支援材料となった。

欧州株も軒並み上昇し、海外株高の流れを引き継ぐ形で、ダウは取引序盤に220ドル余り上昇した。

米中協議の進展への期待感も支えになった。トランプ米政権は2月28日、3月1日に設定された貿易協議の期限を延長すると正式発表。

同月2日に予定していた対中制裁関税の引き上げは先送りされた。

米ブルームバーグ通信は、米中首脳会談が早ければ3月半ばにも開催される見通しと報じた。

ただ、午前中に発表された米サプライ管理協会(ISM)の2月製造業景況指数が16年11月以来、2年3カ月ぶりの低水準に落ち込み、ダウは上げ幅を急速に消す場面もあった。

ダウは2万6000ドル台を回復し、昨年10月3日に付けた史上最高値(2万6828.39ドル)に近づいてきた。

ただ、市場では「1~3月期の米主要500社の純利益は前年同期比マイナスが予想されており、夏場まではもみ合い商状が続く」(大手証券)との声が聞かれた。

個別銘柄(暫定値)では、アマゾン・ドット・コムが2.0%高、アップルが1.1%高。

シェブロンが2.0%高、エクソンモービルが1.2%高。

ギャップが16.2%高だった。一方、メーシーズが1.2%安、ウォルマートが1.1%安。

◆海外市場スケジュール
米12月建設支出(3/5 0:00)

○今週注目ポイント
米雇用統計
メジャーSQ
米12月貿易収支
ECB理事会
中国2月貿易収支
通商問題
為替レート

2019年2月28日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1556円51銭(+107円12銭)

◆市場分析
日経平均は反発。

朝方は、個人投資家が主体とみられる
内需銘柄を中心とした押し目買いと
買い戻しが優勢で、買いが先行しました。

上値では買いが細って、2万1500円台で
頭打ちとなり、前日の高値を上回る場面はなく、

大引けにかけて、
上値の重い展開が続きました。

日経平均株価は前営業日比107円12銭高の
2万1556円51銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1153、
値下がり銘柄数は893、
変わらずは83でした。

米国と中国の貿易交渉進展に対する期待感と
FRBのパウエル議長発言を受けた
当面の利上げ見送り観測、

中国・上海などアジア株式市場の堅調なども、
東京市場の株高材料となりました。

「午後になって株価指数先物に
まとまった買いが入ったことも
市場参加者に安心感を与えた」
との声が聞かれました。

前日高値が上値を抑える形となっております。

このまま相場が下落方向へ転換するか、
高値を更新するか、慎重に観察を続けましょう。

◆国内の主なスケジュール
1月商業動態統計(8:50)
1月鉱工業生産(8:50)
1月住宅着工統計(14:00)
2年国債入札
《決算発表》
エイチ・アイエス、パーク24、東和フード、大和コン、はてな、共和工業、ラオックス

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25985.16USD (-72.82)
[ナスダック] 7554.51ポイント(+5.21)
[シカゴ先物] 21565 (ドル建て)、215650(円建て)

◆NY市場分析
27日のニューヨーク株式相場は、米中貿易協議に対する楽観的な見方が後退する中、続落した。

優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比72.82ドル安の2万5985.16ドルで終了。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は5.21ポイント高の7554.51で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3228万株減の8億7468万株。

米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表はこの日、下院歳入委員会の公聴会に出席し、中国との貿易協議について、合意に至るまでには「やるべきことがまだ多くある」などと発言。市場では両国が近く合意に達するとの楽観的なムードが後退し、ダウは午前中に一時180ドル安まで下げた。

インドとパキスタンの軍事的緊張や、ベトナムの首都ハノイで始まった米朝首脳会談なども投資家の地政学的リスクへの警戒感を高め、株価の圧迫要因となった。

一方、良好な決算をはやして家電量販大手ベスト・バイやホームセンター大手ロウズなどの銘柄が買われたほか、原油相場の上昇を受けてエクソンモービルなどのエネルギー株も値を上げ、相場全体の下値を支えた。

個別銘柄(暫定値)では、ユナイテッドヘルス・グループが4.9%安とダウの下げを主導。

ホーム・デポは2.5%安、ダウデュポンは1.4%安、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は0.9%安だった。

半面、ベスト・バイは14.1%高と急伸。ロウズも2.5%高と買われた。

ボーイングは2.0%高、キャタピラーは1.2%高、エクソンは1.0%高だった

◆海外市場スケジュール
中国2月製造業PMI(10:00)
米10-12月期GDP速報値(22:30)
米2月シカゴ購買部協会指数(23:45)
米朝首脳会談(~2/28 ベトナム・ハノイ)
世界最大級のモバイル展示会「モバイル・ワールド・コングレス2019」(バルセロナ、~2/28)

○今週注目ポイント
通商問題(米中貿易戦争、米朝首脳会談)
パウエル議長証言
英国EU離脱問題
モバイル・ワールド・コングレス2019
為替レート

2019年3月1日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1385円16銭(-171円35銭)

◆市場分析
日経平均は反落。

寄り付き後と午前10時前に
株価指数先物にまとまった
売りが出たことで、

下値を試す場面も見られましたが、
押し目を拾う動きから
下げ渋る展開となりました。

午後に入り、こう着感が強まる状況が
継続したものの、後に下げ幅を拡大。

時間外取引での米株式先物や、
中国・上海総合指数が下げ幅を拡大したことも
重しとなった模様です。

日経平均株価は前営業日比171円35銭安の
2万1385円16銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は702、
値下がり銘柄数は1337、
変わらずは91でした。

米通商代表部のライトハイザー代表が
27日の議会証言で、米中貿易協議について
「多くの課題が残っている」と発言したことから、

大手証券は
「協議に対する楽観ムードが後退した」
と述べています。

加えて、一段と上昇するには、
新たな材料が必要との声も挙がっています。

株高の勢いにやや陰りが見られているため、
慎重に観察をする必要があるでしょう。

◆国内の主なスケジュール
1月有効求人倍率(8:30)
1月完全失業率(8:30)
2月都区部消費者物価指数(8:30)
10-12月期法人企業統計(8:50)
2月新車販売台数(14:00)
2月軽自動車新車販売台数(14:00)
《決算発表》
伊藤園、ロックフィール、アイ・ケイ・ケイ、ナトコ、ダイサン、巴工業、ハイレックス、内田洋

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25916USD (-69.16)
[ナスダック] 7532.53ポイント(-21.98)
[シカゴ先物] 21490 (ドル建て)、21490 (円建て)

◆NY市場分析
28日のニューヨーク株式相場は、不調に終わった米朝首脳会談などが重しとなり、小幅に続落した。

優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比69.16ドル安の2万5916.00ドルで終了。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は21.98ポイント安の7532.53で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4億4043万株増の13億1511万株。

ベトナムの首都ハノイで開かれた米朝首脳会談はこの日、2日間の日程を終えたが、北朝鮮の非核化で合意に至らず、文書の署名は見送られた。

これが幾分重しとなり、株価は寄り付きから軟調に推移。

北朝鮮の「後ろ盾」を自認する中国との貿易交渉の行方にも注目が集まる中、市場では若干様子見の姿勢が広がっていた。

米中通商交渉をめぐっては、投資家の間で依然として期待と不安が入り交じっている。

一方、米商務省が朝方発表した2018年10~12月期の実質GDP(国内総生産)は前期比2.6%増と、市場予想の2.3%増(ロイター通信調べ)を上回った。

2月のシカゴ景況指数も市場予想を上回り、1年2カ月ぶりの高水準となったことから、株価の下値は限られた。

市場からは「米金利やドル相場、原油相場の上昇がやや株価のプレッシャーになっているものの、現時点で米国株を売るほどの材料がない」(大手証券)との指摘が聞かれた。

業種別では素材、エネルギー、一般消費財が下落した一方、生活必需品や公益事業が上伸した。

個別銘柄(暫定値)では、前日発表した決算内容が市場予想を下回ったヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)が17.3%と大幅安。

このほか、ゼネラル・エレクトリック(GE)が4.5%安、ユナイテッドヘルス・グループが3.2%安、ダウデュポンが2.7%安、キャタピラーが1.6%安。

一方、ボーイングが1.1%高、ウォルマートとファイザーがいずれも1.0%高、コカ・コーラが0.9%高。

◆海外市場スケジュール
米中貿易協議期限
米債務上限の適用停止期限
米1月個人所得(22:30)
米1月個人支出(22:30)
米12月個人所得(22:30)
米12月個人支出(22:30)
米2月ISM製造業景気指数(3/2 0:00)

○今週注目ポイント
通商問題(米中貿易戦争、米朝首脳会談)
英国EU離脱問題
為替レート